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INOKI BOM-BA-YE 2002


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第6試合 総合ルール 5分3R
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×
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藤田和之 (日本) |
3R 判定
0−3
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ミルコ・クロコップ (クロアチア/クロコップ・スクワッド・ジム) |
○ |
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■選手プロフィール

■藤田和之
1970年10月16日生。千葉県船橋市出身。183センチ、105キロ。全日本学生選手権4連覇、全日本選手権2度優勝という輝かしい実績を引っさげて新日本プロレスに入団。日本人離れした身体能力を武器に頭角を現したが、新日本プロレスを電撃離脱。そして「PRIDE GP 2000」開幕戦では、オランダのハンス・ナイマンを相手に袈裟固めで1本勝ち。続く2回戦でも“霊長類ヒト科最強”マーク・ケアーと激突し、文句なしの判定勝利を収めている。さらにPRIDE.10ではケン・シャムロクを、PRIDE.12ではギルバート・アイブルを破り、そしてPRIDE.14では高山善廣との日本人ヘビー級プロレスラー対決を制した。しかし、01年8月に行われた「K-1
JAPAN GP 〜K-1vs猪木軍〜」では、ミルコのひざ蹴りの前にTKO負けを喫している。久々の総合格闘技のリングで、どんな戦いを見せるか注目が集まる。
■ミルコ・クロコップ
1974年9月10日生。クロアチア出身。188センチ、97キロ。クロコップ・スクワッド。クロアチアでは特殊部隊「スペシャル・フォース」で格闘技教官を務めている。K−1のリングでは破壊力のあるハイキックを武器に活躍。01年8月の「K-1
JAPAN GP 〜K-1vs猪木軍〜」に出陣し、藤田和之と対戦。戦前は不利が予想されていたが、タックルに合わせた絶妙のひざ蹴りで藤田を血祭りに上げ、ドクターストップ勝ち。さらに01年末の「INOKI
BOM-BA-YE 2001」では永田裕志を必殺の左ハイキックで秒殺。PRIDE.20でのシウバ戦はドローに終わったが、切れ味鋭いキックで、スリリングな戦いを演じて見せた。さらに「Dynamite!」では、桜庭和志を負傷させ、TKO勝利を飾り、プロレスハンターの地位を不動のものとした。今回は自身がブレイクするきっかけとなった、藤田との対戦が決定。返り討ちにすべく、妖刀を研ぐ。
■試合経過

藤田、1年4カ月ぶりの再戦もリベンジならず。タックルは決めたものの、K−1戦士から総合格闘家へと進化を遂げたミルコを極め切ることができず。ミルコの放つ的確なローキックを受け、左足に大きなあざを残したまま、リングを降りた。ミルコは異種格闘技戦負け無しのまま2002年を終えた。
師匠・猪木がリング上で待つ中、深紅の闘魂タオルを頭に被った藤田が、「イノキ・ボンバイエ・荘厳バージョン」で登場。藤田は盟友ブラインアン・ジョンストンから譲り受けたガウンを着用。PRIDE参戦直前に脳梗塞で倒れたジョンストンの想いを背負い、カシン、ジョンストン、パンクラスの高橋らとリングに向かう。そして、ジョンストンをリング上で招き入れコーナーポストで言葉をかわす。対するミルコはガウンをはおり、落ち着いた表情で堂々と入場。
1R コールに両手を挙げた藤田に、ミルコも視線をそらさず対峙する。ゴング後、いきなり飛び込まずに、ミルコの左を回る藤田。ミルコはローでけん制もすぐに蹴り足を戻す、素早いローキック。前回と同じ轍を踏みたくない藤田は慎重でなかなかタックルに入らず。ミルコは間合いを詰めると、左ハイ! しかし、これは間一髪、藤田の頭上をかすめていく。そしてついに藤田が胴タックル! がっちりとキャッチするが、ミルコはこれを驚異的なデフェンスで切ることに成功! しかし、藤田は続けて、ミルコの左足先をつかむと、テイクダウン! ついにグラウンドへと引きずり込む。落ち着いてガードポジションを取るミルコ。上の藤田は細かいパンチを放つがミルコもガード。藤田は極め手に欠け、1R終了のゴング。
2R インターバルでセコンドのジョンストンの声に耳を傾ける藤田。両者、拳を合わせゴング! 右ローを放つミルコ。藤田は左ハイを避けるために左へと回るが、ミルコは踏み込んだ右ローを連打する。藤田は一気にタックル! 粘るミルコを倒し、上を取る。「ドント・ムーブ」で同じ体勢でリング中央で再開。下から藤田の腕をつかむミルコに対し、藤田は腰を上げ、喉元にひじを押し付け、プレッシャーをかけていく。残り2分。すきを突いて立ち上がったミルコは立ち上がろうとする藤田にミドルキック! これも間一髪、藤田は両腕でブロックするが、ミルコはカメになった藤田の首を正面からとらえると、強烈なひざ蹴りを3連発! 藤田は頭部をブロックする。
3R ミルコのローで紫色に腫れ上がった太腿を冷やす藤田陣営。ゴング後、カシンらセコンドの「左! 左!」の声に左に回る藤田。またも藤田の正面タックルを切ったミルコは、首をとらえ、グラウンドでひざ蹴り! 藤田は両腕で必死にディフェンス。立ち上がった藤田は回り込むようにタックルに入るが、これをミルコはまたも腰を引いてがぶると、藤田も首を押さえつけていく。残り1分30秒。藤田はひざを立ててスタンドに戻すが、逆にミルコがじりじりと間合いを詰め、必殺のキックを狙う。残り時間わずか。藤田は最後のタックル! ようやくテイクダウンに成功したものの、時遅し。逆に下からパンチを浴びた藤田が鼻から出血したところで試合終了のゴング。試合は判定へと持ち越された。最初の判定が「ミルコ」とコールされると、ミルコは2人目の判定を待たずに勝利を確信。手を挙げた。
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■コメント

■クロコップ 「ベストな状態で、勝つ自信はあった」
――連勝いたしましたが、今の気持ちは
非常に試合の結果はうれしく思っています。正直に申し上げまして、一生懸命トレーニングをして、ベストの状態で試合に臨めました。勝てる自信はもともとありました。
――試合前に藤田選手とやりあっていましたが、藤田選手の気合は感じましたか
これは試合の一部です。向こうが睨んできたので、こちらも睨み返しただけです。
――藤田選手の試合にかける思いのようなものは感じましたか
もちろん勝ちたいという思いで試合に臨んできたのでしょうけれども、残念ながら、彼は負けちゃいましたけど。
――右ローは最初から計画通り出したですか
右のローキックに関しては偶然起こったもので、ローキックを打つのは非常に危険でした。相手は自分のキックからのタックルを狙っていたし、キックを待っていたからです。
――頭部へのキックの手応えはありましたか
どれだけ効果的なのかは、自分自身もよく分かっていますので、効果的だったのは膝が感じました。
――上に乗ってからの蹴りは予定通りだったのですか
もちろん作戦の一つでした。
――前回との戦いと比べて変化はありましたか
前回は30秒で終わってしまったという非常に短い試合だったので、その時と比べるのはちょっと難しいです。ただ、自分のコンディションはベストでした。
――これ以降、戦いたい相手はいますか
挑んでくる人なら、どなたでも戦います。
――K−1ルール、PRIDEルールでも構いませんか
ルールは全く気にしません。
■藤田 「頭の中を整理したい」
(会見場には現れずコメントのみ発表)
頭を整理させていただく時間がほしい。1月4日の新日本プロレスの東京ドーム大会には必ず顔を出すので、その時にあらためてコメントを出したい。
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