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2.21 キリンチャレンジカップ2004
U-23韓国戦後 山本監督会見(1/3)

2004年2月21日
 

日本―韓国 後半、選手に指示を出す山本監督=長居【共同】

■自信を得たが、油断、過信がないように準備していく


 3月1日の五輪最終予選に向けて最後の親善試合で、相手も韓国ということで、選手たちも非常に集中していいプレーをしてくれたと思います。新しく(A)代表から2人が戻ってきて、どのくらいかみ合わせられるかということも含めて、ちょっと合わない部分もありましたけれど、少しずつ大切に時間を使って合わせていきたいと思います。

 われわれが1月のキャンプから積み上げてきた狙いというものが、少しずつ(成果が)出てきて、気持ちも含めて戦えるチームになった、たくましくなったなと思います。
 ただしこれで出場権が得られたわけではなく、スタートラインに立っただけですから、いい形でそれができたことは自信につながったと思いますが、油断、過信がないようにしっかり準備して3月1日に向かいたいと思います。
 これから先は時差ですとか暑さですとか、さまざまなコンディションとの戦いにもなりますので、それに気を引き締めていきたいと思います。


■立ち上がり20分の高い位置でのプレスを意識した


――去年、韓国とは1分け2敗でしたが、今日はだいぶ成長したと思います。監督はどの部分が最も成長したと思いますか?

 立ち上がり20分間の韓国のパワーにどう戦うかということがひとつのテーマとしてありました。そこはグループとしてきちっと高い位置からプレスをかけて、(相手の)トップの高さやキープ力を生かさせないことを意識していたと思います。それからコンディションの面でも、Jリーグの協力のおかげでたっぷりと時間をいただきましたので、1月からのキャンプを通して選手のコンディションも上がってきましたし、たくましさも出てきました。精神的な部分も体力的な部分も含めて、成果が出てきていると思います。
 あとはU−20組が上がってきて、新しい選手たちも加わって、本当の意味での強さ、高さも加わって、そういう意味でも成長してきたなと思います。

 それから高い位置でのプレスということで言うと、攻守の切り替えも含めて非常に判断が早くなってきていると思います。それは形にはめるということではなくて、今日も韓国のやり方に合わせるのではなくて、自分たちのやり方を貫くということの中で、コミュニケーションを持ってお互いがカバーし合っていくということが、プレスの精度を高めていくことだと思います。相手の行動を自由にさせないというのも、改善されてきていると思います。


■コミニュケーションによって解決できることがある


――これから改善すべき重要な点を教えてください。それから今後1週間の間に、何を重点的に改善していくかについてもお願いします

 技術の部分に関しては今さらというのもありますから。今日も幾つかありましたが、選手同士のコミュニケーション不足によって、もしくは声の出し方、声のタイミングによって、ほんのゼロコンマ何秒のことを早く的確に伝えることができれば、未然に防げたプレーというものがありましたし、そのあたりはさらに突き詰めていく必要があると思います。これは十分にこれからの1週間で改善できると思います。

 これから先の1週間は、まず現地に行ってしっかり環境に慣れることと、コンディション作りというのが前半のテーマになると思います。それは暑熱もそうですし、時差もそうですし、環境も含めて十分に戦えるコンディション、体もそうですがメンタルも含めて、さらに上げていく。このままではやはり(予選)突破は難しいでしょうし、本番の予選ですから難しいゲームになるとは思いますので、気を引き締めて、ムードを高めていければと思います。

<続く>



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