|
◆監督会見
|
|
|
ラーゲルベック監督「日本のテクニックやスピードにどう対処するか」
試合前日、アイスランド代表監督会見
サッカー日本代表は24日、キリンチャレンジカップ2012・アイスランド戦(大阪・長居スタジアム)に臨む。試合を翌日に控えた前日会見で、アイスランドのラーシュ・ラーゲルベック監督は「日本についてはあまり研究していない」としながらも、過去にスウェーデン代表を率いて対戦した経験から、「当時も今も日本にはテクニックとスピードに長けた選手が多いと理解している」とコメント。その上で、「アイスランドの選手が日本のテクニックやスピードにどう対処するのか、じっくり見てみたいと思う」と展望を語った。
■アイスランドと北欧3カ国から一番いい選手を連れてきた
明日の試合をとても楽しみにしている。われわれアイスランドにとり、このような形でチームの力試しができることは、またとない機会だ。しかも日本のようないい相手と試合できるのは、とても恵まれている。選手たちがどんな試合をするかを見極めたい。
――選手の選考基準と具体的なテストの内容について教えてほしい(宇都宮徹壱/フリーランス)
まず、わたしはアイスランドの監督に就任したばかりなので、今回の日本戦は初めてチームを率いる親善試合となる。ただしFIFA(国際サッカー連盟)の定めるインターナショナルマッチデーではないので、その意味でいろんなことが試せると思っている。日本も欧州の選手を連れてこれなかったが、われわれも北欧の国々、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、そしてアイスランドでプレーしている選手たちを、良い形で組み合わせて連れてくることができた。わたしにとっては初めての親善試合なので、選手たちをよく理解したいと思う。選考基準についてだが、先ほど言ったようにインターナショナルマッチデーではないので、北欧の国々以外の選手は連れてこれなかった。アイスランドと北欧3カ国でプレーしてる選手の中から、一番いい選手を連れてきた。
――日本をどれくらい研究しているか。また、どのようにして勝とうと考えているか?
アイスランドの監督に就任してまだ間がないため、日本についてはあまり研究していない。ザッケローニ監督が、どのような形でAチームを構成しているか。今回は欧州組を招集できなかったということで、若手に焦点を当てて、さらに経験豊かな選手もいることは調べている。おそらくザッケローニ監督も、ワールドカップ(W杯)予選前にできるだけさまざまな選手を試そうとしているのではないか。わたしは2002年のW杯以降、日本について詳しく分析していないが(編注:02年W杯・日韓大会のスウェーデン代表監督で、大会直前に日本と対戦している)、当時も今も日本にはテクニックとスピードに長けた選手が多いと理解しているので、われわれとしてもいろいろと試したいと思っている。
明日どう勝つかという話だが、チームとしては「ウィニングカルチャー(勝つ文化)」を作り上げるのは非常に重要だと思っている。その意味で、来日前に国内で3日間キャンプを行い、来日してからは今日が2日目の練習だった。(練習では)守備も攻撃も両方に力を入れながらバランスを考えた。特に明日は守備が重要だと考える。というのも、少しでも早くボールを奪えれば攻撃に転じやすくなる。その意味でアイスランドの選手が日本のテクニックやスピードにどう対処するのか、じっくり見てみたいと思う。
■アイスランドは年中練習ができる環境
――選手をよく理解したいということだが、アイスランド代表としてのゴールは?
9月からはW杯予選も始まる。それまでに4つの親善試合があり、2月29日の試合では国外の選手も招集できる。2月の時期に、これだけの試合が組まれているのはテストの意味で重要なことだし、(その経験を生かして)予選で勝ち残れるようなチーム作りをしていきたい。
――今回は国内組の選手が多い。アイスランドでは冬の間はサッカーができないと思うが、どれくらい実戦から離れているのか?(宇都宮徹壱/フリーランス)
アイスランドの場合、非常に小さな国で人口密度が低いため、一年中プレーができる。冬は確かに寒いが、インドアの練習場が7カ所もある。基本的に2シーズンあり、冬場はインドアのシーズン、夏場はアウトドアのシーズンという形で、ほかの北欧の国々に比べても年中練習ができる環境なので、選手育成の土壌はできていると考えている。
<了>
※質問者に関しては、掲載許諾の確認が取れた方のみ明記しています。記名のない方は確認が取れていない方ですので、拒否されている訳ではありません。
・日本vs.アイスランド=速報します (2012/2/23)
・遠藤「ナオや嘉人のいい部分出してあげたい」=談話 (2012/2/23)
・ザッケローニ監督「新しい選手にとっては大きなチャンス」=会見 (2012/2/23)
・スポーツナビ・サッカーFacebookページ (2012/2/23)




