監督会見

U−23日本代表メンバー発表 反町監督会見
国際親善試合 アンゴラ戦

2008年03月21日


アンゴラとの親善試合に向けたメンバー18名を発表したU−23日本代表の反町監督

アンゴラとの親善試合に向けたメンバー18名を発表したU−23日本代表の反町監督 【 スポーツナビ 】

■アンゴラを相手に十分に戦える選手を選んだ


 さっそく発表させていただきます。今回はフィールドプレーヤー16名、GK2名になります。

 GK佐藤優也、西川周作。伊野波雅彦、田中裕介、細貝萌、青山直晃、長友佑都、森重真人、本田拓也、梶山陽平、青山敏弘、上田康太、梅崎司、香川慎司、豊田陽平、李忠成、岡崎慎司、興梠慎三。
以上18名です

――FWに平山相太選手(FC東京)がいない理由を教えて下さい

 (Jリーグが)今シーズンに入り、その前にアメリカ遠征合宿も行いまして、それらを総合的に判断して決めました。今シーズンに入ってから、1枚も2枚も(新たな選手の)カードが出てきた中で、(平山)相太に関して言うと、まだ1枚むけていないかなというところから判断しました。チームの立ち上げから、かなり相太を呼んでチームに貢献してもらったのですが、実力社会の部分も当然ありますので(今回はメンバーから外しました)。ここからは、ぜひ、がむしゃらになって、再び(代表に)呼ばれる状態になってほしいと思います。
 Jの開幕戦については、そのころ海外にいたのですが、帰ってきてからビデオで確認しました。それで1試合目と2試合目、昨日の試合(ナビスコカップ、J2第3節)についてもスタッフからの報告を受けた中で、総合的に判断しました。

――2月のアメリカ遠征に呼ばれなかった選手も選ばれたようですが、どのような理由でしょうか?

 昨年からチームに力を貸してくれたメンバーの中で、けがなどが理由で出遅れた選手が出たことがひとつ。あと、アメリカ遠征を通じて、または今シーズンに入ってから何人か(Jリーグの)試合に出始めた選手がいます。こちらとしてはうれしい限りなのですが、そうした選手たちを総合的に見て、アンゴラを相手に十分に戦える選手を選びました。


■本番でいかにメダルに近づけるかを前提にプランを立てている


――アンゴラというチームについてどのように考えていますか? また、今年最初の強化試合ということですが、アンゴラ戦で確認すべきことは何ですか?

 国際試合なので、あまり多くを語ってしまうと相手に優位に響くので、多くは話したくないのですが、まず、皆さんもアフリカのチームというと、身体能力の高さを挙げられると思います。非常に個人個人の身体能力に素晴らしいものがあるということ。それと(2006年)ワールドカップに出場していることも含めると、戦術的に優れているということです。特に2トップと攻撃的MFの選手ですが、そこの攻撃力、スピード、決定力が飛び抜けている。その選手たちを相手に、いい対処ができればいいと思っています。なんかサウジアラビア戦の前と同じことを言っているようですが(笑)。

――アンゴラ戦でのテーマは?

 北京での本大会に向けて、公式戦は実際にあまり(数が)ありません。そうしますと、まず北京での大会のメンバーを見つけ出すために強化試合があります。それと同時に、チームの母体となる戦術、そうしたものもしっかりと練習または本番のゲームで培っていきたいと思います。
 細かいテーマはここでは差し控えさせていただきますが、本番でいかにメダルに近づけられるかを前提に、プランを作ってやっていると考えていただければいいです。
 当然、国際試合でお客さんもたくさん期待しているわけですから、いいパフォーマンスといい結果は追求していかなければならないと感じています。


■今まで選んできたメンバーを中心にチームを作っていく


――欧州でプレーする選手が呼ばれませんでしたが、その理由と、今後呼ばれるとしたらどのタイミングをお考えですか?

 まず本人にも伝えたし、チームの関係者にも話をしたんですが、このメンバーを見ても分かりますように、今選んでいるメンバーはほとんどが自分のチームで活躍している、または活躍し始めている選手たちです。それが日本の舞台であろうが、海外の舞台であろうが、全く同じような目で見るつもりでいます。

 もう少し具体的に言いますと、本田(圭佑)が一番チームでの貢献度が高い。ただ、チームの事情を考えて、果たして(チームでの)試合が終わってからすぐに合流して、(代表の)試合を終えてすぐに帰ることが彼にとってプラスか。または代表チームにとってもプラスか。つまり練習を開始するときに彼がそこにいればいいのですが、そうではない場合に、いろいろなヒエラルキーがチーム内に生まれてしまう可能性があります。それはこの時期にやることではないと思います。実際に同じ目線で見て判断してチーム力を上げていきたいと思っていますので、ここは呼ぶ必要はないと考えました。
 
 呼ぶ必要はないと言いますか、呼ぶのが前提と考えていらっしゃるかもしれませんが、そうではなくて、最初に申し上げましたように、これからの彼らの海外での活躍によってこっちが判断していくと思っていただければいいと思います。ですから、これからどうなるかは今の段階で触れることはできません。

――選手発掘とチーム力アップ、その比重はどうお考えですか?

(本大会まで)あと4カ月ぐらいとなったときに、全く別のチームを作ることはありませんので、今まで選んできたメンバーが中心になってくることは間違いないと思います。だいたい頭の中では50人くらい(候補選手が)いるのですが、ここから力をつけてくる選手がいるかもしれません。または、今回も豊田を選んでいますが、何名かの選手が1回外れたけれども、もう1回選ばれることもあります。そういう選手を十分に見て、そのチームの監督ともコミュニケーションを取った上で考えています。五輪でいい成績を残すために今やらないといけないことを考えていますので、そこでの比重というのはここでは表現できません。

 今月試合がありますが、来月もトレーニングを1回。その次に海外遠征(ツーロン国際大会)をやって、壮行試合があります。そうすると、思ったよりも機会がないんです。一つ一つの集合したときの集合体が非常に大事になってくることは間違いないですから、僕はもう本番さながらのつもりでやる気持ちでいます。

<了>

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