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デイリープレイバック(2006年2月26日)

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アイスホッケー男子はスウェーデンが優勝 閉会式は花火でフィナーレ
荒川静香

 17日間にわたって熱い戦いが繰り広げられてきたトリノ五輪も、いよいよ最終日。この日は2競技、スキーのクロスカントリー男子50kmフリーとアイスホッケー男子決勝が、大会の最後を締めくくった。

 まず行われたのは、クロスカントリーの最長距離で競われる男子50kmフリー。蛯沢克仁、駒村俊介、成瀬野生の3選手が、日本勢の最終競技者として登場した。しかし、世界の壁は厚く、蛯沢の49位が最高。駒村は59位、成瀬は途中棄権に終わった。優勝は地元イタリアのジョルジョ・ディチェンタ。終盤まで混戦となったが、最後は2位のエフゲニー・デメンティエフ(ロシア)を振り切り、開催国に5つ目の金メダルをもたらした。3位はオーストリアのミハイル・ボトビノフ。

 アイスホッケーの決勝は、スウェーデンとフィンランドの北欧対決となった。2-2の同点で迎えた最終第3ピリオドの開始わずか10秒、スウェーデンが勝ち越しに成功。1次リーグから7連勝と勢いに乗るフィンランドも最後まで猛攻を仕掛けたが、スウェーデンがなんとか守り切り、3-2で3大会ぶりの優勝を飾った。

 すべての競技を終え、終幕を彩る閉会式がスタディオ・オリンピコで行われた。テーマは「謝肉祭」(カーニバル)。世界的に有名なビアレッジョのカーニバルをモチーフに、イタリアらしい芸術性を醸し出すショーが繰り広げられた。まるでフェデリコ・フェリーニ監督の映画から抜け出したような、ノスタルジックな大道芸の数々。異世界に迷い込んだかと錯覚させられる不思議なパレード。開会式の華麗さ壮大さとはまた違った、楽しさを提供する五輪最後の式典となった。

 前半のショーに続いて、この日行われたクロスカントリー男子50kmフリーの表彰式があり、イタリアのディチェンタに金メダルが贈られた。会場にイタリア国家が流れると、約3万人による大合唱が響き渡った。引き続き、大会に参加した80の国と地域の選手団が入場。日本の旗手は、スピードスケートの加藤条治が務めた。主将の岡崎朋美をはじめとする日本選手団は、道化師の赤い鼻を付けるなど、競技中とは打って変わったリラックスムード。フィギュアスケート女子シングルの金メダリスト荒川静香は、金メダルを手に肩車をされて行進し、ひときわ注目を集めていた。

 次回、2010年冬季大会の開催都市であるカナダ・バンクーバーのサム・サリバン市長に五輪旗が引き継がれ、クライマックスへ。トリノの空に燃え続けてきた聖火が、イタリアのアルペンスキー選手イゾルデ・コストナーによって消されると、会場を覆い尽くす花火によって、閉会式はフィナーレを迎えた。

[写真]日本勢唯一のメダリストとなった荒川は肩車をされて閉会式に登場し、金メダルを掲げながら観客の声援に応えた【(C)Getty Images/AFLO】

 
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日本人選手の結果
名前 競技 種目 順位・結果
駒村俊介 クロスカントリー 男子50kmフリー(マススタート)決勝 59位
成瀬野生 クロスカントリー 男子50kmフリー(マススタート)決勝 棄権
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