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キングRIKI打倒へ、マグナム&川田がハッスル連合軍を結成!
天龍、坂田、TAJIRIは不参加……不安も残る船出

2009年9月26日(土)
キングRIKI打倒へ、ハッスル連合軍を結成!
キングRIKI打倒へ、ハッスル連合軍を結成!【t.SAKUMA】

 打倒キングRIKIへ、ハッスル連合軍結成も……。26日、ハッスル新章スタートとなる後楽園大会が開催され、新たなる支配を目論むキングRIKIからハッスルを守るべく、ハッスル軍&高田モンスター軍が力を合わせた『ハッスル連合軍』を結成した。

 10.10両国国技館大会で行われるRIKI軍団との5vs.5全面戦争へ向けて、旧ハッスル軍のエース・マグナムTOKYOを中心にハッスル最強の5人衆を揃えようとしたが、当然メンバー入りと見られていた坂田亘、TAJIRIが連合軍入りを拒否。また、精神的支柱だった天龍源一郎もメーン後に姿を消したまま……。

 川田利明、越中詩郎、レネ・ボナパルトにRGを(仮)メンバーとして嫌々加え、なんとか5人を揃えたものの、ハッスル再出発とRIKI打倒へ、不安の残る船出となってしまった。

■マグナム奮闘! 旧世代軍から逆転勝利を得るも……

マグナムと坂田がダブルのドロップキックで競演
マグナムと坂田がダブルのドロップキックで競演【t.SAKUMA】

 俳優・竹内力さんの“双子の弟”RIKI(アールアイケーアイ リキ)が変身したキングRIKIが突如降臨し、「紅のバックファイヤー」で高田総統を倒した7.26両国大会から2カ月。その間、キングRIKIはハッスルの政権交代を掲げ、10.10両国での5vs.5全面戦争をブチ上げていた。
 長州力、高山善廣の超強力メンバーを加えたRIKI軍団の猛攻からハッスルを守るべく、「ハッスル最強の5人を揃えてやる!」と、前日の会見でキングRIKIと直接舌戦を繰り広げたマグナムTOKYO。この日は10.10両国への査定マッチとも言うべきメーンで、坂田、TAJIRIとタッグを組み、天龍&川田利明&安生洋二との“ハッスル世代闘争”を繰り広げた。
 旧世代軍のパワー、巧みな連係にローンバトルを強いられ、大苦戦のマグナムだったが、10分過ぎに天龍の逆水平チョップを交わして反撃の糸口をつかむと、天龍、川田、安生に目掛けて坂田とダブルのドロップキックで競演。この分断を機に新世代軍が一気に畳み掛け、最後はマグナムが必殺の絶縁で安生をしとめた。

 試合終了直後に場内が暗転すると、スクリーンには憎きキングRIKIが登場。改めて新支配者としての“政権交代”をアピールすると、「マニフェストはただ1つ、圧倒的なまでの強さ・力! ハッスルは勝者の、勝者による、勝者のためのリング。いつだって強い者が生き残る……例え信じる者を裏切っても」と、意味深な問いかけ。そして、「天龍さん、坂田さん」となぜかこの2人だけ名指しすると、「10.10、相撲パレスで、遊んであげようじゃありませんか」と不敵な笑みを残し、ここで映像は途切れた。

■連合軍結成も一枚岩とはいかず……

ハッスルを守るべく、結束を固めたハッスル連合軍だが……
ハッスルを守るべく、結束を固めたハッスル連合軍だが……【t.SAKUMA】

 このキングRIKIからのメッセージに、マグナムは「役者上がりはセリフが長すぎるんだ。この冷えた空気、どうするんだ?」と文句を言いながらも、「政権交代なんてさせない。一緒にぶっ潰してやりましょう、坂田さん!」と協力の手を差し伸べる。
 いち早く打倒RIKIを宣言していた坂田だけに、当然、ガッチリ握手かと思いきや、なんとこれを拒否。そのまま坂田は無言で去っていった。
 困惑するマグナムは、ならばとTAJIRIに協力を求めたが、「僕なりにできるアクションを起こしたい。ハッスルの未来のため、自分でやりたいことをやっていきたい」とTAJIRIも拒否。そのまま離脱してしまった。

 まさかの展開となり途方にくれるマグナムだったが、越中詩郎、レネ・ボナパルト、RGが集まり、旧モンスター軍からも川田が参上。
 川田は「高田総統の敵討ちをしたいんだ」と男気を見せたかと思いきや、「だいたい、キングRIKIは目立ちすぎなんだよ。キング・オブ・ハッスルはオレなのに、“キング”を取りやがって……」と私怨タラタラ。マグナムを不安がらせた川田だったが、「ハッスル軍もモンスター軍もなくなった今、オレたちがもめてもしょうがない。ハッスルを守るのはオレたちしかいないんだよ!」と大号令をかけると、マグナムとガッチリと握手。ここに『ハッスル連合軍』が誕生した。
 また、観客からの「帰れ」コールにもめげずに猛烈アピールしてきたRGを(仮)メンバーとして、ようやく5人を揃えたハッスル連合軍。最後は10.10両国でのRIKI軍団打倒へ、ハッスルポーズで結束を強めたのだった。

 だが、坂田、TAJIRIがまさかの連合軍入りを拒否し、天龍もメーン後に姿を消したまま。マグナムが宣言した“最強メンバー”とはいかず、結果的にRIKI打倒へ一枚岩ではなかったことを露呈してしまったハッスル。10.10両国決戦へ、一抹の不安が残ってしまった。

■菊地が参戦、RG「やっぱりノアだけはガチ!」

ノア菊地を迎え撃った“門番”RG(右)はいつものお約束ムーブで大熱戦!
ノア菊地を迎え撃った“門番”RG(右)はいつものお約束ムーブで大熱戦!【t.SAKUMA】

 一方、セミファイナルではプロレスリング・ノアから初めて素顔での参戦となる選手、菊地毅が登場。自称ハッスルの神の子にして“ハッスルの門番”、RGが迎え撃った。

 まるでこちらが大物、あちらが小物といった風情でふてぶてしく入場するRG。開始直後から自信満々にエルボー合戦を仕掛けるが、やっぱり菊地のエルボー一発でダウン。その後もエルボーを連打され、5分とたたずに早くもグロッギー寸前だ。
 菊地のゼロ戦キックをなんとか回避したRGが、なんと掟破りのゼロ戦キックを発射して一矢報いるものの、すぐに場外で頭突きのメッタ打ち。さらにリングに戻ってアトミックドロップを炸裂させると、RGが豪快に吹っ飛ぶお約束のムーブに菊地も興味津々。会場からの「もう1回」コールに答えて菊地がアトミックドロップ→またも豪快に吹っ飛ぶRGに、菊地も観客も大満足だ。

 3発目は食らわないと、RGは菊地の手をつかんで拝み渡り。だが、リングを半周したところで菊地がRGの体を揺らし、ロープから落下→股間を痛打のお約束ムーブ再び。股間を押さえて悶絶するRGに、トドメとばかりに菊地がコーナートップからダイビングヘッドバットで急降下し、アッサリと3カウントを奪った。

 勝ち誇る菊地を前に、RGは「菊地さん、やりすぎちゃいますか? 僕は芸人ですよ」と涙声。しかし、誰であろうと容赦ない攻撃にRGは「やっぱりノアだけはガチですね」とひとり納得。そんなRGに菊地は怒りのゼロ戦キックを直撃させリングを下りると、大ダメージを受けながらもRGは、憧れの菊地との対戦だったとあって「ゼロ戦キック、ありがとうございました」と恍惚の表情を浮かべて、菊池の後ろ姿を見送った。
 さらにRGは「HGがケガで休んで、舞台もありません。テレビももちろん出れません。他団体なんてもってのほか。僕にはこのリングしかないんです!」と、やけにリアルな悲痛の訴え。 「HGが戻ってくるまで頑張ります!」という魂の絶叫に会場も拍手で励ましたが、「みなさん、ありがとうございましタイガードライバー」の持ちネタが完全にスベってしまい、やっぱり最後は大ブーイングに包まれてしまったのだった。

■越中が小路に厳しいゲキ「まだまだケツが青い!」

越中(左)に真正面からぶつかった小路だが、壁は高く……
越中(左)に真正面からぶつかった小路だが、壁は高く……【t.SAKUMA】

 また、第2試合ではもう1つ殻を破れないでいる小路晃が、試練の五番勝負第一戦として、越中詩郎と対戦した。
 試合前には恒例の『ケツオヤジコーナー』がスクリーンに流され、越中が画面から顔が見切れながらもファンに向けて、大盛況に終わった8.27デビュー30周年大会を深く感謝。試合そっちのけのマイペースでケツオヤジワールドを延々と展開させていくが、いつまでたっても試合が始まらないことにシビレを切らした小路が乱入。スクリーンの中では越中と小路が大乱闘となり、そのままゴングが鳴らされた。

 スクリーンから消えた両者がもみ合いながら会場に姿を現すと、観客を巻き込む場外大乱闘で小路は早くも額から流血。その後も越中のケツバット、パイルドライバー、頭突き合戦に耐え抜き、腕十字、豪快な払い腰で一旦は反撃するが、やはり越中が一枚も二枚も上手。
 ヒップアタックからのパワーボムはなんとかカウント2で返した小路だったが、最後はコーナートップからのダイビングヒップアタック2発に沈んでしまった。

 試合後、越中は「まだまだケツが青いんだ! もっとケツを磨いて来い、コノヤロウ!」と厳しく叱咤し、そのまま退場。ボロボロのままいいところなく終わった小路は「チクショー! 一戦目から負けたけど、あと4つ、もっともっと修行して、オレはハッスルするんだー!」と、第2戦目からの大反撃を誓った。

■ハッスル・ツアー2009〜in KORAKUEN〜
9月26日(土)東京・後楽園ホール

<メーンハッスル>
○マグナムTOKYO、坂田 亘、TAJIRI
(12分2秒 絶縁)
天龍源一郎、川田利明、安生洋二

<セミハッスル>
●RG
(6分9秒 ダイビングヘッドバッド)
○菊地毅(プロレスリング・ノア)

<第2ハッスル 小路晃 試練の五番勝負 第一戦>
○越中詩郎
(11分22秒 ダイビングヒップアタック)
●小路 晃

<第1ハッスル>
ハッスル仮面イエロー、○KG
(15分3秒 前方回転エビ固め)
大原はじめ、●ザ・℃

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