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 2005年8月14日(日)  20:20〜(日本時間)/マーケット広場脇〜オリンピックスタジアム
※スポーツナビではリアルタイムで結果をお届けします。随時リロードボタンを押して最新情報をご覧下さい。
コースマップ
[ コースマップ : ゴール地点 ]
 ゴール順位
順位 名前 所属 / 国名 タイム 備考
1 キャサリン・ヌデレバ Paula RADCLIFFE GBR 2:20:57 大会新記録
2 Catherine NDEREBA KEN 2:22:01  
3 Constantina TOMESCU ROM 2:23:19  
6 原裕美子 原裕美子 京セラ 2:24:20  
8 弘山晴美 弘山晴美 資生堂 2:25:46  
10 大島めぐみ 大島めぐみ しまむら 2:26:29  
15 小崎まり 小崎まり ノーリツ 2:30:28  
17 江田良子 江田良子 ヤマダ電機 2:31:16  
 ■ 詳細
【総評】
ラドクリフが大会記録で優勝 原は6位、弘山は8位で入賞

 第10回世界陸上最終日は14日、女子マラソンがヘルシンキ市庁舎前をスタートし周回コースを経て五輪スタジアムにゴールする42.195キロで行われ、ポーラ・ラドクリフ(イギリス)が2時間20分57秒の大会新記録で優勝した。2位は前回優勝のキャサリン・ヌデレバ(ケニア)。日本勢は1997年アテネ大会から続いていたメダルを5大会ぶりに逃したものの、原裕美子(京セラ)が2時間24分20秒で見事に6位入賞。弘山晴美(資生堂)も最後に追い上げて、2時間25分46秒で8位入賞を果たした。大島めぐみ(しまむら)は10位、小崎まり(ノーリツ)は15位、江田良子(ヤマダ電機)は17位だった。

 レース序盤は、飛び出したラドクリフに原が食らい付く展開。しかし、15キロ過ぎで原が遅れると、ヌデレバ、コンスタンティナ・トメスク(ルーマニア)らが先頭集団を形成した。ラドクリフは25キロすぎから後続を引き離すと、35キロからは独走状態となった。原は一時は7位まで後退したが、後半粘り、自己記録に迫るタイムでゴール。ベテランの弘山も最後に追い上げて、世界大会マラソン初出場を入賞で飾った。



ゴール 最初から最後までトップを走ったラドクリフが、2時間20分57秒の驚異的な大会記録で見事に優勝。2位にはヌデレバで2時間22分01秒。3位にはトメスクが入った。原は2時間24分20秒で見事に6位入賞。ベテラン弘山も最後に追い上げて8位入賞を果たした。大島が10位、小崎が15位、江田が17位だった。 
40キロ ラドクリフは2時間13分22秒で通過。スタジアムを目指す。ヌデレバとの差は47秒。トメスクは先頭から1分54秒遅れの3位。原は6位まで浮上。5位の周とも10秒差と、まだ上を狙える位置にいる。弘山は9位。入賞圏内までは38秒。大島も10位で続く。 
38キロ ラドクリフは完全な独走状態となる。 
36キロ 弘山はメキシコのペレスと、引き続きし烈な9位争いを繰り広げる。 
35キロ ラドクリフの通過タイムは1時間56分14秒。若干ペースは落としたが、2位ヌデレバとは28秒差、3位トメスクとは45秒差。原は7位に下がった。弘山は10位、大島は11位。日本勢、終盤の粘りを見せられるか!? 
34キロ ラドクリフの走りに依然衰えは見えない。2位ヌデレバとの差を大きく広げた。
32キロ 日も出て、気温が上がる中、6位の原は、5位を走る中国の周を懸命に追い上げる。
30キロ ラドクリフは1時間39分22秒で通過。2位トメスクとの差は11秒。3位ヌデレバは16秒差で続く。6位の原は先頭と2分ちょうどの差。弘山は10位、大島は12位。やや遅れて13位の小崎が通過した。
27キロ ラドクリフが再びペースアップ。2位トメスク、3位ヌデレバとの差が開いていく。
25キロ 先頭はラドクリフで1時間22分47秒。トメスク、ヌデレバと続く。原は1分10秒差の6番手で上位をうかがう。11位小崎、12位弘山、13位大島はいずれも2分41秒差。入賞なるか!?
24キロ ラドクリフが再び後続を引き離しにかかる。トメスクが2位、ヌデレバが3位で食らい付く。キムタイはやや遅れた。
中間地点 ラドクリフは1時間9分49秒で通過。2位にはついに3秒差でヌデレバが上がった。
20キロ 先頭のラドクリフは1時間6分16秒。さらにペースを上げている。2番手は1秒差でトメスク。ヌデレバ、キムタイも2秒差につけた。原は先頭と30秒差の7位。
19キロ ヌデレバ、キムタイのケニア勢2人が先頭の2人に接近。
18キロ 先頭はラドクリフとトメスクの2人が並走。原は先頭から10秒以上離された。
17キロ 原が先頭の3人から遅れ、ヌデレバ、キムタイのケニア勢にもかわされる。
16キロ 原がやや苦しそうな表情。先頭集団の4番手で踏ん張る。
15キロ 依然ラドクリフがトップで49分53秒。1秒差で2位の原。大島、弘山、小崎は、先頭から1分14、15秒と離されてしまった。
14キロ 先頭の3人にトメスク(ルーマニア)が加わり、4人の集団となる。
13キロ 原の表情はスタートからほとんど変わらない。どこまでラドクリフのペースに付いていけるのか。
12キロ 上りに差し掛かるところ。上位3人のペース、ヌデレバら第2集団までの距離もまったく変わらず。
11キロ 小崎、弘山、大島の3人を含む集団から、江田がやや遅れ始めた。
10キロ ラドクリフが33分23秒で通過。相変わらず原、ジジも同タイム。日本の4選手は、先頭から27〜29秒とやや離された。
9キロ 日本4選手の集団はややペースを上げ、ヌデレバの第2集団を追う。
8キロ 日本の4選手を含む集団も、先頭集団から依然15秒程度の遅れで食らい付く。
7キロ 先頭の3人のすぐ後ろまで、ヌデレバ率いる第2集団が迫っている。
5キロ 先頭のラドクリフが16分47秒で通過。2番手の原、3番手ジジは同タイム。ほかの日本選手たちは、そこから11〜13秒の遅れ。
4キロ 海沿いの道から、市街地へと入っていく。上位3人の後ろから、前回優勝でアテネ五輪銀のヌデレバが徐々に迫る。
3キロ 原以外の日本選手たちは自分たちのペースを守り、先頭集団のやや後ろで並走。
2キロ 集団は早くも縦長にバラけていく。先頭は依然ラドクリフ、その後ろに原、そしてエチオピアのジジと3人がやや前に出ている。
1キロ 最初の1キロは約3分30秒。速いペースで飛ばすラドクリフに原がピタリとつける。大島らほかの日本選手たちもいい位置につけている。
スタート スタートから原が先頭で飛び出す。しかし、すぐにラドクリフも前に出て、集団を引っ張っていく。
スタート前 雨が降り出し、肌寒い天候の中、59人の選手たちはスタートラインに立つ。



【見どころ】
 最終日の見どころは、なんと言っても女子マラソンだ。出場が懸念されていた世界記録保持者のポーラ・ラドクリフ(イギリス)、前回2003年パリ大会優勝、04年アテネ五輪銀メダルのキャサリン・ヌデレバ(ケニア)の大本命2人がエントリー。

 日本は世界陸上で4大会連続メダル獲得。五輪では2000年シドニーの高橋尚子、04年アテネの野口みずきと2大会連続金メダルに輝いており、マラソン王国の名にかけて今大会でもメダル奪取は必須だ。

 激戦の代表選考会を勝ち抜き代表に選ばれたのは弘山晴美、原裕美子、大島めぐみ、小崎まり、江田良子の5人。弘山は、世界陸上の日本女子マラソン代表としては最年長の36歳で代表に選ばれた。長距離界のベテランとして名のある弘山だが、五輪・世界陸上でマラソン代表となったのは今回が初めて。「一度は世界大会でマラソンの舞台に立ちたかった」と念願かなってのマラソン代表入りだ。2005年3月の名古屋国際で初マラソン初優勝を果たしたのは原。2時間24分19秒でゴールし、日本歴代4位の好記録を残した。同レースで、原に6秒差で敗れた大島は、長距離種目で00年シドニー五輪、04年アテネ五輪などに出場しており、国際経験が豊富な選手だ。小崎は前回03年パリ大会選考レースで初マラソンながら日本歴代3位の記録を残した。しかし、補欠での代表となり“今度こそは”と大舞台での活躍を誓う。“世界最速の受付嬢”江田は、ラストランとして走った名古屋国際での走りが認められ今大会の代表に。トップ選手たちのシューズは、メーカーから支給されるのが当たり前となっているが、江田は自前で購入するという異色の存在だ。

 代表常連選手から初代表の選手まで、さまざまな経歴を持つ5人の選手。女王の座に君臨するのは果たして!?

弘山「後半にきっちり粘る」 女子マラソン会見(05.08.13)


Photo: 弘山=築田純/アフロスポーツ
 江田・小崎・大島・原=北村大樹/アフロスポーツ
 ヌデレバ=亀田則道/アフロ
 ラドクリフ・トメスク=(C)Getty Images/AFLO


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