【Photo:Action Images/AFLO】
2007−08シーズンの欧州王者は“赤い悪魔”ことマンチェスター・ユナイテッド。チャンピオンズリーグ(CL)決勝でチェルシーとのイングランド勢対決をPK戦の末に制し、トレブル(国内リーグ、FAカップ、CLの3冠)を達成した1999年以来、9年ぶりに欧州の頂点に輝いた。その99年には、クラブワールドカップの前身であるトヨタカップで、ブラジルの名門パルメイラスに勝利。今回の来日で2度目の世界一を狙う。
チームはベテランと若き才能がうまく融合している。99年のトヨタカップにも出場したギグス、スコールズ、G・ネビルは今も健在。6シーズン目を迎えた23歳のC・ロナウドは、いまや世界を代表する選手に成長した。スピードとテクニックを駆使したドリブル突破と、高い得点能力は世界一とも称される。そのほか、イングランド代表のルーニー、アルゼンチン代表のテベス、韓国代表のパク・チソンに加え、今季からブルガリア代表のベルバトフが加入し、アタッカー陣は破壊力抜群。守備においても、百戦錬磨のGKファン・デル・サール、最終ラインを統率するファーディナンドを中心に堅守を誇る。
ファーガソンが86年に監督に就任してから22年――。昨シーズンは国内リーグ連覇とCL優勝の2冠を成し遂げ、チームは再び黄金期に突入した。今季はリーグでリバプールとアーセナルに敗れるなど、いまひとつ波に乗り切れていないが、複数タイトルの可能性は十分に残されている。世界一の称号を獲得すべく、赤い悪魔が99年の再現を目指す。
■ 戦力分析

| 攻撃力 | 5 | C・ロナウドを筆頭に、各国代表がずらりと顔をそろえるタレント集団 |
| 守備力 | 4 | 最終ラインは危なげない。守護神ファン・デル・サールが最後の砦を守る |
| 組織力 | 5 | 個性派集団だが、攻守にわたりチームバランスはいい |
| 監 督 | 5 | ファーガソンは22年の長期政権を維持し、20を超えるタイトルを獲得 |
| 資金力 | 5 | 世界屈指の収入を誇り、クラブの長者番付でも常に上位にランクイン |
| 経 験 | 5 | ほとんどの選手が各国代表、チームとしても大舞台の経験は豊富 |
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