危機感を持て!
中大・上野裕一郎【中大スポーツ】
“四天王”の一人・上野に最注目。前回大会では3区を走り、9人をごぼう抜きした。“ごぼう抜き男”の異名は今シーズンも健在。11月の全日本大学駅伝でも4区で9位で襷を受け取ると7人を抜き去り、チームを途中2位まで押し上げた。「後半バテることはなくなった」と自信をのぞかせる。
徳地は前回は9区で区間3位の好走を見せた。「出場することやシード権を取ることに意味はない。あくまでも優勝を狙い、中央は上野さんだけのチームじゃないということを示したい」と、強気の発言でチームを鼓舞する。
登録選手一覧
「中央大学である以上、優勝という言葉を背負いたい」 82回の最多出場を誇る田幸監督は、伝統校らしく高い目標を掲げ、選手一人一人の自覚を促している。全日本大学駅伝では3位。注目は大学駅伝“四天王”の一人と呼ばれる上野を軸に、優勝を目指す。
優勝候補の山梨学院大と神大がアクシデントによる途中棄権に見舞われ、優勝の行方が混沌としてきた第72回(1996年)。6区でトップの早大を追う中大・工藤利寿は、区間賞の走りで首位を奪うと、そのまま早大の追撃をかわして大手町へ。32年ぶりの総合優勝を飾った。
総合優勝回数14回を数える中大にも冬の時代があった。1980年の第56回、中大は9区間で2ケタ順位。総合順位も2区で最下位に落ちると一度も浮上せずにゴールテープを切った。最下位は大正10年以来2度目。14位の法大に5分40秒の大差をつけられての不名誉な結果だった。
箱根駅伝には「日中対決」という言葉がある。古豪の日大と中大のし烈な対決は数多い。第40回(1964年)、中大は前人未到の6連覇に挑戦した。往路優勝を果たすも、6区で日大に首位を奪われ、トップと2分17秒差の2位で最終区へ。6連覇は絶望かと思われたが、中大のアンカー・若松軍蔵が逆転に成功。この6連覇の偉業は、現在でも“不滅の記録”として輝きを放っている。
四天王インタビュー 中大・上野裕一郎編(スポーツナビ) [07.12.27]
中大・田幸監督「1位を目指して駅伝に臨む」(スポーツナビ) [07.12.21]
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