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12.10 韓国戦後 ジーコ監督会見全文(1/2)
2003年12月10日
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| 試合後、記者会見で質問に答えるジーコ監督【Photo by 大友良行】 |
※東アジア選手権、最終戦で韓国と0−0で引き分け、総得点差のために優勝を逃し、試合後の記者会見に臨んだジーコ監督は、普段よりも強い口調で語り出した。
■審判の判定には納得がいかない
今日は、事実上の決勝戦ということで拮抗(きっこう)すると予想していました。しかし、韓国というライバルに対して自分たちが勝たなくてはいけない中で、前半早々にああいうこと(大久保の退場)で1人失うことになり、われわれとしてはとても苦しかった。ただその中で、選手たちは最大限に力を出し、攻めに攻めたと思います。カウンターも受けましたが、最終ラインも頑張り、外からも逆襲できた。選手たちをほめたいと思います。
ただ、これはFIFA(国際サッカー連盟)に訴えたいことなのですが、レフェリーがペナルティーエリアの中でのプレーに対して、どうも臆病な感じがします。私もFWをやっていたのですが、ペナルティーエリアの中では、バランスを崩して倒れてしまうこともよくあるわけです。あの大久保の退場になったプレーは、そういう意味からいっても、どうしても納得できません。さらに後半われわれがプレーをストップさせるために出したボールについては(藤田が外に出したものを、韓国の選手がスローインして返したが、日本のディフェンスがさらに韓国のGKに返した)、一度プレーをストップさせて、やリ直すべきだったのではないか、そういう冷静さが必要だったんじゃないかと思います、ただ、最後まで選手たちは勇敢に戦いました。よくやったというふうに言いたいです。
■タイトルを取るための戦術を採った
――黒部の投入が遅すぎたと思いませんか。さらに、大久保選手はジーコ監督に幸運をもたらしませんでしたが、今後の彼に対する信頼は?
大久保ですが、私も若いころはそういうことがありました。彼は日本国内でゴールをたくさん挙げているし、特筆すべき選手で、ここで終わらせてはいけない選手です。ですから大切に育てて、世界に通用するような選手にしないといけないと思っています。
黒部の投入ですが、サイドからクロスが入り始めたのがあの時間帯だったので、あそこで黒部の頭を使おうと考えたので、もっと早く投入してもよかったという考え方もあるとは思いますが、わたしはあのときがベストだったと思います。
――ハーフタイムの2人の交代で劇的によくなったと思いますが、全体のポジショニング以外に、モチベーションの問題などほかに何か言ったのですか
1枚失った時点で、小笠原がパスを出す相手がなくなってしまいました。私たちは勝たなくてはいけなかったわけで、ハーフタイムに選手たちには、「いつもの1.5倍走ってくれ」と要求しました。本山については、久保と縦の関係になるように、また藤田は左で、遠藤を1枚のボランチ、右に小笠原という、ひし形にして、さらに相手の左右のアタックに気をつけるように言いました。藤田の経験を、チームに入れたことで、パスの出し先が増えたという結果につながったと思います。
<続く>
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