何セット取ったら勝つの?
1試合は全5セットで3セット先取したチームが勝利。第1〜4セットは25点まで、第5セットは15点まで行われ、25点、15点になるまで2点差がつかなかった場合(24−24、14−14など)はジュースとなり、どちらかが2点連取するまで試合は続けられる。
得点の入り方は?
ラリーポイント制によって得点。ラリーポイント制とは、スパイクを決めた場合や相手のミスがあったとき、サーブ権(サーブを打つ権利)の有無にかかわらず点数が入る制度。1999年のルール改正まではサイドアウト制(サーブ権を持つチームがラリーに勝った場合のみ加点する制度)が採用されていた。
※ラリーとはサーブから始まるボールの打ち合いで、攻撃や反則などでどちらかのチームが1ポイント取るまでの一連の流れ。
ベンチ入りメンバー
1チームにつき、スターティングメンバー6名、交代メンバー6名の合計12名までのプレーヤー登録が認められている(リベロ1名含む)。
12名の中には、チームキャプテンとゲームキャプテンが必要で、チームキャプテンがコート内にいるときはゲームキャプテンも務める。チームキャプテンが交代などでコート内にいない場合は、ゲームキャプテンをコート内にいるプレイヤーの中で決めなければならない。ゲームキャプテンだけがプレーがストップしている間、選手交代やタイムアウトの要求や、判定に関する質問などで、審判に対して直接話し掛けることができる(監督も選手交代やタイムアウトの要求は可能)。
ローテーションとポジション
選手が6つのポジションを時計回りに一つずつ移動することをローテーションと呼ぶ。この6つのポジションは「コートポジション」(図1)と呼ばれ、コートの位置を表す。サーブを打つ瞬間、コートポジションで定められた位置を守らないと「ポジショナルフォールト」という反則をとられてしまう。
また、「コートポジション」に対して、「プレーヤーポジション」(図2)と呼ばれるコート内での役割によるポジション(「ポジション」というとこちらを指すことが多い)があり、サーブを打った後や相手コートに返球した後に、それぞれ自分の役割であるプレーヤーポジションに移動し、次の守備や攻撃に備える。
ラリー中は、基本的にプレーヤーポジションでプレーを行う。
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| 図1コートポジション |
図2プレーヤーポジション |
プレーヤーの種類
■ウイングスパイカー
フロントレフトやフロントライトからスパイクを打つプレーヤー。
レフトはオープン攻撃(セッターから山なりに上がったトスを、サイドから打つ攻撃のこと)を中心とする攻撃の要。打数も多く大きな得点源となるので「エース」とも呼ばれる。現代バレーではサーブレシーブの中心となることが多く、サーブレシーブの後にスパイクを打つ器用さなど、多様な能力が必要とされる。
ライトは前衛の時はもちろん後衛でもバックアタックで積極的に攻撃に参加。男子では「スーパーエース」とも呼ばれることが多く、高い得点能力が不可欠だ。
■ミドルブロッカー
前衛の中央に位置するプレーヤーで「センター」と呼ばれる。ブロックの中心となるほか、攻撃面ではクイック攻撃が多いため敏しょう性と高さが求められる。多くの場合、後衛ではリベロと交代する。
■セッター
レシーブされたボールを味方プレーヤーにアタックさせるためにトスするプレーヤー。状況に応じて瞬時に攻撃を組み立てるチームの司令塔。
■リベロ
守備専門のバックプレーヤーで国際ルールでは1チームに一人の登録ができる。ネットより高い位置のボールに触れることはできず(アタック、ブロックも禁止)、リベロがフロントゾーン(アタックライン延長線上より前)でオーバーハンドトスしたボールをほかのプレーヤーがアタックにより返球すると反則となる。サーブも打てない。
交代はラリーが終了していて、サーブ許可の笛が鳴るまでの間、何度でもどの後衛選手ともできる(リベロの交代は正規の交代回数に数えない)が、コートから出る時は入る時に交代した選手としか交代できない。他のプレーヤーと対照的で異なる色のユニホームを着用しなければならない。
■レシーバー
相手のサーブやスパイクをセッターに返すレシーブのスペシャリスト。
選手交代
1セット6回までの選手交代が許されており、一人ずつの交代が1回と数えられるので、二人ずつなら2回、3人ずつなら3回と数えられる(リベロとの交代はこれには含まれない)。
また、各セットのスターティングメンバーはベンチに退いた後、そのセットで1度だけコートに戻ることができるが、交代は自分と代わって入ったプレーヤーとしか認められない。また、選手交代でコートに入ったプレーヤーがベンチに戻った場合、そのセットでは再びコートに入ることはできない。
タイムアウト
タイムアウトは、1セットにつき2回まで取ることが可能。監督かゲームキャプテンが審判に要求して行われる。1回につき30秒間(2回分をまとめてとることも可能)。
国際試合では、テクニカルタイムアウトという要求できる2回とは別のタイムアウトがあり、リードしているチームが8点と16点に達したときに自動的に取られる。それぞれ60秒間。ただし、第5セットにテクニカルタイムアウトはない。
よくある反則・警告
■ダブルコンタクト(ドリブル)
一般的にドリブルと言われる行為。同じ人が2回以上連続してボールに触れること。現在は、相手チームから来たボールを一番初めに受ける人は、同一動作内であればダブルコンタクトをしても反則にはならない。
■キャッチボール(ホールディング)
ボールをつかむ、持つなどして制止させてしまうこと。
■タッチネット
プレーヤーがネットに触れてしまう行為。
■フォアヒット(オーバータイムス)
味方コートからボールを3回以内に返せない行為。ブロックは回数に含まれない。
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