大会インデックス
WBC世界戦
 |
■入場
チャンピオンのオルティスから先に入場。前日までは映像でリラックスした笑顔が見られたが、今日は引き締まった表情でリングへ向かう。
リングサイドにはマイク・タイソン氏の姿も見られる。続いてメイウェザーの入場。フードをかぶり時おり何事か声を発しながら歩を進める。
メイウェザーはリングへ入るとグルリと中を回り、アナウンサーのコール時には笑顔を見せる。対照的にオルティスは気合いのこもった表情を崩さない。
■試合経過
第1R 両者リング中央。オーソドックスのメイウェザーは左手、サウスポーのオルティスは右手、お互いに前手で探り合う。メイウェザーが右ストレートをスッと伸ばせば、オルティスもすぐ左ストレートを返す。メイウェザーは早い察知でステップバック、あるいはダッキングし、オルティスのパンチを空振りさせる。両者まずは探り合いで1Rが終わる。ややメイウェザーの手数が多いか。
第2R 速い動きのメイウェザーはバックステップとダッキングでオルティスのパンチをかわす。そしてプレッシャーを発して前へ出てオルティスに迫る。しかしオルティスはガードをアゴの前で固めて前進し、右フック、左ボディとメイウェザーを逆に押して行く。左ストレートも上下に打ち分けメイウェザーを脅かす。しかしメイウェザーも右ストレートを振るって応戦する。
第3R メイウェザーは左ジャブと細かなバックステップで間合いを調整。オルティスが飛び込んでくると、すでに間合いを掌握したか左フックを合わせていく。早くも余裕が感じられるようになってきたメイウェザーは、オルティスの右ジャブに右ショートストレートを合わせ、オルティスをを手詰まりへと追い込んでいく。
第4R オルティスは右ストレートを合わされるのを警戒してかジャブが出ない。メイウェザーはこれを見て左右の連打を速射砲のようにまとめる。ならばとオルティスは意を決したように左フックを中心に強打を振るい向かっていく。これがヒットしたように映ったが、メイウェザーは涼しい顔。「どうした、当たってないぞ」とばかりの表情を見せる。 逆に終盤はジャブ、右ストレート、左フックとオルティスを下がらせる。だがこれで火がつきオルティスは左ストレート、右フックと反撃に転じる。しかし、そのコンビネーションのさなかに頭突きを入れて見舞ってしまう。 レフェリーがすぐ割って入りオルティスに減点。オルティスもメイウェザーに謝罪へ向かい、両者軽く抱擁を交わす。その直後、まだ手が落ちていたオルティスにメイウェザーは左フックから右ストレート。レフェリーから再開の声が掛かっていたかやや釈然としないタイミングではあったが、オルティスはダウンして立ち上がれず、4R2分59秒でメイウェザーのKO勝ちとなった。
■試合後
メイウェザーのリング上でのコメント 「神に感謝します。PPVを見てるみなさんに感謝します。(最後のあなたの攻撃はアンフェアに映りましたがいかがですか?)もし私がやったことを汚いと言うなら、彼も汚いことを1つ(=頭突き)やってます。こんなインタビューなら私は受けません(怒ってアナウンサーの前から去る)」
オルティスのリング上でのコメント 「レフェリーからブレイクの声を聞きました。私はその通りにしてレフェリーをチラっと見たらパンチが飛んできたんです。(頭突きは)相手が押し返してきたので、私も押し返したんです。意図的ではありませんでした。申し訳ありませんでした。 あの後すまなかったと言ったんです。(メイウェザーの攻撃をアンフェアだと感じますか? それともあなたのせいですか?)みなさんにいい試合を見せたくてここに来ましたが、コミュニケーションがうまくいっていませんでした。ああいうことは起こり得るんです。誰かを責める気はありません」
|
|
|
|