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第85回全国高校サッカー選手権大会 Yahoo!スポーツ

注目選手 MF・FW編
MF・FW編 GK・DFMF・FW ]
未来のJリーガー、未来の代表選手が集う
2006年度高校生の注目選手を探る



U−21代表にも招集された乾は前回王者野洲の大黒柱だ【Photo:北村大樹/アフロスポーツ】
U−21日本代表の乾ら、注目選手が勢ぞろい

 今大会は、攻撃陣の人材が豊富だ。Jユースチーム出身者が増えてきた各年代の代表チームにあっても、攻撃陣には高校出身選手の割合がまだまだ高い。世界で活躍する可能性を秘めた選手たちのプレーは一見の価値ありだ。

 MFで最も期待されるのは、U−21日本代表に飛び級で招集された乾貴士(野洲)だろう。優勝を果たした前回大会では中盤の左サイドを務めたが、今年のチームではトップ下に移動し、ピッチ中央からチームを掌握。トリッキーなヒールパス、得意のドリブルからの意表を突くスルーパスなどが武器だ。卒業後は横浜FMへの入団が内定している。

 攻撃的MFでは、八千代の10番をつける米倉恒貴も要注目。千葉への入団が内定しているチームの柱は、ボールキープ、緩急自在のドリブルで古豪八千代の攻撃をリードする。
 また、乾と同じく横浜FMへの入団が内定している山本郁弥(鵬翔)もセンス溢れるMFで、得意の左足を駆使しゲームを作っていく選手だ。
 高円宮杯ではベスト16で敗退しながらも圧倒的な攻撃力を披露し、今大会でも優勝候補の一角とされる静岡学園。その攻撃陣を操るのは、川崎入団が内定している杉浦恭平。トリッキーなプレーと高い得点能力で、サッカー王国静岡復権の鍵を握る。
 また、ペルー出身のベロカル・フランク(青森山田)も、南米らしいテクニックに優れたゲームメーカーだ。

 守備的MFでは、岡田翔太郎(初芝橋本)に注目。中盤の底から前線へ正確なパスを供給し、初芝橋本の攻撃サッカーをリードする。広い視野、ボールキープ力、ミドルシュートを兼ね備えたハイレベルなMFだ。
 さらに、滝川第二の金崎夢生大塚尚毅にも注目したい。高円宮杯優勝の原動力となったダブルボランチは、今大会最高の呼び声が高い。2人とも180センチを越える大型ボランチで、高さと豊富な運動量で相手の攻撃を跳ね返す。前回大会では攻撃的MFだった金崎はサイドからの上がりを得意とし、1年生からレギュラーを獲得している2年生の大塚は、セットプレーでの得点力を備えている。攻守両面でスキがないダブルボランチは、まさにチームの心臓だ。


アーセナルも注目する逸材、伊藤翔

アーセナルのベンゲル監督もほれ込んだ伊藤翔の才能は本物だ【Photo:北村大樹/アフロスポーツ】
 FWでは、U−19日本代表でフランス2部のグルノーブルに移籍が決まった伊藤翔(中京大中京)が大会ナンバーワンだろう。“和製アンリ”の異名通り、そのプレースタイルはフランス代表のアンリに似ており、左サイドからのドリブル突破、正確なシュートが持ち味。チームの命運はこの男の活躍に懸かっている。

 磐田入りが内定している山崎亮平(八千代)も得点王候補の1人。鋭い突破力が持ち味のゴールハンターだ。その山崎がいる八千代と1回戦で対戦する国見には、田中信也がいる。2年時からスタメン出場している田中は、抜群のスピードで相手DFを陥れるFW。不本意な成績に終わった前回大会の雪辱を期する。
 テクニシャン集団静岡学園でエースを務めるのは、國吉貴博。地方大会では得点王、アシスト王、MVPの3タイトルを獲得したチームの大黒柱だ。

 そのほかにも、山形に入団が内定している高橋駿太(富山第一)、苗代泰地(武南)、塩原拓真(星稜)、U−17日本代表の宮澤裕樹(室蘭大谷)と畠山祐輔(四日市中央工業)ら、可能性を秘めた選手がずらりと並ぶ。

<了>
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