【Photo:ユタカ/アフロスポーツ】 9大会連続14回目 |
優勝候補筆頭として臨みながら、まさかのグループリーグ敗退に涙した前回大会から4年。アルゼンチンは、雪辱に燃えている。南米予選の途中で就任したペケルマン監督の元、チームは大きく変ぼうを遂げた。ペケルマンは2002年大会のチームで中心だったベロンに代えて、自身がユース代表監督時代に教え子だったリケルメをチームの中心に据え、攻撃の全権を与えた。リケルメの起用に伴い、速いサイド攻撃が中心だったチームに遅攻による中央突破が加わった。メンバーはほとんどがユース時代にペケルマンの指導を受けた選手であるため、チームの完成度も高い。
だが、弊害もある。それはリケルメへの依存度が高過ぎること。リケルメの調子が上がらないとチームも一緒に沈んでしまうのだ。長い大会を乗り切るためには、アルゼンチンが誇るもう1人の“ファンタジスタ”アイマールや、新鋭のメッシらが、リケルメ不調時のチームをリードできるかどうかが鍵になる。しかしアイマール、メッシともにシーズン終盤で負傷し、コンディションが完ぺきとは言えないだけに、不安は依然として残されたまま。この問題が解決されなければ、前回大会に引き続きまたしても“死のグループ”に入っているだけに、屈辱の歴史が繰り返される可能性もある。
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