■7年前の戦いから、どれだけ日本が変わったのか問われる
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アルゼンチン、オランダが入ったC組を避けられたことを素直に喜んだ川淵三郎キャプテン【 スポーツナビ 】
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――まず今日の結果を受けて一言
川淵 まあまあです。
中山 ソーソー(まあまあ)です。
――まずキャプテンに、ブラジルを含めた3カ国についての印象。それから中山選手には、98年のワールドカップでクロアチアと対戦したことを踏まえて感想を
川淵 まず、すでに3カ国が決まっていて、残りのどこに(日本が)入るかというのは、心理的にも嫌な感じがある。ぱっと見たときに(アルゼンチン、オランダがいる)Cには絶対に入りたくないわけで、そこにセルビア・モンテネグロが入ってくれて「いやあ、よかった」と。あとはそこそこ、まあ「どこがいい」と言ってしまうとそこのグループに悪い気がするので、あまり言えないけれど3つくらいあって、その3つではなかったのだけれど、その次くらいですかね。
ブラジルは確かに前回優勝国ですし、コンフェデレーションズカップで(日本が)いい試合をしたとはいえ、相当力の差はあるから、ここに勝つのはかなり難しいでしょう。しかしオーストラリアとクロアチアとは勝負になると思うので、この2つの試合を何とかものにして、最後は余裕をもってブラジルと戦えればいいかなと思っています。ブラジルだって、アトランタ(五輪)の時と比べれば(日本との)差はそれほどなくなってきているわけです。だから絶対に日本が引き分け以上にはならないとは――そりゃ勝つのは難しいだろうけれど、絶対に勝てない相手ではないと思うので、このグループリーグを突破できれば、あとはジーコのカリスマ性がチームをより高いところに導いてくれるのではないかと思います。
中山 7年前のワールドカップでクロアチアと同組だったわけですが、それから時間が経って、日本の戦い方がどれだけ変わったのか、というのが問われる試合になると思いますし、ぜひあのときの借りを返せたら、という思いは強いですね。
――キャンプ地をボンにするのは確定と考えてよいのか?
川淵 決まりました。100パーセント、ボンでいきます。
――ジーコ監督にとって母国とは2度目の対戦になるわけだが、キャプテンから見て、どのような反応だったか?
川淵 4つ目のグループが決まり始めて、ブラジルが残っていたので、「ここ(ブラジルの組)でも悪くないんじゃないの?」と日本語で言ったら、意味が分かったかどうか分からないけれどジーコはにっこりしていたから、このグループに入るのも悪くはないなとジーコ自身、思っているんじゃないかな。で、ブラジルに決まったときにも「大丈夫、大丈夫」と言っていましたし、テレビのインタビューでも笑顔で答えていたので「ずい分余裕があるんだな」という印象でしたね。そのあたりは直接本人に聞いてほしいけれど、ジーコ自身、そんなに悪いグループではないと思っているんじゃないですかね。
■ドイツの芝は日本に有利
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アジアの代表として、ドロワー(抽選人)を務めた中山雅史【 スポーツナビ 】
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――中山選手、ドロワーになった感想は?
中山 ここ(ライプチヒ)に来るまでは、大変なことだなとあまり思っていなかったんですが、着いてから一緒にドローをやる人の名前(ペレ、クライフら)を聞かされて、事の重大さに気付かされたという感じですかね(笑)。そうした中で、アジアの代表として参加させていただくことはなかなかできないことですから、すごく光栄に思いました。うまくボールをつかめて、よかったと思います。
川淵 僕が言うのもなんだけど、ゴン(中山)がリハーサルを2回やってね、2回とも日本はCだったんだ。だから本人もヤバイと思ったんじゃないの?
中山 僕はCとDの何番目かを決めるドロワーだったので、リハーサルのときはCは強豪ばかりではなかったんですが、僕が日本のポジションを決めたら、そのボールに魂を込めて力強く司会者に渡そうと思ったんですが。それができなかったのが残念ですね(笑)。
――対戦相手が決まって、来年の強化日程はどうなっていくのか?
川淵 今(テストマッチが)決まっているのはアメリカですが、その後3試合あるわけで、その中でオーストラリア、クロアチアに似たタイプと試合ができればいいな、と思います。ジーコとも相談して……今、欧州のチームについても的を絞ってやっていますけれど、クロアチアはいいとして(今後は)オーストラリアに似たチームを探す、ということになると思います。
――アジアカップ予選で、オーストラリアと当たる可能性も考えられるが?
川淵 ドローがあるのは1月4日か……そこで当たるのなら当たればいいし、こういう強い相手と当たる可能性もあるという話は聞いている。まあ、そこで戦うといっても、どういう戦いになるのか……まあ、どうってことないでしょう(笑)。
今日ね、誰から聞いたのかな……マテウス(元ドイツ代表 抽選会のドロワー)がこういうことを言っていたらしいんだ。ドイツのグラウンドはどこも固くて、芝がいいからボールがよく走るらしい。だから日本のグラウンドに良く似ていて、日本に有利だろうって。そうだろうなあと。ヨーロッパの人たちは、みんなとてもスリッピーなグラウンドでプレーしていますよね。この間ヒデ(中田英)と話をしたときにも、ボルトンのグラウンドはものすごくスリッピーで、スパイクの長さでどうこうなるもんじゃない。それだけいかにボディバランスを保つかが肝心、ということを言っていましたね。何しろボルトンの前線の選手が、ボールのないところで2、3回ひっくり返っていましたから。そういうグラウンドは、日本には慣れていなくて不利だけど、今度のドイツのグラウンドは、日本のようなスピード感のあるパス回しをするようなチームには有利じゃないかって。
<了>
【関連リンク】
・ジーコ監督会見 05/12/10
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