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ジーコ監督会見

3.28ウルグアイ戦後 ジーコ会見全文(1/4)

 

日本―ウルグアイ 前半、ベンチから指示を出す日本代表のジーコ監督=国立競技場【共同】

■精神的な落ち着きと強さを見ることができた


(今日の試合では)前回に比べて、後ろの組織が出来上がってきましたし、日本のボールになった時には常に積極的な攻撃をできたということで、相手にチャンスらしいチャンスを作らせずに日本が相手陣内でプレーできたことをうれしく思っています。今回初めて4日間というある程度長い期間練習をする時間があり、まず調整をしておきたかったのが、後ろの守備のバランスを取るということと、攻め急がずに(ボールをキープしよう)ということです。攻撃力が高い選手がそろっていますので、落ち着いてプレーすれば必ずチャンスを得ることができます。

 一番怖いのは、ミスが絡んで失点する形です。ちなみに2日前の練習試合では、チーム全体で40本ぐらいのミスパスと、そこから突っかけられていい形を作られたことがありました。しかし今日のミスに関しては精神的なものですし、自分たちのミスを抑えることで相手が攻撃を仕掛けられないよう、大事にボールをキープすることができてたと思います。今日は10本以下のパスミスだったと思いますが、それが日本チームが波状攻撃を仕掛けることができた要因になったと思います。

 確かに2点は取られましたが、今日の試合で得た教訓は「攻めていながらも、ほんの一瞬で点を取られてしまう」ということです。ただし、今回良かった点は1点失っても精神的に浮き足立ってすぐに2点目を取られてしまうということがなく、1点取られて追いついて、また1点取られても追いつくことができたという精神的な落ち着きと強さが見られたことだと思います。


■効果的なカウンターは食らっていない


――合宿では、守備のバランス維持に相当時間を割かれていました。今日は相手がカウンターがうまいチームで、実際に多くのカウンターを食らってましたが、それに対する対処を監督はどのように評価していますか

 私の美学としては(ウルグアイには)効果的なカウンターというのはほとんどなかったと思います。と言いますのも、得点に結びついてしまったフォルランの個人技やコーナーキックは一瞬の形であり、カウンターではなかったと思います。ということは、あれだけのカウンターの精度を持っているチームでも、(日本のように)しっかりとした守備をして、ミスが起こることがなければ大丈夫であるということで、私は満足しております。また、この精度がもっと上がれば、さらに高いバランスを築けるものと思っています。

<続く>



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