ロディックの頑張りが生んだ、ファンの記憶に残る名勝負 (1/2)
ウィンブルドン選手権第13日 男子シングルス決勝
男子シングルスを制したのは、ロジャー・フェデラー(スイス)。ウィンブルドンでは2年ぶり、通算6度目の栄冠だった。通算15個目のグランドスラムタイトルは、ピート・サンプラス(米国)を抜き、史上最多となった。また、この決勝の総ゲーム数「77」は、昨年、ラファエル・ナダル(スペイン)とフェデラーが戦った62ゲームを抜いて、ウィンブルドンの男子シングルス決勝での最多記録となった。
■テニスファンの心に深く刻まれる試合
しかしこれは、記録よりもテニスファンの心に深く刻まれる試合だった。最終セットはアドバンテージセット(タイブレークを行わず、2ゲーム差がつくまで行う)を採用するウィンブルドン。スコアボードには「11」とか「12」とか、めったに見ることのない数字が映し出された。この第5セットは、人間の集中力の限界に挑戦するような戦いだった。両選手とも一歩も引かなかった。試合開始から3時間を超え、さらに4時間を超えても、プレーの質は尻上がりに良くなっていった。
特にアンディ・ロディック(米国)が素晴らしかった。試合開始から第5セット第30ゲームが始まるまで、一度もサービスブレークを許さなかった。以前の彼のように力任せにサーブを打ち込んでいたのではない。ファーストサーブはセンターを中心に、セカンドサーブはフェデラーのボディ(体の正面)を中心に攻め、自由にリターンを打たせなかった。ただ、7本のブレークポイントのうち6本までは逃れたロディックだったが、最後の7本目でつかまった。
・WOWOW TENNIS ONLINE(ウィンブルドン特集) (2009/7/6)
・WOWOW テニス グランドスラム4大会まるかじり!(公式ブログ) (2009/7/6)
・【4大大会】ウィンブルドン選手権 (2009/7/6)





