◆監督会見
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ザッケローニ監督「チームが一致団結すれば目標は必ず達成できる」 (1/4)
2012年スケジュール発表/ザッケローニ監督、佐々木監督、関塚監督会見

2011年12月20日(火)

■小倉「8日間に2つのフェアプレー賞を取ったのは世界記録」

ザッケローニ監督(右から2番目)ら各日本代表の指揮官たちが来年の試合日程発表会見で一堂に会した
ザッケローニ監督(右から2番目)ら各日本代表の指揮官たちが来年の試合日程発表会見で一堂に会した【スポーツナビ】

登壇者:
小倉純二(日本サッカー協会会長)
松沢幸一(キリンビール株式会社 代表取締役社長)
アルベルト・ザッケローニ(日本代表監督)
佐々木則夫(日本女子代表監督)
関塚隆(U−23日本代表監督)
原博実(日本サッカー協会技術委員長)
上田栄治(日本サッカー協会女子委員長)

小倉 皆さん、こんにちは。本日はお忙しいところ、お集まりいただきましてありがとうございました。今年の日本のサッカーは1月のカタールでのアジアカップに始まり、アジアカップでは見事優勝し、女子ではU−19とU−16の女子代表がアジアを制覇しています。それと、男子のU−17はメキシコでのFIFA(国際サッカー連盟)U−17ワールドカップ(W杯)で初めてのベスト8になりました。そして何といっても、なでしこジャパンがW杯で優勝し、来年のロンドンオリンピックの出場権も獲得したという、目覚ましい活躍で女子サッカーの地位を不動にしてくれたと思っています。

 そして、誰よりも日本協会として自慢したいのは、7月10日にメキシコでU−17がフェアプレー賞を取り、7月17日にドイツ(W杯)でなでしこジャパンが優勝しつつ、フェアプレー賞を取ったということです。8日間にFIFAの2つのフェアプレー賞を取ったのは一応世界記録で、ほかにはありません。何よりもえばりたいことだと思っています。

 日本の男子、SAMURAI BLUEの方は、今現在、2014年(W杯)のブラジル大会の予選を戦っているわけですが、3次予選を2試合も残して、最終予選に駒を進めることになり、来年の6月から長い、厳しい戦いをすることになります。来年はスケジュールが相当に厳しくて、キリンカップの開催が難しい見通しです。現在すでに決まっておりますのが、2月と8月と9月にキリンチャレンジカップを開催し、さらにレベルアップを図るということです。アジアは3月に組み合わせ抽選会を行って、(W杯)最終予選の対戦国が決まりますが、初戦を含む6月の3連戦が非常に重要で、勝負であろうかと思っています。

 それからなでしこジャパンは、4月、7月とキリンチャレンジカップを開催しますので、楽しみにしていただきたいと思います。4月の試合はまさに女子版キリンカップとお考えいただければ良いような、豪華な組み合わせができると思っています。それと同時に本年から始めています、全国各地のサッカーファン、サポーターに観戦していただくように、全国展開も来年は考えています。

 W杯の最終予選ですが、3次予選の今までの結果を見ますと、どうやらわれわれの相手になる国はほとんどが西アジアということになると思います。そうなると、アウエー戦というのが非常に大きな鍵になりますので、しかもアジアの各国は打倒日本を狙っておりますから、ザッケローニ監督のもと、万全の準備をして戦い抜いていきたいと思っています。

 それと、来年はいよいよロンドンオリンピックです。U−23の2月、3月のアジア(最終)予選はまさに大詰めということになります。アジアの男子サッカーは皆さまご覧の通り、日本が1968年のメキシコで銅メダルを取って以来、どのアジアの国もメダルを取っていません。(メダルを取れば)44年ぶりということになります。女子の方は、ご記憶があるかと思いますが、1996年のアトランタ大会で中国が2位になっています。ですから女子も16年間メダルを取っていません。ですから、今回のオリンピックで何とか男子も女子も頑張って、アジアにメダルを持って帰りたいというのが狙いです。

 女子の活躍が目覚ましい今年ですが、来年は、女子のFIFAの大会はU−20W杯、U−17W杯があります。これはFIFAの大会ですから、世界にチャレンジします。男子の方はアジアの予選です。U−19、U−16、これもFIFAの大会(各世代別のW杯)に出場できる権利を獲得するチャレンジになります。本日お集まりの皆さまも、来年も大変忙しい年になると思いますが、来年もぜひ、日本サッカーをご支援いただくようにお願い申し上げます。

 それから最後に、東日本大震災の復興支援についてですが、復興にはまだ長い時間がかかると思います。日本サッカー協会はキリングループさんとともに、復興支援活動を展開していますが、これからも積極的に行っていく考えです。サッカーファミリーの皆さんには、引き続きご協力をお願いしたいと思います。
 ちょっと長くなりましたけれども、各日本代表チームをサポートしていただいているキリングループ様をはじめ、応援していただいている協賛企業の皆さま、メディアの皆さま、来年も日本サッカーを徹底的にご支援願いますように心からお願い申し上げて、わたしのあいさつとしたいと思います。

■松沢「日本のサッカーが盛り上がり、日本がまた元気になれば」

松沢 キリンビールの松沢でございます。日ごろ、キリングループの事業に対しまして、皆さまご理解とご支援を賜りまして、誠にありがとうございます。キリングループを代表しまして、サッカー日本代表オフィシャルスポンサーとして、この場で一言、申し上げたいと思います。

 今年はSAMURAI BLUE、そしてなでしこジャパンをはじめとして、さまざまな日本代表チームがアジアで、そして世界で大活躍してくれました。このことは3月11日の東日本大震災で大きな被害を受けた被災地の皆さま、そして全国の日本の国民を大いに元気づけ、勇気づけたことになりました。わたしたちも日本サッカー代表の活躍に、心から御礼を申し上げたいと思います。

 それから2012年も、キリングループは引き続きSAMURAI BLUE、なでしこジャパン、アンダーの代表、フットサル、そしてビーチサッカー日本代表と、すべての日本代表を応援して参ります。2012年はW杯・ブラジル大会のアジア最終予選、7月にはロンドンオリンピック等がございます。それに向けて、キリンチャレンジカップを特別協賛させていただき、日本代表チームの評価、大会での成果に向けて、私共も大変光栄に存じてますし、またそれを通じて本大会で日本代表が大いに活躍して、再び日本を沸かせてくれることを、ファン・サポーターの皆さんとともに楽しみにしています。

 わたしたちキリングループは日ごろより、こういった活動で日本サッカーを応援しているんですが、またわたくしども、自らの活動としても来年いくつか予定がございます。ビール工場を中心としまして、サッカー応援メッセージ募集の企画も行って参ります。それから子供たち、次世代のサッカーを担う小学生のサッカー教室「キリンサッカーフィールド」を来年も継続します。さらに、日本サッカー協会様と協力して、岩手、宮城、福島の被災地3県で、これもサッカーを通じて笑顔をつくってもらおうということで、「JFA・キリン スマイルフィールド」という企画も来年やっていく予定にしております。そういったことを通じて、日本のサッカーが大いに盛り上がり、そして日本がまた元気になっていけば、わたしたちの喜びとするところでございます。

 最後になりますが、小倉会長、ザッケローニ監督、佐々木監督、関塚監督をはじめ、日本サッカー協会の皆さま方のご支援、ご協力に感謝致しまして、わたしのごあいさつとさせていただきます。どうも本日はありがとうございました。

 <続く>


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