■浦和が2連覇を達成 サッカー天皇杯決勝
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| 2連覇を達成し、天皇杯を掲げ喜ぶ山田(中央手前)ら浦和の選手たち=1日、国立競技場【共同】
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元日恒例のサッカー第86回天皇杯全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、共同通信社、NHK共催)決勝は1日、東京・国立競技場に4万6880人の観衆を集めて行われ、浦和レッズがガンバ大阪を1−0で破り、2連覇を果たした。浦和の優勝は前身の三菱重工時代を含めて6度目。初制覇した2006年シーズンJリーグ1部(J1)との2冠も達成した。
浦和は堅守で相手の攻撃に耐え、後半42分に永井雄一郎が貴重な決勝点を奪った。
[共同通信社]
| 【決勝】1月1日の試合結果 |
| 浦和レッズ(J1) |
1−0 |
ガンバ大阪(J1) |
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浦和レッズ1−0ガンバ大阪
浦和レッズ (J1)
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1−0
(0−0)
(1−0)
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ガンバ大阪 (J1)
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▽得点者【浦】永井
劣勢のなか好機生かす 浦和−G大阪評
レギュラークラスの多くを欠いた浦和は終始劣勢を強いられたが、少ない好機を土壇場で生かして競り勝った。後半42分、途中出場の岡野が右から折り返し、DFの前に体を入れた永井が右足で押し込んで均衡を破った。守備は90分間耐え抜いて、無失点で切り抜けた。
圧倒的に攻め続けたG大阪は、度重なる逸機でリズムを失った。試合開始後から攻勢に出て、播戸やマグノアウベスがチャンスをつくったが、ゴールを割れなかった。詰めの甘さに泣いた。
[共同通信社]
■逆境下でも王者の自信 浦和、アジア制覇に弾み
G大阪の猛攻を一方的に浴びながら、浦和が培ってきた王者の自信が揺らぐことはなかった。
再三の好守でゴールを守り抜いたGK都築は「危ない場面は多かったが、みんなが体を張った。必ず点を取ってくれると思っていた」。浦和が終了間際のワンチャンスをものにして、G大阪を下し、連覇と2000年度の鹿島以来となるリーグ戦との2冠を達成した。
後半42分、FWで途中出場のベテラン岡野が縦パスに走った。強引な折り返しは狙いとは違ったコースに転がったが、このボールを永井が決めて、劣勢の試合をひっくり返した。シュート数は浦和6に対し、G大阪は3倍以上の21だった。
控えメンバーで勝ち取った栄冠だ。今季悲願のリーグ制覇を果たしたが、闘莉王、ワシントン、三都主がチームを離脱。負傷者も相次いだ。3バックは全員が入れ替わった。
そんな中でリーグ戦で控えに回ることが多かった面々が奮起。この日の勝利の立役者、GK都築、岡野、永井はいずれも今季は控え組。永井は「最後の最後に何かやってやろうと思っていた」という気迫をぶつけた。
「主力がいなくても結果を出し、一人一人が力があることが証明できた」とは岡野。来季、アジア制覇、そしてクラブワールドカップ(W杯)出場を目指す過密日程と戦う浦和にとっては、大きな弾みとなる勝利だった。
[共同通信社]
■宮本の花道を飾れず 勝てる試合落としたG大阪
試合終了の笛を聞いた宮本が天を仰いだ。「ツネ(宮本)をいい形で送り出せなくて悔しい」とは西野監督。オーストリア1部リーグのザルツブルクに移籍する宮本の最後の試合を花道で飾ることはできなかった。
後半42分、懸命にゴール前に戻った宮本の横を、岡野のパスがすり抜けていく。次の瞬間、悔やんでも悔やみきれない浦和の決勝ゴールが生まれた。宮本は言った。「ジグソーパズルがすごくいい形にできて、最後の1ピースがどこにいったのかな、という感じ。はめれば優勝カップが取れたのに…」
シュートを打てども打てども入らない。ワシントンも闘莉王もいない相手を内容で圧倒しながら、勝利は最後にスルリとこぼれ落ちた。宮本は「今季はずっとこんな感じ」と詰めの甘さを悔やんだ。浦和には今季1度も勝てなかった。
「浦和との差は結果を出せるところと出せないところ。内容が良くても、悪くても勝つ必要性を感じた」と、ゲームキャプテンの山口は言う。来季に向けて、勝利のための「1ピース」を探す課題ができた。
[共同通信社]
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