サッカー 野球 格闘技 モータースポーツ ラグビー ゴルフ バスケット テニス その他
sportsnavi.com
ジャンルタブ
  トップページ> サッカー > 天皇杯 > トピックス
天皇杯 第84回全日本サッカー選手権大会 Yahoo!スポーツ
メニュー
 天皇杯トップ
 トピックス
 結果&戦評
 トーナメント表
 決勝
 準決勝
 準々決勝
 5回戦
 4回戦
 3回戦
 2回戦
 1回戦
 大会概要
 実施要項
 入場券情報
 大会データ
 出場チーム一覧
 都道府県大会決勝
 過去の決勝戦
バックナンバー
 第83回天皇杯
 第82回天皇杯
 第81回天皇杯
トピックス

飽くなきタイトルへの渇望 浦和レッズ対湘南ベルマーレ(1/2)
宇都宮徹壱の天皇杯漫遊記

2004年12月16日
宇都宮徹壱

ウィークデーの夜にもかかわらず、大勢の浦和サポが岡山に集結
ウィークデーの夜にもかかわらず、大勢の浦和サポが岡山に集結【 photo by 宇都宮徹壱 】
■天皇杯はファンへの配慮が足りない?

 東海道新幹線で、ひたすら西へ向かう。周囲の座席を見渡すと、ほぼ全員がスーツ姿のビジネスマン。当たり前だ。今日は水曜日。特定チームのサポーターでもないのに、わざわざ東京から岡山までサッカーを見に行く酔狂な人間など、私くらいなものだろう。

 あと10日でクリスマスという12月15日、天皇杯5回戦の残り2試合が行われることになっていた。11日のチャンピオンシップ(CS)に出場していた、横浜F・マリノスと浦和レッズは、それぞれザスパ草津、湘南ベルマーレと対戦する。平日の開催ゆえ、キックオフはいずれも19時。問題は、開催地である。横浜対草津は仙台、そして浦和対湘南は岡山。いずれのサポーターにとっても不利益な、こうした開催地の選定は、なぜに天皇杯において繰り返されるのだろうか?

 くどいようだが、今日は水曜日だ。当然ながら、サポーターの大部分の人々は出勤日である。たとえ定時に仕事を終えたとしても、そこから仙台や岡山に駆けつけることなど、ほぼ不可能であろう。いくら熱狂的なサポーターを誇るレッズであっても、今夜、岡山まで遠征にくる人数は、それなりに限られたものとなるはずだ。まるで当該チームのサポーターに「どうしても応援したければ、会社を休んででも、這ってでも来なさい」とでも言わんばかりの、こうした無茶なレギュレーションが、なぜに天皇杯ではまかり通るのか。私にはサッパリ理解できない。

 確かに天皇杯は、日本サッカー協会が主催する大会であるから、「普及」という側面を重視し、Jクラブのない県で天皇杯を開催することについては私も賛成である。だが、少なくとも平日開催となる今日の2試合に限って言えば、「普及」よりも「興行」を優先させるべきではなかったか。天皇杯の発展を心から願うのであれば、主催者側はもう少しサポーターやファンを大事に考えたほうがよいのではないか。


■今日の「モモスタ」に波乱は起こるか

「桃から生まれた」わけではないけど、桃太郎スタジアムの外観
「桃から生まれた」わけではないけど、桃太郎スタジアムの外観【 photo by 宇都宮徹壱 】
 今日の会場は、岡山県陸上競技場桃太郎スタジアム。来年に行われる国体に向けて3年前に大々的な改修作業が行われ、あわせて新たなスタジアム名を公募したそうである。で、付いた名前が桃太郎スタジアム、通称「モモスタ」。こういうベタなネーミング、私は決して嫌いではない。そのうち、全国に「なまはげスタジアム」(ナマスタ)とか「赤穂浪士スタジアム」(アコスタ)とかできれば、それはそれで楽しそうだ。

 さて、この日のスタンドは、空席が半分以上を占めていたが、それでもバックスタンドの両サイドに設けられたサポーター席には、予想外に多くの浦和と湘南のサポーターが詰め掛けていた。とりわけ浦和サイドでは、前回の福岡戦と同じくらいの数のサポーターがスタンドを赤く染めていて、大いに驚かされた。どうやら、私の考えが甘かったようである。地上のどこかでレッズの試合がある限り、彼らはあらゆる艱難辛苦を乗り越えて集結する。特に今季の浦和は、史上最強のメンバーを擁しながら、ナビスコカップ、そしてCSと、あと一歩のところで立て続けにタイトルを逃しているだけに、この天皇杯に臨むサポーターのモチベーションはいやが上にも高い。

 しかしながらピッチに目を転じると、横浜との激闘を戦った面々の何人かが欠けているのが気に掛かる。得点王のエメルソンはCSでのレッドカードで、2試合出場停止。三都主アレサンドロは、明日の代表戦に出場するためにチームを離脱。そして強固なディフェンスラインを形成していた3人のうち、田中マルクス闘莉王とアルパイが、けがなどで戦列を離れることとなった。結果、3バックには内舘秀樹、堀之内聖、ネネが入り、三都主の代わりには平川忠亮を起用。長谷部誠をトップ下に上げ、鈴木啓太とコンビを組むボランチの一角には酒井友之が入る、という3−5−2の陣容である。

 今季の浦和の強みは、確かにバックアップに豊富な人材を抱えていたことであった。とはいえ、CS敗戦後に迎えた一発勝負のカップ戦となれば、モチベーションの維持や試合の入り方などにも、相当に気を払う必要があるだろう。しかも相手は、今季J2で10位の湘南。すでにベスト8進出を果しているJ2最下位のコンサドーレ札幌同様、失うものがないだけに、この天皇杯で底力を発揮する可能性を秘めていた。加えて浦和は、昨年の天皇杯初戦となる3回戦で、他ならぬ湘南にVゴール負けを喫しているのだ。
 この日、モモスタで波乱が起こる要素は、幾らでもあったのである。

<続く>


前ページ 1/2 次ページ


トピックス一覧


関連リンク サッカーコーナー
磐田に撒かれた種 04/11/15
「危険な選手」という存在感 04/11/15
10年という重み ベガルタ仙台対FC東京 04/11/14
サッカー日本代表
欧州サッカー -日本人選手
Jリーグ
EURO2008
天皇杯
高校サッカー
ニュース一覧
コラム一覧
ピックアップサッカー
日本代表
Jリーグ
欧州サッカー
EURO2008
サッカーニュース一覧
サッカーコラム一覧





Copyright (c) 2012 Y's Sports Inc. All Rights Reserved.