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アマ強豪がPRIDE参戦を猛アピール
「PRIDEチャレンジ」密着リポート
2004年1月18日
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総合格闘技イベントPRIDEが、アマチュア育成に本格的に乗り出した【スポーツナビ】
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「PRIDE」の名の下に、アマチュアの強豪が参戦を猛アピールした。18日、東京・大森ゴールドジムでアマチュア格闘家のPRIDE登竜門イベント「PRIDEチャレンジVol.1」が開催。当日、飛び入りで参戦を希望したアマ実力者など、全14試合が行われ、柔術界の強豪・クリスチャーノ上西(アクシス柔術アカデミー)や、モンゴル相撲出身で柔道の猛者ホスバヤル(モンゴルブフクラブ)がともに秒殺勝利。会場に訪れた武士道ディレクター兼DEEP代表の佐伯繁氏や、島田裕二ルールディレクターらが将来のスター候補発掘に目を輝かせた。
実戦経験を積む場を提供し、ファンサービスも
ドクターチェックに計量、入場時にはPRIDEのテーマ曲。1R5分の間に、実戦で腕試しをする選手、プロ参戦をアピールする選手、それぞれが「PRIDE」の名の下に試合を行った。各級で顔面打撃ありとなしのルールに分けて対戦。PRIDEのレフェリーが各選手の実力にあわせて的確なレフェリングを行うなど、ジムの1フロアーを貸し切ってアマチュアながら「PRIDEの世界」が繰り広げられた。
PRIDEを主催するドリームステージエンターテインメント(DSE)の社員も休日返上で早朝から準備に追われた。笹原圭一広報局長は「ほかのスポーツに比べ、総合格闘技は圧倒的にアマチュアの試合が少なく、実戦経験を積む機会に恵まれていない。将来的にPRIDEのリングで通用する日本人ファイターの育成を助けたい」と大会のコンセプトを語る。しかし、参加選手はある一定のレベルをクリアしているものの、その実力はピンキリ。選手の“青田買い”の面よりもファンサービスの部分が大きい。「ここに参加してくれる選手と応援する家族や友達はPRIDEを見てくれる人」と、笹原局長は選手とファンの底辺の拡大を目的に挙げる。試合後にはPRIDEで活躍する中村和裕が直接、技術指導を行うなど、3000円の参加費(保険を含む)で出場したアマファイターたちは、いずれも真剣な表情だ。
アマ強豪がPRIDE参戦をアピール
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クリスチャーノ上西 |
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| ホスバヤル |
PRIDEの冠大会らしく、アマの強豪も参戦リストに名を連ねた。中でもブラジリアン柔術・茶帯でパンアメリカやコパブラジル大会で優勝経験があるクリスチャーノ上西や、モンゴル相撲出身で中国・内モンゴル100キロ級優勝のホスバヤルは、際立つ強さで対戦相手を圧倒。ともに「プロで戦いたい」と参戦をアピールした。粗削りな打撃ながら地力の強さを発揮したホスバヤルは27歳と若くはないものの「吉田秀彦選手が目標」と日本で柔道を教えながら、チャンスを待っている。また、上西は「今まではアマチュアの柔術だったが、これからはヴァーリトゥードに出て行きたい。ボクシングとムエタイの経験もある」と総合格闘技進出を表明した。
佐伯ディレクターは「上西選手などは、いよいよ来たか、という感じ。すぐにでもclub DEEPで使いたい。本戦でもいけるかもしれない」と高評価。島田ルールディレクターも「将来的にPRIDEでももう少し軽いクラスも視野に入れたい。立ち技ではK−1 MAXの成功例もあるし、ZSTなどに加え、活躍する場が増えれば、格闘技熱も高まる」と日本人で最もアマチュアの層が厚い軽量級に期待を寄せた。
同日に横浜では、次世代トップファイターを狙う選手が実力を発揮する大会「DEMOLITION」が開催されるなど、総合格闘技の競技者のすそのは確実に広がっている。次世代選手のゴールドラッシュを迎えた総合格闘技業界で、地道に底上げを図る「PRIDEチャレンジ」の試みに注目だ。
■「PRIDEチャレンジvol.1」
2004年1月18日(日) 東京・ゴールドジム大森
第1試合 -65kg級 顔面なしルール
○天田真寛(BCG)
判定3-0
×作田啓司
第2試合 -75kg級 顔面なしルール
○佐藤崇
判定3-0
×伊藤哲治
第3試合 -75kg級 顔面有りルール
○林三郎
3分42秒 左ミドル
×小川二巨
第4試合 -65kg級 顔面有りルール
○久保田潤郎(フリー)
判定3-0
×平賀信一
第5試合 -75kg急 顔面なしルール
○笹川貴夫(BCG)
判定2-0
×前田健太(格闘技愛好会)
第6試合 -65kg級 顔面有りルール
○池上龍就(クロスポイント)
1分20秒 チョークスリーパー
×佐藤崇史(立正大学)
第7試合 +85kg級 顔面なしルール
○ホスバヤル(モンゴル・ブフ・クラブ)
1分16秒 アームバー
×岡本上二郎(EXTREME柔術アカデミー)
第8試合 -75kg級 顔面有りルール
○中川慶春(BCG)
1分32秒 アンクルホールド
×高橋将
第9試合 +85kg級 顔面有りルール
○池澤三幸(ウィザード)
1分45秒 レフェリーストップ
×津谷健一(高田道場)
第10試合 -85kg級 顔面有りルール
○前島行晴
1分4秒 アームロック
×針谷剛
第11試合 -75kg級 顔面有りルール
○太田裕之(チームPOD)
3分27秒 腕ひしぎ十字固め
×可児英士(BCG)
第12試合 +85kg級 顔面有りルール
○アラン・バラード(フリー)
10秒 KO
×小久保文雄(フリー)
第13試合 +85kg級 顔面有りルール
○クリスチヤーノ上西(AXIS柔術アカデミー)
1分38秒 レフェリーストップ
×松本昭彦(盾の会)
第14試合 -65kg級 顔面なしルール
○奥田レオナルド
1分52秒 チキンウィンぐアームロック
×作田啓司
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