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日本代表選手
 世界陸上とは? 
末續慎吾
 世界陸上(選手権大会)とは、国際陸上競技連盟(IAAF)の主催で行われ、トップアスリートが集う陸上世界一決定戦。今やオリンピック、サッカーのワールドカップと並ぶ世界3大スポーツイベントにまで成長した世界陸上だが、その歴史はまだ浅く、第1回は1983年8月にフィンランドのヘルシンキで開かれた。当初は4年に一度の開催だったが、1991年の東京大会から2年に一度、オリンピックの前後に開かれるようになった。

 今回で10回目を数える今大会は、第1回のヘルシンキに戻っての開催。8月6〜14日の9日間、211の国と地域の参加で47種目が実施される。過去9大会で合計18個の世界新記録が誕生し、「世界新大会」とも呼ばれている世界陸上。記念すべき第10回大会では、いくつの世界新が生まれるのか!? 日本人の活躍とあわせて注目したい。(Photo:Yuzuru Sunada/AFLO)

 世界陸上の歴史 
室伏広治
 1978年、国際陸連が開いた評議委員会で満場一致で可決された世界陸上選手権大会。第1回大会(ヘルシンキ)の開催は5年後の1983年、当時の五輪参加国を上回る154の国と地域が参加し、41種目が競われた。日本勢はメダル獲得ならなかったが、カール・ルイスが100メートル、走り幅跳び、4×100メートルリレーで3つの金メダルを獲得する偉業を達成した大会だった。第3回大会は1991年に東京で開催。マラソンの谷口浩美が優勝、山下佐知子が2位となる活躍で、日本勢にとって世界陸上初のメダルをもたらした。

 1993年のシュツットガルト大会でも日本マラソン勢が大活躍。浅利純子が金、安部友恵が銅メダルに輝き、日本マラソン界の強さを見せつけた。また、この大会では史上最高の4個の世界新が生まれるなど、海外勢の活躍もめざましかった。

 1997年のアテネ大会では鈴木博美(マラソン)が優勝したほか、千葉真子が10000メートルで3位となり、トラック競技では日本勢初のメダルを獲得。続くセビリア大会でも市橋有里が銀メダル、佐藤信之が銅メダルを手にする活躍を見せた。

 長距離ばかりでの活躍が目立った日本勢だったが、そんな状況を打破したのが01年のエドモンド大会だ。室伏広治(ハンマー投げ)と為末大(400メートルハードル)が、それぞれ銀メダル、銅メダルを獲得する活躍を見せ、注目を集めた。

 前回の03年パリ大会では、室伏が日本人では初の2大会連続メダルに輝くと、末續慎吾が200メートルで銅メダルを獲得。一躍、世界のトップアスリートの仲間入りを果たした。また、この大会では、男子100メートルでカール・ルイスが持っている3連覇の記録をモーリス・グリーンが塗り替えるかと注目が集まったが、キム・コリンズに阻まれた。

 今大会では室伏がメダル最有力候補だった室伏が欠場となったが、為末や末續、マラソン勢にもメダルの期待は高まる。史上最高となる4つのメダルを獲得したパリ大会を上回ることができるか!? (photo:築田純/アフロスポーツ)

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