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PRIDE GP 2005 開幕戦
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第8試合
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3R 判定 1−2
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○
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ヴァンダレイ・シウバ (ブラジル/シュートボクセ・アカデミー)
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■試合の見どころ
戦慄のひざ小僧を持つ絶対王者、シウバ。試合直前の会見には2本のチャンピオンベルトを持参し、「これが欲しければ、かかってこいよ」と挑発。これまでも、挑戦する日本人選手を次々に葬ってきた。2003年のGPで対戦した吉田とて例外ではない。王者を相手に互角以上の大接戦を繰り広げるも、惜しくも判定負け。あれから2年。満を持した吉田が2年前の雪辱を果たすべく、PRIDEのリングに立つ。柔道で頂点を極めたその技術と精神力で、今度こそ栄光の頂点に立ちたい。
■試合経過
1R パンチを放ちながら飛び込むシウバ。捕まえた吉田だが、シウバが上を取る。シウバは首を抱えられながらショートパンチを放つ。足でもシウバを抱え込む吉田。しかし、ここでブレークで、吉田に注意1。スタンドでの再開から、パンチを放ち合う2人。にらみ合う2人。シウバの右パンチ、そしてハイキック。吉田はパンチで応戦する。そして組み付いて吉田がテークダウンに成功。上になり、首を絞める吉田はサイドポジションへ移行する。そこから右パンチでシウバの顔面を殴りつける。しかし立ち上がるシウバ。吉田は再び足をかけてシウバを倒すことに成功。上の吉田が左パンチの連打。シウバの表情が苦しそう。残り3分。距離をつくり、吉田が左右のパンチ。攻めきれない吉田。残り2分、右のパンチがシウバの顔面をとらえる。こう着状態で残り1分を迎える。シウバを持ち上げる吉田。残り30秒。足ではねのけるシウバ。ここで吉田が倒れるが、ゴングが鳴り、第1ラウンドが終了する。
2R 間合いを計りながら、時計と反対方向に回る吉田。お互いパンチを放つ。右拳を回す吉田。組み合って、シウバが上になり、右パンチを吉田に向けて放つ。腕を取る吉田だったが、シウバの右パンチが吉田の顔面に入る。吉田はシウバの右パンチを防いで何とか逃れる。しかし、上から右パンチを振り下ろすシウバ。そして、吉田の足をかいくぐって踏みつけ。それは上手くかわした吉田だったが左右のパンチの連打を浴びてしまう。残り1分。シウバは上からパンチを振り下し、ひじで吉田の腹を攻撃する。
3R 左パンチから右ミドルキックを放つシウバ。さらに左ローキックを放つ。シウバは、左ローキックを2発放ち、さらに左ローキック、左右のパンチで距離を詰める。吉田が左のリードパンチを出すがシウバの右カウンターが入る。シウバの右ローキックが入りだす。残り2分。シウバのローキックにより、下半身が流れ出す吉田。シウバのローキックに対し左右のパンチで距離を詰める吉田。しかし右のパンチを受け、吉田が倒れる。だが、吉田もたたみ掛けようとするシウバを上手くとらえ、足を取ることに成功する。グラウンドでの主導権を奪い合う両者。吉田がフロントチョークでシウバを絞める。しかし時間がなく、そのままゴング。勝負の行方は判定にもつれ込む。
判定発表の時、吉田が先に1ポイント。驚いたような表情を見せた吉田。しかし、その後はジャッジの支持を得られず、2−1でシウバが勝利した。試合後、マイクを握ったシウバは「コンバンハ。今日のために、いっぱい練習してきました。吉田は素晴らしい選手だった。戦えて光栄に思う。今日の勝利を、ここに来てくれたブラジル人に捧げたい。今日勝てたのは、ブラジル人の応援のおかげだ。そして、ここで皆さんに聞きたい。次は誰と戦えばいいでしょうか。桜庭? 桜庭ですか? じゃ、桜庭に決めます。ファンの皆さんに感謝しています。アリガトウ」とマイクアピール。セカンドラウンドの対戦相手に桜庭を指名した。
■試合後のコメント
■ ヴァンダレイ・シウバ 「サクラバと戦いたい」 ■ マウリシオ・ショーグン 「誰とでも戦います」 ※第7試合に勝利したショーグンと共同会見
――試合の感想と相手の印象を教えてください
シウバ 吉田選手は素晴らしいファイター。本当に彼は強かったし、技術的にもレベルが上がったように思います。
ショーグン 自分のチームを代表できて本当に嬉しく思います。今日は自分の力を出し切ったと思うし、次に向けてがんばりたいと思います。
――シウバ選手は判定が2−1になりましたが、それについては?
シウバ いい試合をしたと思うので、2−1には納得している。でも私が勝ったということには変わりはない。
――吉田選手は前回と何が違いましたか?
シウバ 強くなったと思うし、スタンドがとても良かった。
――今回は減量が難しかったそうですが、試合に影響はありましたか
シウバ たしかに難しかったがショーグンも含めて、しっかりやってきた。
ショーグン オーバーしないように気をつけてきたんですが、非常に残念。しかし私たちも体力的には準備してきたので減量については問題ないと思います。
――ショーグン選手に、実兄のニンジャ選手は先日、同じ相手・ジャクソン選手に負けていましたが
ショーグン ジャクソン選手はとても素晴らしい優れたファイターだと思っています。ミドル級の選手の中では、彼は本当に最強の選手の1人だと思っています。前回、ニンジャは残念な結果だったが、私もイライラした気持ちがあったので、今回ぶつけられたと思います。
――ショーグン選手に、相手のセコンドが途中で肋骨が折れた、とアピールしていましたが
ショーグン ひざ蹴りしたときに折れたと感じました。ひざ蹴りはヴァンダレイ(シウバ)選手と練習していましたし、いい形でひざ蹴りが出せて良かったと思います。
――シウバ選手に、最後に吉田選手が首を絞めにいきましたが、効いていましたか?
シウバ あれは非常にいい技だったと思います。かなり自分も入っていたように感じました。ただしセコンドが「そろそろ試合が終わる」と合図があったので、自分もあえて何もせず、ディフェンスに入りました。
――シウバ選手に、試合後桜庭選手と何か話していましたが?
シウバ 桜庭選手からぜひ一度戦ってほしいと言われ、自分も戦ってみたいと言いました。
――シウバ選手に、今回も優勝する自信がありますか?
シウバ 私が戦うときは必ず神がついてくれているので、神が導いてくれるなら優勝できると思います。
――2人が戦ったら?
フジマール会長 私たちチームは、ヴァンダレイとショーグンのスパーリングを見る機会があるんですが、ぜひ次回は決勝で2人に戦ってほしいと思っています。彼らもいい試合をしてくれると思います。ここにいるのが、現チャンピオンと、将来チャンピオンになる選手ですので、必ずいい試合を見せてくれると思います。
――セカンドラウンドで戦いたい相手は?
シウバ サクラバと戦いたい。彼から戦ってほしいと言われたので。
ショーグン 誰とでも戦います。
■吉田秀彦 「……」
(病院へ行ったため、ノーコメント)
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