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◆監督会見
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試合後 カタール代表メツ監督会見
2010FIFAワールドカップ・アジア最終予選
■ビッグな日本代表を脅かした
われわれのチームは大変エクセレントで、優秀な試合をした。このチームの“いい顔”を見せてくれたと思うし、チャンスも非常に多かったと思う。日本もそうかもしれないが、われわれもあれだけのゴールチャンスがあったのだから、日本に勝っていてもよかった。
わたしはこのチームを大変誇りに思う。まだ若いし、いい側面をこの試合で見せてくれた。つまり、プレーの質でも、モチベーションでも、それからメンタルでも、今日のチームに対して誇りに思う。まだまだ若いチームなので、今後が楽しみだし、(自国で開催される)アジアカップ、そして次のワールドカップ(W杯)に向けて期待が持てる。
そして何より、ビッグな日本代表を脅かすことができた。日本はW杯に4回続けて出場するチーム。これだけの観客、そして日本の選手に対して、われわれは大いに彼らの動揺を誘うことができた。
――同点に追いついてからトーンダウンした。同点になってからのプランと、実際のところはどうだったのか?
試合がスタートしてすぐにゴールを決められてしまった。カタールは若いチームなので、その意味で0−1からスタートするのは大変つらいものがあった。それでも、なかなかいい面を見せていたし、しっかりとオフェンシブなサッカーもできていた。日本に対しても、われわれの心臓部である中盤がしっかりとプレスをかけることができていた。それでも経験が足りない部分もあったので、こういった神経質な試合ではとてもきつい部分もあった。18〜20歳の選手ばかりだし、昨年の五輪チームと同じ選手たちが今のA代表でもある。そんなチームが日本のフル代表としっかり戦えた。その意味で、今後も大いに期待できる。
■今のままでは日本のW杯4強は難しい
――チームも進歩しているということだが、監督のカタール代表での冒険は今後も続くのか?
これから1年半後、カタールでアジアカップがあるので、それに向けてしっかりと戦っていきたいと思う。このチームは、すでにサウジアラビアやイラクと戦い、さらにオーストラリアや日本と戦うことで、しっかりとその力を見せている。あと1年半もあれば、このカタール代表は、非常にいい形で物事が動いてくれると思う。一緒に仕事をしているスタッフも、カタールの生活も素晴らしい。わたしとしても、自分のベストを出して、今度のアジアカップにはポジティブな結果が出せると思っている。
――日本はW杯ベスト4を目指そうとしているが、その実力があると考えるか
日本は技術的には高い資質を持っていると思った。だが、世界を相手にしていく場合には、まだまだ改良しなければならない点がある。つまり、今のレベルに満足してはいけないし、アスレチックな部分でもっと鍛える必要がある。日本はプレスをかけられたとき、そして相手に仕掛けられたときに対抗できない。また、試合をどの方向に持っていくのかを考える場合、相手に混乱させられたり、プレスをかけられたりすると、そこで自分たちの道を見失う部分がある。つまり、そこで解決策を変えていく必要がある。仕掛けられても、プレスをかけられても、しっかりと自分たちのゲームをどっちの方向に持っていくべきか、それができるように考えていく必要がある。
W杯に参戦するには、そのあたりをしっかり練習する必要がある。日本はサッカー大国だが、そういった部分を改善していかなければ、大変残念だが、今のままで日本がW杯4強に入るのは難しいものがあると思う。とはいえ、わたしの見方が間違ってくれればいいのだが。どうか日本にも幸運があるようにと祈っている。
<了>
・中村俊「凡ミスを繰り返してしまった」=カタール戦後選手コメント (2009/6/10)
・岡田監督「上から見ていて苦しかった」=カタール戦後会見 (2009/6/10)


