レアル・マドリーのモリーニョ監督「いつかイングランドに戻りたい」
レアル・マドリーのジョゼ・モリーニョ監督は英BBCのインタビューに応じ、指揮官としての自身の経験とイングランドサッカーへの情熱を語った。
「わたしはレアル・マドリーを指揮できることに大きな幸せを感じている。わたしにとって素晴らしい体験となるに違いない。レアル・マドリーは、おそらくサッカー史上最も偉大なクラブだろう。わたしはここで仕事をするチャンスだけは逃したくなかった。しかしながら、イングランドこそがわたしの情熱であるのも事実だ。わたしの次のキャリアはイングランドで展開されるだろう。そして、できればイングランドに長い間とどまりたい」
また、自身のキャリアを振り返り、チームを指揮する上でのポイントをいくつか挙げた。
「わたしにとって、サッカーで一番必要なのは人間としてのグループをどう運営するかだ。これは人間科学とも言える。サッカーのみならず、すべての基本はエモーショナル・インテリジェンス(情動知能)にある。親善試合で5−0でリードしている状況でPKを蹴るのと、チャンピオンズリーグやワールドカップの試合の終了間際にPKを蹴るのは、全く異なる経験だ。わたしは選手たちをベストの状態に持っていくよう努力しているが、最後にものを言うのは選手たち自身の力だ。結局は彼らが、適切な時に適切な判断をする必要があるのだ。わたしは常に選手たちをチームの一員として分析するが、つまるところ、彼らがそれぞれ異なる存在であることに変わりはない。だからこそ、われわれ監督はこの仕事を続けたいと思うのだろう」
モリーニョ監督はさらに、自身の過去の興味深いエピソードも紹介している。
「わたしは昔、かなり高齢の先生に哲学を教わったことがある。当時わたしは、自分に必要な学問は何であるか、いろいろ悩んでいた。彼はある日、わたしに、『サッカーの監督になりたいか?』と尋ねた。わたしが『なりたい』と答えると、彼はこう言った。『サッカーのことしか知らない監督は、サッカーのことさえ知らない人間となってしまうだろう』。この言葉はわたしを深く考えさせた。あの経験がわたしの監督としてのメソッドの基盤となっていると思う」
(C)MARCA.COM
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[ スポーツナビ 2011年12月27日 9:31 ]
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