◆監督会見
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韓国戦後 岡田監督会見 (2/2)
東アジアサッカー選手権2010 決勝大会

2010年2月14日(日)

■選手だけを投げ出すことはできない

――責任を取るということに関しては、ご自身が辞めるということも含めて責任を取るということもあると思うが、どう考えているか?

 以前も言いましたように進退に関しては、契約上、勝とうが負けようが協会が権利を持っています。そのために会長や技術委員長が見ていると思います。わたしは選手がついてきている限り、選手だけを投げ出すことはできないと思っております。

――今回の2月の4試合で稲本がアンカーの位置に入って中盤が縦に並ぶシーンがいろんな状況で見られた。今日は理由は違うだろうが、それなりに機能しているように感じられたが、どう評価するか? また、それを突き詰めて試合開始からその形を採用することは考えているか

 稲本は稲本の良さを非常に出してくれたと思っています。ただ稲本の場合がこうで、ほかの誰かだったらこうで、というふうなチーム作りは今はするべきではないと思っているので、あえて(守備的MFは)ダブルで並べています。稲本は前でボールを受けるのはあまり得意ではないですけど、そこでつぶすのは非常に得意な選手。ただ稲本が出た時だけ、そういう形でやるということはチーム力を上げていくという意味でプラスではないという判断でやっていません。

――今回の韓国チームにはパク・チュヨン、パク・チソンという選手が不在だった。今回のチームと、彼らが合流したときのチームにどんな違いがあると考えるか? またW杯までにもう一度日韓戦をやりたいと考えているか(韓国人記者)

 パク・チュヨン、パク・チソンという選手が入ってきたら、当然韓国はもう少しビルドアップしてくるチームだと感じています。それからW杯までにチャンスということですが、ほかの強豪国とできないのなら、アジアの最強国とできるのであれば、それは喜ばしいことだと思っています。

――この4試合、全体に思っていたよりもチーム作りが遅れた印象がある。それを踏まえて、今後のチーム作りを見直すことも必要なのでは?

 最初の質問のときにも答えましたように、この時期にわたしの当初の予想ではもう少し早くゲーム勘が戻り、完ぺきではなくてもその中で十分に戦っていかないといけないし、結果も残していかなければいけないと。それが少し遅れていたのは事実です。ただそのことによって今後の方針を見直すということは、それは選手(選考)ということだと思うんですが、今回足りなかったところ、見極めたところ、そういうところに関して考えなければならないことはありますが、大幅にチーム作りを見直すことは考えていません。

――(合宿が始まった)1月25日から今日まで、選手たちの取り組む姿勢についてはどう考えているか?

 選手たちは非常に高いモチベーションでやっていました。そしてチャレンジしてくれている選手もたくさんいました。そういう意味でも今日も選手が最後まで戦ってくれていたこと、これには本当にうれしく思っています。ただ自信をなくすとか、そういうことではなくて、僕は逆に、ここでこのチームにとって(今日の敗戦は)良かったのではないかと。ちょっと順調すぎるというか、いろんなゆるみが出ていたのは事実です。そういう中で、これでもう一度、選手たちにも危機感が出ますし、チームとしての危機感も出て、W杯に向けていい準備をしていけるんじゃないかと思っています。

<了>

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