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「PRIDE.31〜Dreamers〜」
日付 2月26日(日)
開始 16:00
会場 さいたまスーパーアリーナ
西島、ハント相手に善戦も金星ならず
ショーグンは右ひじを脱臼で悪夢の結末


【t.SAKUMA】
 PRIDEの2006年第1戦となる「PRIDE.31〜Dreamers〜」が26日、さいたまスーパーアリーナで行われた。

 メーンにはPRIDEデビュー戦となるボクシング元WBF世界クルーザー級チャンピオン・西島洋介が大抜てき。昨年大みそかにミルコを下した、PRIDEの打撃王マーク・ハントと対戦した。
 来日時に「エイネモを極められるくらい練習してきた」と豪語したハントに偽りはなく、マウントポジションでの抑え込み、さらにアームロックや腕十字を極めにいくなど、西島はグラウンドで劣勢を強いられる。しかし、ハントの動きに合わせて立ち上がるのに成功すると、西島は反撃を開始。ヘッドスリップでパンチをかわし、左ストレートと左フックでハントを棒立ちにさせるなど、あわやの場面に会場も大きな盛り上がりを見せる。
 徐々に的確さを増す西島の左ストレートに、ハントは巨体を利したプレッシャーで前進。西島にロープを背負わせ、フックとひざ蹴りの猛攻を見舞っていく。押し込まれながらも打ち合いで左フックを当てるなど応戦していた西島だが、圧力負けして次第にダメージが蓄積してくる。2ラウンド終了間際にはハントが左右フックの乱れ打ち。朦朧(もうろう)としながらなんとか終了まで持ちこたえた西島だが、ストップもあわやの大ダメージを負ってしまう。
 最終ラウンドを迎えたものの、西島にダメージの色は明らか。まだまだ戦う意志を見せたが、ロープを背負った所へハントの右ストレートを浴び、ごう沈してしまった。デビュー戦での金星はならなかったが、ハントは「西島選手は真のウォーリアー(戦士)でした」と称賛。観客も大きな拍手を送り、メーンにふさわしい試合をやってのけた。
 

【t.SAKUMA】
 セミファイナルでは昨年のミドル級GP覇者マウリシオ・ショーグンがマーク・コールマンと対戦したが、タックルを受けて転倒し右ひじを脱臼するアクシデント。103キロとヘビー級の体を作り上げ、公開練習でも好調さをアピールしたショーグンだが悪夢の結末に見舞われた。

 無差別GP制覇とヒョードルへのリベンジに燃えるノゲイラは第7試合に登場。田村潔司を素早くテークダウンするとバックについてコントロールし、何もさせずに腕十字で1本を奪い強さを見せた。
 5月に始まる無差別GPの最終査定と位置づけられた今大会では、ミドルvs.ヘビーの対戦カードが数多くラインナップ。しかし、西島、ショーグン、田村といずれもが敗れ去り、体格差の壁を見せつけられる結果となった。しかし、そんな中1人気を吐いたのがアリスター・オーフレイム。セルゲイ・ハリトーノフと対戦したアリスターは試合序盤にグラウンドへ持ち込むと、ハリトーノフをそのまま立ち上がらせることなく完全シャットアウト。ヒョードル、ノゲイラ、ミルコと並び“4強”と目されるハリトーノフをひざ蹴り連打でTKOに追い込み、GPダークホースに急浮上した。なお、同じくヘビー級に挑んだ中村和裕はジョシュ・バーネットのスリーパーに一本負けを喫している。

 第4試合でマリオ・スペーヒーをKOした高阪剛はマイクを握ると「5月からのトーナメントを最後に選手を引退したいと思います」と宣言。現役最後の大勝負に出ることを表明した。
“人類最強”ヒョードルの牙城(がじょう)に迫るのは果たして誰か? リベンジを誓うノゲイラ、“氷の拳”と真っ向勝負が期待されるハントらが虎視眈々(こしたんたん)とその首を狙っている。ヒョードルは右手親指の手術から回復中で、5月参戦は困難とも伝えられるだけに、カード発表、およびGPの動向が注目される。5月5日、こどもの日に大阪ドームで開幕するGPは、7月1日に第2ラウンド、9月10日に決勝戦がそれぞれさいたまスーパーアリーナで行われる。


【関連リンク】
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4.2武士道出場の五味があいさつ(06.02.26)
榊原信行DSE代表が大会を総括(06.02.26)
第1試合
ペドロ・ヒーゾ
(ブラジル/ファス・バーリ・トゥード)

 

1R 0分25秒
KO
詳細

 
ローマン・ゼンツォフ
(ロシア/レッドデビル)
第2試合
クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン
(米国/God’s Street Soldier)

 

3R判定 3−0
詳細

 
ユン・ドンシク
(韓国/高田道場)
第3試合
ユノラフ・エイネモ
(ノルウェー/フロントライン・アカデミー)

 

3R判定 3−0
詳細

 
ファブリシオ・ヴェウドゥム
(ブラジル/チーム・クロコップ)
第4試合
高阪 剛
(日本/チーム・アライアンス)

 

1R 1分20秒
KO
詳細

 
マリオ・スペーヒー
(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)
第5試合
セルゲイ・ハリトーノフ
(ロシア/ロシアン・トップチーム)

 

1R 5分13秒
TKO
(レフェリーストップ)
詳細

 
アリスター・オーフレイム
(オランダ/ゴールデン・グローリー)
第6試合
ジョシュ・バーネット
(米国/新日本プロレスリング)

 

1R 8分10秒
裸絞め
詳細

 
中村 和裕
(日本/吉田道場)
第7試合
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ
(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)

 

1R 2分24秒
腕ひしぎ逆十字固め
詳細

 
田村 潔司
(日本/U−FILE CAMP)
第8試合
マウリシオ・ショーグン
(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー)

 

1R 0分49秒
レフェリーストップ
詳細

 
マーク・コールマン
(米国/ハンマーハウス)
第9試合
マーク・ハント
(ニュージーランド/オシアナスーパーファイタージム)

 

3R 1分18秒
KO
詳細

 
西島 洋介
(日本/高田道場)

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