魔裟斗、本戦の16強に対し「俺が一番強い」 (1/2)
K-1 MAX福岡大会 前日会見トピックス
09年のK−1 MAX世界大会開幕戦「K−1 WORLD MAX 2009 World Championship Tournament FINAL16」(21日、マリンメッセ福岡)を翌日に控えた20日、福岡市内のホテルにおいて大会前日会見が行われた。
会見には今年いっぱいでの引退を表明し、明日の大会ではHIROYAとエキシビションマッチを行う魔裟斗が出席。HIROYAとの対戦を控えての心境と、今後の“引退ロード”についてコメントした。
■魔裟斗「高校生vs.メジャーリーガー」
HIROYAとともにそろって壇上へ登場した魔裟斗は、まずは笑顔で握手を交わす。
「明日は僕にとっての卒業試験です。魔裟斗さん、満点をください。心に残る3分間を見せたいと思います」
先にHIROYAがこのようにあいさつすると、続けて魔裟斗は「大みそかのDynamite!!を見ても、高校生の若い世代がものすごくレベルが上がっているのを感じていて、HIROYAとはHIROYAがまだ中学3年の時に軽くやって、“スゴい中学生だな”と思ったんですが、それから2年経って、どれぐらい実力があるか測ってみようと思います」と、明日の対戦にHIROYAを指名した理由を語った。そこには単に「実力を測りたい」という思いだけでなく、自分の“後を託す”といった気持ちも込められているのだろう。
また、引退の舞台となるDynamite!!(大みそか)で「今年の世界チャンピオンと戦いたい」と魔裟斗が発言し、一部の選手から反発する声が上がっていることについて、「“できたら”って言っただけで、希望でしかない。希望を言うのは自由じゃないですか。この発言を“失礼”と言うなら、その人がチャンピオンになって、“やらないよ”って言えばいい。それはそれでオッケーです」と、自身の発言を補足した上で反撃した。
また、「失礼な試合をするつもりはないし、大みそかには最高の魔裟斗を作っていく。ここにいる16人の中で一番強い自信がある」と続け、現世界王者、そしてMAXの立役者として比類なきプライドを顕示してみせた。
「明日は難しいですよ。トレーナーにも“本気で殴ると壊れちゃうから殴るな”と言われました(苦笑)。あっちは本気で来るから(攻撃を)もらっちゃうだろうし、でも高校生とメジャーリーガーが本気でやっちゃマズいでしょ。明日は受ける立場です」と吐露した魔裟斗だが、その存在感においてベスト16ファイターを食ってしまうのか。魔裟斗引退へのファイナルカウントダウンがいよいよ始まる。
■クラウス、自演乙を「ボコボコニシテヤル」
世界一へ向けての戦いがスタートする明日の対戦の中で、ひときわ異様なツーショットとして目を引いたのが第4試合で行われるアルバート・クラウスvs.長島☆自演乙☆雄一郎の一戦だ。
セーラー服姿で登場した長島は、「6月に僕の応援ソングが出るということで、その桃井はるこさんのコスプレです」とこの日のコスチュームを解説。さらに「桃井さんが“アキバから世界へ”を謳い文句にしている方なので、僕も西宮から世界へ飛び立ちたいと思い、この衣装を選びました」と、今回のコスプレの意図を補足説明する。その上で、「クラウス選手が僕の好きなアニメキャラを引き裂いたので、大変遺憾に思っています。リベンジをリングの上で果たしたい」と宣戦布告をした。
対するクラウスは、長島のコスプレにガヤガヤと反応する外国勢をよそに表情を崩さずにいたが、記者からコスプレの感想を求められると、「いいコスチュームだと思うが、本当のチャンピオンはそのようなコスチュームは身につけないものだと思う」とバッサリ。さらに日本語で「ボコボコニシテヤル」とも話し、長島を“口撃”した。
だが、長島も負けてはいない。すかさず「自分はコスプレイヤーがキックボクシングをしているので、その発言は当てはまらないのでは。ボコボコにされるのは嫌なので、逆にフルボッコにしたいと思います」とやり返し、両者の舌戦は明日のリングで行われる拳の語らいへ持ち越しとなった。
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