遼32位成長実感…米ツアー自己最高

18番、長いバーディーパットを決め大声援に応える石川遼(撮影・平岡純)
「ノーザントラストオープン・最終日」(7日、リビエラCC)
石川遼(18)=パナソニック=が、米ツアー自己最高の32位で終えた。前日未消化だった第3ラウンド残り1ホールをボギーとし、最終ラウンドは首位に10打差の15位からスタート。4バーディー、5ボギーの72で通算4アンダーとスコアを落としたが、昨年の全米プロ選手権の56位を上回る米ツアー自己最高位。今田竜二は15位。スティーブ・ストリッカー(米国)がツアー通算8勝目を飾った。
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グリーンをオーバーしそうなほど勢いがあった球が、カップで一度高く跳ね上がり、そのまま沈んだ。最終18番、12メートルの長いパットがバーディーとなる石川らしい幕切れ。同組のエルスと思わず手を合わせ、笑顔で2010年の米ツアー初戦を終えた。
トップ10を目指した最終日は、中盤から5ボギーと失速。「どんどん順位が下がっていったけど、2日目までのいいスタートがなければ32位にはいられない。これが精いっぱい」。くしくも先週までの世界ランクは31位。世界での位置をしっかりと受け止めた。
それでも、予選落ちした昨年とは雲泥の差だ。「1年前は日本に忘れ物をしてきちゃった感じ。日本でできたプレーがアメリカでできなかった。今週はちゃんと自分を持ってプレーできた」。バーディーで流れを断ち切りたかった得意なパー5の11番でボギーをたたき動揺したが、「モチベーションが上がったり下がったりはなかった」と、精神的な成長を実感した。
今季米ツアー初戦は「70点をあげていい」と採点した。ドライバー、アプローチ、パッティングにそれぞれ課題が残ったため10点ずつ割り引いたものの、及第点を自負したのは、手ごたえを感じたからだ。
2月はAT&Tプロアマ、アクセンチュアマッチプレー選手権の2試合を残す。来週のAT&Tプロアマは予選ラウンド3日間で、それぞれ米カリフォルニア州のぺブルビーチの3つのコースを使う変則方式。そのため「どのコースも初めてで状況は厳しいが、しっかり準備したい」と、8日早朝にコース入り。1ラウンド半を回る可能性を口にするなど、意欲は増すばかりだ。
「日の出の前から日の入りまでゴルフ場にいて、プロゴルファーのような気持ちになる」。生き生きとした表情で米国でのプレーに取り組む。
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[ デイリースポーツ 2010年2月9日 10:21 ]
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