ジダンは社会奉仕と罰金 頭突き事件でFIFA=差替
【ローマ20日共同】国際サッカー連盟(FIFA)の規律委員会は20日、ワールドカップ(W杯)ドイツ大会決勝でイタリア選手に頭突きをして退場処分となったフランスのジダン選手に、3試合の国際試合出場停止と罰金7500スイスフラン(約70万円)の処分を決めた。スイスのチューリヒで同日、事情聴取を受けた同選手はW杯決勝を最後に引退したため、出場停止処分については3日間の社会奉仕活動に変更した。W杯最優秀選手賞のはく奪はなかった。
イタリアのマテラッツィ選手には、繰り返し侮辱的発言で挑発したとして2試合の出場停止と罰金5000スイスフラン(約50万円)の処分を科した。同選手はアルジェリア系移民2世のジダン選手に人種差別的な発言をしたとも伝えられたが、事情聴取に対して両選手ともこれを否定。FIFAはマテラッツィ選手の具体的な発言内容を一切明らかにしなかった。
ジダン選手は12日にフランスのテレビに出演し、自分の母親と姉を侮辱されたことが原因だったと発言、マテラッツィ選手は宗教や人種に関する発言を否定していた。
FIFAの「懲戒規約」では無礼な身ぶりや発言で人を侮辱した選手は最低2試合、宗教や出自を含む差別的な発言に最低5試合の出場停止と規定している。
(了)
[ 共同通信社 7月21日 1:01 ]
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