RENA18歳、SB女子絶対エースへ全力疾走中=インタビュー (1/3)
6.6復帰戦、そして目標は8月S−cup連覇!
今年で創立25周年を迎える立ち技総合格闘技「シュートボクシング」。シーザー武志会長、吉鷹弘氏らレジェンドをはじめ、現役選手でも緒形健一、アンディ・サワーら数々の名チャンピオンを格闘技界に送り出してきた。
その老舗団体で今、新時代を担う一押しの選手が女子部門のRENAだ。1991年生まれ、この3月に高校を卒業したばかりのキュートな18歳。だが、そんな外見とは裏腹に実力は折り紙つきで、昨年開催された第1回Girl’S S−cupでは団体の威信と“1番人気”の期待に応え、見事に初代女王の座を射止めた。
今年に入っても、2月に豪州のクリスティーナ・ジャルジェビックとの“最強女子高生対決”を完勝で制して勢いはますます上昇中。左拳のケガにより渡辺久江との新旧ジョシカク女王対決こそ流れたが、復帰戦の6.6後楽園ホール、そして8月開催予定の第2回Girl’S S−cupでの連覇へ向けモチベーションは最高潮だ。
スポーツナビでは復帰戦を目前に控え、気合満点のRENAに独占インタビュー。現在のコンディション、対戦が流れた渡辺久江に抱く感情、第2回Girl’S S−cupへかける思いはもちろん、やってみたいバイト、今ハマってるテレビ番組など、18歳の素顔のRENAに迫ってみました。
(インタビュー日:5月7日)
■拳のケガはもう完治、蹴りが上達しました
――スポーツナビのインタビューとしては初めての登場となります。よろしくお願いします。
「はい、よろしくお願いします」
――正式に6月6日大会への出場が決まりました。前回大会を欠場されているので、4カ月ぶりの復帰戦となります。今の気持ちは?
「そうですね、4月の試合ができなかった分、ちょっとストレスが溜まっていたんで(笑)、6月の試合で全部ぶつけたいと思っています」
――欠場した4月大会は左拳のケガということでしたが。
「はい、今はもう全然大丈夫です。スパーリング中に相手の頭をド突いてしまって(笑)、冷やしていたんですけど、だんだんと腫れてきちゃって。骨にちょっと軽くヒビが入ってしまいました」
――それで相手の頭は大丈夫だったんですか?
「あ、はい(笑)、相手は石頭だったので大丈夫だったみたいです。アハハハ(笑)」
――はい(笑)。で、ケガされていた間はスパーリングやミット打ちはできなかったと思うんですが、どのような練習を続けていたんですか?
「性格上パンチが好きなので、今まではパンチばっかり練習していたんですけど、ちょっとこれは神様が『蹴りの練習をしろ』と言ってくれているのかなと思って、今は蹴りの練習をいっぱいやってます」
――どうですか、蹴りの上達具合は?
「なんか今までは蹴りってすごいしんどかったんですけど、今は楽になってきました。たくさん蹴っているうちに楽なフォームとかが身についてきたのかな」
――それじゃあ、次の試合では今までのスタイルとはちょっと違ったスタイルを見せられるかも
「そうですね。見せられたらいいですね」
――試合まではあと1カ月くらいとなりましたが、コンディション自体はどうですか?
「ちょっと休んでいた分、戻すのに苦労したんですけど、もうだいたい戻ってきて、あとはスタミナですね。感覚とかはもう戻ってきているんで大丈夫です」
■久江選手はすごい、でも全然負ける気ないですけど
――対戦相手は決まっていませんが、どのような選手と試合をしたいですか?
「うーん、どんな相手と試合したいかなぁ……。そうですね、8月にトーナメント(Girl’S S−cup WORLD TOURNAMENT)があるので、やっぱり強い相手と試合したいですね」
(その後、対戦相手が☆MIKA☆に決定)
――前回はケガのために渡辺久江戦が流れてしまったわけですが、今回ですぐにやりたいという気持ちはありますか?
「ん〜どうでしょう。まあ、カードが組まれるのであればいつでも」
――久江選手の前回の試合は見ましたか?
「はい、見ました。でも渡辺さんはすごい緊張していたなぁと思いました。すごいガチガチでしたね」
――ほぅ。久江選手はすごく強気なこともマイクでアピールしていたりしましたが、前年度のシュートボクシングの女子チャンピオンとしてはどう思っています?
「そうですね〜。一時代を築いたすごい選手だとは思うんですけど、1度辞めているっていうのは、やっぱり選手にとってすごく大きなことだと思うんです。それで私が負けたらチャンピオンとして失格ですよホントに。シュートボクシングのエースとしてこれからもっともっと引っ張っていかなきゃいけない中で、一度辞めていきなり出てきた人に負けたらカッコつかないですよね。まぁ全然負ける気もないですけど。でも、ナメてかかったらヤバいかなとは思いますね」
■8月の第2回Girl’S S−cup、狙うはもちろん連覇
――なるほど。で、先ほど8月のトーナメントという言葉がありましたが、これはもう決定でいいですか?
シュートボクシング協会・森谷広報「まだ“予定”ということでお願いします」
――Girl’S S−cupはトーナメント方式ですので、前年チャンピオンのRENA選手といえども、優勝へ向けてはまた1からのスタートになりますね。このGirl’S S−cupへはどのような思いを持っていますか?
「そうですね、初代はチャンピオンをもらったので、2代、3代、4代とずっとチャンピオンでいられるのなら、ずっとなっていきたいですね。やっぱり2連覇ってカッコいいなと思いますし」
――真壁選手も同じようなことを言ってました。
「え!? 真壁選手って!?」
森谷広報「ワハハハハ(笑)。真壁選手って言われてもRENAはたぶん分からないですよ」
――あぁ、そうですね……。新日本プロレスの真壁刀義選手で、こないだIWGPの新チャンピオンになったんですけど、夏のG1クライマックスっていう大きな大会で去年優勝していて、「今年連覇したら超カッコよくね?」って言っていたんです。
「アハハハ(笑)。あー、私といっしょだ(笑)」
――まあ、真壁選手の話は置いといて、でも、連覇となると本当の実力になりますもんね。
「そうですよね。それに去年はメンバーが日本と韓国だったのでアジアトーナメントみたいな感じじゃないですか。でも今回は“世界”なんですよ。だから全然違いますよね」
――おっ! 今回は世界規模のトーナメントになるんですか。その辺の見どころも含めてRENA選手に語ってもらいたいのですが。
「え? 私がですか? うまくできるかな……」
森谷広報「RENAではちょっと難しいかもしれないので、私の方から説明させていただきますと、今大会の参加国・地域はタイ、オランダ、オーストラリア、韓国と、あと一つの国が入るか入らないかですね」
「日本人って何人入るんですか?」
森谷広報「3人か4人、今はまだどっちになるか決まっていないですね」
――ほぉ〜。ということは、単純に考えて去年と比べて大会のレベル自体がすごく上がってきそうですね。
「はい、全然違うと思いますね。ジャルジェビックも来る予定です。2月にRENAが試合した、オーストラリアのあの可愛い子です」
・シュートボクシング公式ホームページ(外部サイト) (2010/5/22)
・YouTube「SBチャンネル」(外部サイト) (2010/5/22)
・RENA公式ブログ「レーナBlog」(外部サイト) (2010/5/22)
・RENA、女子高生世界最強決定戦を制す (2010/2/13)
・女子高生RENAが初代女王に Girl’S S−cup制す (2009/8/23)



