戦極GPに挑む18歳、山田哲也インタビュー
「恐怖心はないですね。やるだけです」
戦極フェザー級(65キロ以下)の初代王者を決めるグランプリに18歳の山田哲也が出場することになった。
修斗、パンクラスなどさまざまな格闘技イベントから王者クラスの選手が集い、勝ち抜き戦で最強を決めるグランプリにおいて、山田の起用は大抜てき。グランプリ1回戦が行われる「戦極〜第七陣〜(3月20日・国立代々木競技場)」の直前まで現役高校生でありながら、自身初となる大舞台へ挑む山田の心境とは?
■格闘技をはじめたきっかけは「兄を超えるため」
──まずスポーツ歴をお聞きしたいのですが、MMA(総合格闘技)を始める前に何かスポーツはやっていましたか?
中学校1年生から3年生まで柔道をやっていました。
──柔道をはじめたきっかけは?
兄を超えるためです。柔道技でいじめられたことがあったので。
──で、お兄さんを超えることができた?
はい、圧倒的に(笑)。
──そうですか。では今の身長と体重を教えてください。
身長は180センチ、体重は72キロです。
──MMAは高校に入学してから始めたんですか?
はい。
──3年前ですので06年ですね。そのころの好きな選手は?
所(英男)選手が好きでした。
──所選手の好きなところは試合内容?
そうですね、すごく試合がおもしろくて。
──目標とするファイトスタイルはありますか?
前田吉朗選手のような、詰めの強いファイトスタイルが好きですね。
──では、今の練習環境を教えてください。今のお住まいはどちらですか?
神奈川県の横須賀市です。
──練習場所は近所?
はい。
──今(取材は2月9日)はまだ高校生なんですよね?
はい、今日も学校でした。3月2日が卒業式です。
──練習は放課後の時間を使って?
はい。週に5日程度、1日2、3時間の練習をしています。
──練習は打撃や組技、MMA全般に取り組んでいる?
はい。
──得意な戦法はありますか?
最初からがんがん行って、早く決める試合展開が好きですね。
■「恐怖心はないですね。やるだけです」
──これまでZSTでは3試合に出場されたんでしたよね。
MMAルールでは3試合ですね。グラップリングルールを含めると13試合やっています。
──戦績は?
13戦11勝2分けですね。
──ではMMA戦績は?
3戦3勝、3勝のうち2試合がKO勝ちで1試合が一本勝ちです。
──そうですか。それでは出場が決まった戦極のお話をお聞きしたいのですが、フェザー級グランプリに抜てきが決まって周囲の反応はいかがでしたか?
友だちははしゃいでいます。
──ジムの仲間やご家族の反応は?
ジムの仲間は普段とあまり変わりませんが、家族は影ではしゃいでいますね。
──出場反対の声はなかった?
はい。
──それはよかったですね。では、主催者からグランプリ出場を打診されたときの心境はいかがでしたか?
最初は聞き間違いかなと思いました。
──出場に迷いはなかった?
いえ、迷って迷ってジムの人に相談しましたが、最終的には大きい舞台への憧れもあり、出場を決めました。
──フェザー級グランプリの出場選手は山田選手を含めて8選手が明らかになりましたが、対戦したい選手はいますか?
外国人選手がいいですね。日本人選手とは戦う機会がたくさんありますが、外国人選手と戦う機会はなかなかないので。
──なるほど。試合が少しずつ近づいてきていますが、どのように過ごされますか?
体重は調整を始めているのでもう大丈夫です。練習は試合の10日前くらいまで追い込む予定です。
──試合に向けての恐怖心など、精神的な乱れはありませんか?
恐怖心はないですね。やるだけです。試合をするのが楽しみです。
──グランプリを勝ち進むと1回戦、準々決勝、準決勝、決勝と試合が続きます。
今はもう1回戦に勝つことだけを考えています。
──では、試合で見てほしい点は?
打撃でも組み技でも、派手な技が得意なのでそこを見てほしいですね。
──派手な技というと、跳び回し蹴りとかでしょうか?
そういうのもありますね。組み技ではZSTで1度極めたことがあるのですが跳びつき腕十固めとかですね。
──跳びつき腕十字ですか、極まったときは気持ちよかったでしょうね。
これはもう最高の気分でした。
──では打撃の方はどういった技を?
まだ試合で出していませんのでどういう技かは教えられないのですが「竜巻旋風脚」という技があります。
──「ストリートファイターII」の?
はい、それを自分の技としてアレンジしたものです。
──それは楽しみですね。ぜひ試合で見られることを楽しみにしています。ありがとうございました。
■戦極〜第七陣〜
3月20日(金・祝) 東京・国立代々木競技場第二体育館 開場15:00 開始17:00
【フェザー級グランプリ参戦選手】
<戦極フェザー級グランプリ>
日沖 発(ALIVE)
小見川道大(吉田道場)
金原正徳(パラエストラ八王子/チームZST)
石渡伸太郎(GUTSMAN・修斗道場)
川原誠也(パンクラスP's LAB横浜)
山田哲也(しんわトータルコンバット/チームZST)
マルロン・サンドロ(ブラジル/ノヴァ・ウニオン)
ロニー・牛若(英国/チーム・トロージャン)
クリス・マニュエル(米国・アメリカン・トップチーム)
ニック・デニス(カナダ/Ronin MMA)
ジャン・チャンソン(韓国/CMA KOREA/KTT)
【既報対戦カード】
<戦極ライトヘビー級ワンマッチ>
川村 亮(パンクラスism)
キング・モー(Kingdom of Mayhem)
・戦極特集――コラム、ニュース、試合詳報など (2009/2/14)
・現役高校生が戦極フェザー級GPに電撃参戦 (2009/2/4)




