総体王者の市立船橋は香川西と 星稜と作陽が激突 (1/4)
第87回全国高校サッカー選手権大会
12月30日に開幕する第87回全国高校サッカー選手権大会の組み合わせ抽選会が17日、東京・汐留の日本テレビで行われ、4年ぶりの出場となる全国高校総体(インターハイ)王者の市立船橋(千葉)は2回戦で香川西(香川)と対戦することが決まった。前回大会準優勝の藤枝東(静岡)は、2回戦で境(鳥取)とまみえる。
1回戦では、青森山田(青森)と今年の高円宮杯全日本ユース選手権(U−18)ベスト8の鹿児島城西(鹿児島)の対決が実現。2回戦では星稜(石川)と高円宮杯ベスト4の作陽(岡山)が激突する。
国立競技場で行われる開幕戦は、鹿島学園(茨城)と一条(奈良)の対戦に決まった。また開会式の選手宣誓は、高知(高知)の長山剛之主将が務める。
大会には都道府県大会を勝ち抜いた全48校(東京は2校)が出場し、1月12日の決勝戦まで熱戦が繰り広げられる。神奈川県代表は12月7日に決まり、代表校すべてが出そろう。
■第87回全国高校サッカー選手権大会の組み合わせ
<Aゾーン>
市立船橋(千葉)vs.香川西(香川)※
前橋育英(群馬)vs.京都橘(京都)
武蔵工大二(長野)vs.高知(高知)
秋田商(秋田)vs.那覇西(沖縄)
東海学園(愛知)vs.佐賀東(佐賀)
國學院久我山(東京B)vs.松山北(愛媛)※
<Bゾーン>
市立浦和(埼玉)vs.滝川第二(兵庫)※
丸岡(福井)vs.長崎日大(長崎)
北海(北海道)vs.近大和歌山(和歌山)
青森山田(青森)vs.鹿児島城西(鹿児島)
不来方(岩手)vs.大阪桐蔭(大阪)
宇都宮白楊(栃木)vs.西京(山口)※
<Cゾーン>
四日市中央工(三重)vs.山形中央(山形)※
富岡(福島)vs.日章学園(宮崎)
富山第一(富山)vs.筑陽学園(福岡)
帝京(東京A)vs.広島皆実(広島)
韮崎(山梨)vs.徳島商(徳島)
星稜(石川)vs.作陽(岡山)※
<Dゾーン>
東北(宮城)vs.情報科学(大分)※
鹿島学園(茨城)vs.一条(奈良)=開幕戦
岐阜工(岐阜)vs.野洲(滋賀)
北越(新潟)vs.大津(熊本)
神奈川県代表(12月7日決定)vs.立正大淞南(島根)
境(鳥取)vs.藤枝東(静岡)※
※シードにより2回戦から登場
■市立船橋 中村充孝主将
「ここから本当の勝負。今年は自分たちが優勝を勝ち取る」
(抽選会を終えて)いよいよだなという気持ちです。ここから本当の勝負。しっかりと準備をしていきたいです。
(チーム状況は?)以前は、相手チームにリードを奪われていると、消極的になるというか、気持ちが前にいけませんでした。だけど、それは試合を通して改善されてきたと思います。(本大会出場という)目標に向かって、つらい練習にも耐えてきたし、その中でチーム全員が一緒になれたのは大きいです。
夏のインターハイを通して、チームのベースとなる部分はできています。基本的な技術などをきっちりと身に付けることがチームの第一のテーマですし、それをしっかりとやった上で、新しい戦術を身に付けています。チーム力は上がっています。
(自分のプレーに関して)最終的に誰が得点を奪ってもいいと思います。一方で、自分の仕事は得点を奪うことでもあるので、チームに貢献したいです。
(前回大会は同じ千葉県代表の流通経済大柏が優勝したが?)見てて悔しかったです。その時は、来年こそ自分たちが、という気持ちがありました。
(名門と呼ばれ続けながら、本大会では優勝から遠ざかっているが?)悔しい思いをしてきているので、ぜひ優勝を勝ち取りたいです。
■市立船橋 石渡靖之監督
「カウンターが今年のチームの特徴」
選手権に出場するのは4年ぶりで、われわれは何度も経験がありますが、選手は初めてなので初出場と同じです。流経(流通経済大柏)さんが(昨年度に)優勝していたのでたまたま第一シードですが、われわれが取ったものではないので優勝候補というほどではないです。
(激戦区千葉を勝ち抜いたが)千葉は本当に気が抜けないです。ベスト16くらいからは楽に勝てる相手は一つもないですし、研究もされています。うちは1回戦がPK戦だったんですが、本当に厳しかった。そういう意味では厳しいゲームを経験したことは選手権の本大会に向けては大きかったと思います。ただ、それよりも1ランク、2ランク高いレベルの相手ですし、香川西さんはインターハイではなんとか1−0で勝たせていただきましたが、かなりサイド攻撃が強烈だったことは印象に残っています。相手にとって不足ないどころか、こっちがチャレンジャーとして戦わないといけないです。
選手権は大きな目標だったので上り調子になってきました。最初はあまり良くなかったですが、準決勝、決勝と確実に点が取れるようになってきました。
(今年のチームのスタイルは)堅守と言われますが、今年は点を食らうときはバカバカ食らってましたから。そういう中でいろいろな選手を起用しながら、逆に固まってなかった部分もありました。ここにきてだいぶ落ち着いてゲームができるようになってきました。
カウンターに関しては予選を通じて手応えを感じました。いい形でカウンターを繰り出すことができて、それが決勝でも準決勝でも得点につなげることができたので、それは今年のチームの特徴だと思います。
(J1京都に内定している)中村充孝はチームの中心で、個でも打開できますし、周りを生かしながらプレーすることもできるようになってきた。彼のマークはきつくなると思いますが、周りの選手が助けながらやっていければなと。
(今後は)しっかり崩せるようになりたいと思います。選手権は80分で延長戦がなくてPK戦で終わりですから。PK戦は心理状況もあったりでどうなるか分からないので、80分で決着をつけられるように。カウンターに加えて、つないでも点が取れるようにしたいです。
・都道府県大会決勝 (2008/11/17)






