大会第9日、スキージャンプは個人ラージヒルが行われた。日本からは、岡部孝信、葛西紀明、伊東大貴、一戸剛の4選手が出場。1回目、岡部が125メートルのジャンプで8位につけると、一戸も122.5メートルのジャンプで16位。しかし、葛西は悪条件もあって伸びず21位。伊東は42位で、2本目に進めなかった。2回目、葛西は128.5メートルの本来のジャンプで12位まで順位を上げると、岡部も128.5メートルを飛び、8位となった。一戸剛は2回目に失速して25位。メダルには手が届かなかったが、日本勢は復調を感じさせるジャンプで、団体戦に期待を持たせた。優勝は2回目に140メートルの大ジャンプを見せたトーマス・モルゲンシュテルン(オーストリア)。2位にもオーストリアのアンドレアス・コフラーが入った。3位はラーシュ・ビステル(ノルウェー)で、ノーマルヒルの金に続いてのメダルを獲得した。 スピードスケートは男子1000m。日本勢では今井裕介の20位が最高だった。スタートで失敗した中嶋敬春は27位。牛山貴広は28位、長島圭一郎は32位に沈んだ。優勝は世界記録保持者のシャニー・デービス(米国)。2位には、500mを制した同じく米国のジョーイ・チークが入った。3位はオランダのエルベン・ベンネマルス。 この日、光ったのはカーリング日本女子の健闘。前回銅メダルのカナダ、世界選手権覇者スウェーデンという、強豪との2戦となったが、まずはカナダをスキップ小野寺歩の活躍などで、5-2で撃破。続くスウェーデンとの対戦でも、一歩も引かない好ゲームを展開したが、延長11回の末、7-8で惜しくも敗れた。日本はこれで2勝4敗となり、残り3戦に準決勝進出をかける。 ショートトラックは女子1500mと男子1000mを実施。女子1500mに出場した神野由佳は予選を3組3位で突破したが、準決勝では接触による転倒で1組4位に終わり、決勝進出はならなかった。しかし、8-13位決定戦では2位に入り、決勝で2人が失格となったため、入賞を果たした。3大会連続の五輪となる勅使川原郁恵は、予選2組4位で敗退。男子1000m準々決勝に臨んだ寺尾悟は、3組3位で準決勝に進めなかった。 クロスカントリーの女子リレー(5km×4)に出場した、日本チーム(福田修子、石田正子、横山寿美子、夏見円)は56分57秒8のタイムで12位に終わった。序盤、第1走の福田が快走し首位に立ったが、第2走の石田の転倒が響き10位に後退。団体スプリントに続く入賞を逃した。バイアスロンは男女の追い抜きを行い、女子10kmで築舘郁代が53位、男子12.5kmで井佐英徳が37位、笠原辰己が52位となった。 大会前、出場取り消し問題に揺れたボブスレーの日本代表は、晴れてトリノ五輪の舞台に立った。男子2人乗りの1、2回戦で、清川卓と小林竜一は合計1分54秒29で、26位のスタートを切った。3、4回戦は19日に実施される。 [写真]ラージヒル個人で8位入賞となった岡部【築田純/アフロスポーツ】
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