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前半、ゴール前に攻め込む飯尾一慶(中央手前、東京VFW)(18日、アルゼンチン・ロサリオ)【時事】

ワールドユース2003UAE


FIFAワールドユース選手権アルゼンチン2001
西村昭宏監督 日本─豪州戦後の会見コメント




【オーストラリア戦後の日本代表選手コメントはこちら】

■日本代表、西村昭宏監督
「もっと大胆にさせてあげればよかった」


――この試合の印象を聞かせてください

 ワールドユース第1戦で選手自身が非常に緊張して(ゲームに)入ってしまったのが前半の印象です。それは私の責任が大きいと思うんですが、大胆さがなくて非常に「慎重に、慎重に」という感じで入ってしまいました。チームがオフェンスでも、ディフェンスでも勢いの出ないスローなスタートで入ってしまったのが今日の敗戦の原因だと思います。

――オーストラリアはこれ程強いと予想していましたか

 はい。もちろん事前の情報で彼らの今年に入ってからの情報をチェックしていましたので、非常にいいチームだと分かっていました。何人もの選手がU−17の世界大会の優勝メンバーで、6〜7人が海外でプレーしているということで非常にサッカー自体もボールを回しながら大切につなぐ、オーストラリアの新しいサッカーを見せるチームだと思っていました。この後は相手というより、われわれは予選リーグを突破するために勝ち点を取らなくてはならない。自分たちがチームを立て直すことが大切だと思っています。

――最初の失点の場面ですがボランチと最終ラインの間をドリブルで何度かフリーで突かれていました。その修正ができなかったことが失点につながったのではないでしょうか

 当然失点の場面、直接の場面、その前の場面、全部すべてが絡んで失点につながると思うので、だからその問題点を個別に取り上げることはできないと思います。さっき言ったようにゲームの中でバランスを崩すことや突破されることがある訳で。ただ問題は自分たちのゲームができなかった中で相手に得点されてしまった。オウンゴールは結果論でしかありません。その前のチェックには問題があったと思いますが……。

――前半の10分くらいからいいリズムだったようにも見えましたが、やはり大胆さが足りなかったのでしょうか

 ボールを回しているだけで、相手の3バックの裏側には行けてないんです。だからそれをいかにやるか。相手は大きな選手ですから、そこを崩せずわれわれの思っている最後の3分の1のエリアに入って行けなかった。ボランチでボールがもう少し左右に展開できれば、よかったと思います。ただこれはチーム全体の問題でボランチが悪いということではありません。

――最初の飯尾と佐藤の交代の意図は

 飯尾が悪いというのではなく、われわれは点が欲しかった。そこで裏を突ける選手ということで寿人(佐藤)を投入しました。

――なぜ交代が飯尾だったのでしょうか

 それぞれだれを変えるかはわれわれの判断ですが、山瀬も前田も悪くなかったし。だれかと交代しなくちゃいけないですから。

――相手の最終ラインを突破するのに、どんなかたちを狙っていたんでしょうか

 もっと単純にダイアゴナル(対角線)に走ってクロスとか。ひとつのことだけをやればいいというものでもないですから。その辺をもっと私たちもやっていかなくてはいけないと思います。

――それができなかったのはやはり精神的なものがあるのですか

 いえ。ひとつだけじゃないと思います。精神的なこともあったとも思いますが、やはりそれを的確に判断してやらせなきゃいけないと思っています。ひとつだけじゃないと思います。ただ思ったより今日は本当にエンジンのかかりが遅かったです。逆に僕がもっと大胆にさせてあげられたらよかったと思います。


 




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