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宮崎恵理
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スポーツナビ
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名工が手掛けたジャージの秘密
2007年04月20日
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現代の名工・沼田氏が手掛けた新ジャパンジャージ
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スポーツナビ
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ラグビーワールドカップイヤーの2007年、4月。ジャパンの本格始動に先駆けて、新しいジャパンジャージが発表された。 ラグビーは、下半身だけでなく上半身を酷使するスポーツだ。全力疾走しながらパスを放り、受け取る。スクラムを組む。ラインアウトのボールを取る。そして、なんといってもボールを持った選手に思いっきりタックルし押さえ込む。 「こうしたラグビーならではのスポーツ特性を徹底的に追求して、新たなジャージを開発しました」 こう語るのは、ジャージの開発を担当した、ゴールドウイン・テクニカルセンターの沼田喜四司氏。4年前、初めてジャパンのジャージ開発を任され、同時に東芝ブレイブルーパスのユニホームも手掛けてきた。
沼田氏は、平成18年度『現代の名工』を受賞。『現代の名工』は、さまざまな分野の優れた技能者に与えられる栄誉で、過去には女子マラソン・野口みずき選手のシューズを開発した三村仁司氏も受賞している。40年間、スキーウエアをはじめとするスポーツアパレルの技術開発に携ってきた沼田氏の卓抜した技能が高く評価されたのだ。その技術力が、新しいジャージに生かされている。
カッティングと素材へのこだわり
モデルとして新ジャージを着用した廣瀬俊朗選手と大野均選手(ともに東芝ブレイブルーパス)
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「開発の骨子は、2つあります。立体的なカッティング技術によってフィット性を実現したこと。そして、襟周りと脇の下のY字部分に伸縮性の高い素材を組み合わせたことです。 ラグビー選手は、胸筋や肩周りの筋肉がとても発達しウエストはシェイプされた、まさに逆三角形の体型です。ジャージ全体に伸縮性の高い素材を使用すると、チェスト(胸)部分は着圧感が強く、ウエスト部分では生地がルーズになることがあります。また、体にフィットしてつかまれにくい反面、タックルしてきた選手の指が引っ掛かってしまうと外れにくいというデメリットもありました。そこで、今回は、カッティング技術によって体を包み込むフィット性を実現したのです」 ジャージそのものを、人間の体の形に成型しているという。
「その上で、襟周りと脇の下部分に身ごろ以上にストレッチ性の高い素材を組み合わせました。襟はフィットしながらも着脱しやすく、脇の下部分はY字型のサイドカッティングを合わせることで楽に肩・上腕を動かすことができるのです」 立体裁断と、異素材のハイブリッドは、まさに沼田氏が長年培ってきたスポーツウエア技術の集大成である。
「フィットしているのに圧迫感がない」
「また、従来のポリエステルに比べ1.5倍もの強度をもつ最新素材を身ごろに使用しています。本来、耐久性を追求すると生地は重くなりますが、体を包み込む立体裁断だからこそ、肩や背中の1点に重量がかからず、軽く感じられるのです。もっとも、軽量で吸湿速乾性に優れたハイテク素材なので、実際の仕上がり重量も従来に比べ12.5パーセント軽量化されています。さらに、脇の下のY字カッティング部分、袖と身ごろとの縫い合わせ部分などはラインテープで補強しました」
白いラインは目に見える機能性の形であり、ジャパンジャージ全体のデザインアクセントにもなっている。記者会見でモデルを務めたSO・廣瀬俊朗選手(東芝ブレイブルーパス)が言う。 「生地がソフトで襟周りがぴったりフィットしているのに、圧迫感がありません」
「個人的には締め付けられるくらいのフィット感が好きなのですが、だからといって窮屈では困る。こうした選手たちの声が反映されていて、フィットしているのに締め付け感が全くない、というところに満足しています」 そう語るのは、LO・大野均選手(東芝ブレイブルーパス)だ。
まるで第2の皮膚をまとっているかのような、ナチュラルなフィット感。ストレスフリーな運動性能。ジャパンのメンバーは最先端のテクノロジーで完全武装し、世界に挑む。 沼田氏がジャパンに寄せる期待も大きい。 「このジャージを着用することで、ジャパンが活躍し、よりいい成績が出せたという選手たちの満足につながってくれればと楽しみにしています」
<了>
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| 沼田喜四司/Kiyoshi numada |
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昭和22年生まれ。ゴールドウインのグループ会社、ゴールドウインテクニカルセンター(富山県小矢部市)に勤務し、さまざまなスポーツウエアの商品開発に携わってきた。2006年には厚生労働省が卓越した技能者を表彰する「現代の名工」に選ばれた。
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| 9/25 |
カナダ代表 12-12 日本代表(ボルドー) |
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| 9/20 |
ウェールズ代表 72-18 日本代表(カーディフ) |
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| 9/12 |
日本代表 31-35 フィジー代表(トゥールーズ) |
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| 9/8 |
オーストラリア代表 91-3 日本代表(リヨン) |
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| 8/25 |
日本代表 15-13 ポルトガル代表(イタリア) |
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| 8/18 |
日本代表 12 - 36 イタリア代表(イタリア) |
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| 8/10 |
日本代表 69 - 10 アジア・バーバリアンズ(東京) |
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| 6/24 |
日本代表 3 - 51 Jr.オールブラックス(東京) |
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