◆監督会見
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中国戦後 岡田監督会見 (2/2)
東アジアサッカー選手権2010 決勝大会

2010年2月6日(土)

■ブーイングは真摯に受け止めないといけない

――ワールドカップ(W杯)本大会の4カ月前に、W杯に出場していない中国に対して0−0、しかも前半終了後も試合終了後もサポーターからブーイングが起こった。それに対して監督は前向きなコメントが多いが、本当に満足しているのか?

 もちろん結果に対しても内容に対しても、われわれはまだまだやることがあると思っていますが。完全に満足しているわけでは、もちろんありません。ただし今の時点で、シーズンが始まってこういう試合ができて、W杯に向けてそんなに大きな問題があるとは思ってはいません。

――かつて中田英寿氏が「日本のサッカーはゲーム感覚でプレーしている。今はボトルネックにぶつかっていて、レベルアップをするのが難しい」と発言していた。今日は中国に対して日本は苦戦したと見ているが、こうした発言についてどう思うか?(中国人記者)

 ヒデがどういうことを意味して言っているのか、わたしには理解できないんですが、われわれは日本人に合ったというか、今の日本人が勝つためにベストなサッカーをしていると思ってやっています。中国とは力が拮抗(きっこう)した関係で、今までもそんなに完勝した試合というのがなかなかなくて、いつも厳しい試合をしていると思っています。ですので、その言葉に対してわたしが直接コメントのしようがない、というのが正直なところです。

――後半の終盤で選手が疲れてきて、クロスの精度が下がっていたように感じられた。もう少し早く最後の交代をしても良かったと思うが、引っ張った理由は何だったのか?

 疲れてきているのはもちろん分かっていました。ただ、わたしは練習などを見て、ここ2週間くらいですか――その中で交代で出す選手が劇的にゲームを変えられるとは判断しなかった。だから代えませんでした。

――ここ2試合、客席に空席が目立つ。それから、ハーフタイムでブーイングが沸いた。W杯イヤーの序盤でこのような反応があることについて、プロの監督としてどう思うか?

 お客さんのことに関しては、そこまで背負い切れないところがわたしにはあります。いろんな事情があるとは思いますが、それに対して、わたしがお客さんを呼ぶために人気のある選手を使うとかそういうことではなくて、強いチームを作っていくことが使命だと思っています。
 サポーターのブーイングに関しては、もちろん真摯(しんし)に受け止めないといけないと思っていますが、われわれは今、勝つため、あるいは強いチームを作るためにベストを尽くしています。ある意味、そういうふうに(サポーターから)評価されているのは当然だと、しょうがないと思っています。それを力にして、強いチームを作っていく。わたしの仕事はそういうことだと思っています。

<了>

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