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東日本大震災復興支援チャリティープロレス「ALL TOGETHER」
日付 2011年8月27日(土)
開始 16:00
会場 東京・日本武道館
3団体オールスター興行に1万7000人
王者トリオが連携攻撃で一致団結アピール

3団体オールスター興行は1万7000人の観衆を集め大成功【前島康人】
 新日本プロレス、全日本プロレス、プロレスリング・ノアの3団体合同興行となる東日本大震災復興支援チャリティプロレス「ALL TOGETHER」が27日、東京・日本武道館で開催され、超満員札止めとなる1万7000人を動員。1979年8月26日に同地で開催された全日本、新日本、国際プロレスの合同興行以来、実に32年ぶりとなるメジャー団体が協力してのオールスター戦に全10試合、総勢82選手が出場し、試合後は来年2月19日に被災地である宮城県・仙台サンプラザホールにて第2弾興行を行うことも発表された。

 メーンイベントではIWGPヘビー級王者・棚橋弘至、三冠ヘビー級王者・諏訪魔、GHCヘビー級王者・潮崎豪が史上初の王者トリオを結成し、杉浦貴、中邑真輔、KENSO組と対戦。5選手の必殺技が飛び交う豪華連係を一身に受けたKENSOを、かつてのパートナーであった棚橋がハイフライフローで仕留めた。

 3団体の王者揃い踏みを迎え撃つのは、GHC王座V14の新記録保持者である杉浦、今夏の「G1クライマックス」を制した中邑、そしてかつての新日本の超大型ルーキーであり、棚橋とコンビ「キングオブヒルズ」を結成していたKENSOの3人。約10年ぶりとなる棚橋、中邑とKENSOとの再会や、初遭遇となる諏訪魔と杉浦、中邑のアマレス対決などが注目されていた。
 この武道館で2度GHC王座を争った潮崎と杉浦の打撃戦や、諏訪魔と杉浦のアンクルホールド合戦など、息をもつかせぬ熱戦に瞬く間に20分が経過するも、突如KENSOが味方であるはずの中邑、杉浦に次々と張り手。怒った杉浦がオリンピック予選スラム、中邑がボマイェをKENSOに見舞うと、王者組も潮崎の豪腕ラリアット、諏訪魔のラストライドから棚橋のハイフライフローへとつないでフィニッシュとなった。

 試合後、棚橋が「ALL TOGHETHER、1回で終わりたくないです」と、来年2.19仙台大会を発表すると観客は大熱狂。プロレスの持つ無限の可能性、終わらない夢、選手・ファンの熱気を被災地に届けることを約束した。

小橋と武藤のムーンサルト連携に武道館は熱狂【前島康人】
 セミファイナルでは、90年代のプロレス黄金時代を築いた小橋建太、武藤敬司が初の純粋タッグを結成し、CHAOSの飯塚高史、矢野通組をまさかのムーンサルトの豪華競演で粉砕した。
 全日本の四天王として数々の名勝負を繰り広げた“鉄人”小橋と、新日本の闘魂三銃士として数々の記録を生み出した“天才”武藤。共に若い頃はオレンジをイメージカラーとし、ムーンサルトを必殺技とする共通点から常に比較・注目されてきた2人が、09年の6人タッグ結成、タッグ対決を経て、ついに2人だけで同じコーナーに並び立った。

 最近のイメージカラーであった紫から、オレンジのポイントが入った新コスチューム&タイツで登場した小橋は、CHAOSの凶器攻撃などに苦しめられながらも、強烈な逆水平チョップで対抗。武藤もピンポイントでフラッシングエルボー、ドラゴンスクリューを繰り出してアシストすると、シャイニングウィザードで虫の息となった飯塚を前に、小橋に猛アピール。まずは武藤がムーンサルトで宙を舞うと、小橋も青春の握り拳から復帰後初となるムーンサルトを披露し、見事勝利を飾った。
 2人とも万全にはほど遠いコンディションでありながらも、互いの存在に刺激され、超満員のファンの後押しを得て、強いパワーを発揮した武藤が「GHCタッグを獲りに行こう!」とタッグタイトル獲りを呼びかけると、小橋も「線でつながるように。点で終わらないように、頑張ってコンディションを戻す」と、夢の続きをベルトという形で実現させたいと呼応した。

 98年に全日本で誕生し、わずか3年半で消滅した大森隆男&高山善廣の伝説のユニット「ノーフィアー」が約9年ぶりに奇跡の復活。秋山準、佐々木健介組という浅からぬ因縁の2人と対戦した。
 ノーフィアーは全日本ではアジアタッグ&世界タッグ王座の史上初の同時戴冠を果たし、ノアでもGHCタッグ王座を獲得。「怖いもの知らず」な言動と独特のポーズ、長身から繰り出されるダイナミックな攻撃で人気を得たが、大森が02年5月に高山に決別のアクスボンバーを見舞い解散。その後、同年6月に米国遠征に旅立ち、その後ノアを退団。全日本マットでのデビュー当初から同世代のライバルであった秋山とも、そのまま袂を分かつこととなった。大森はその後WJプロレスに移籍し、健介と同じ団体に所属。WJ崩壊後、フリーとなった健介は新日本マットで「外敵軍団」を結成し、高山、みのると共闘関係を結んでいた。

 06年にZERO1マットで対立しながらも自然消滅となって以来、ようやく約10年ぶりに同じコーナーに立ったノーフィアーは、大森のバックドロップ&高山のネックブリーカーの合体技や、腕を組んでの合体エルボー攻撃などのなつかしの連係技で客席を熱狂させるも、アックスボンバーをかわされた大森が秋山のエクスプロイダーから健介の一石二鳥ラリアット、北斗ボムに轟沈。試合後も高山がノーコメントを貫き、結局、なつかしの「ノーフィアー」の合唱は聞けず仕舞となった。

 一方、やはり大森と約10年ぶりの再会となった秋山は「重くなったぐらいで変わってない」となつかしみつつ、健介からの「なんかいい感じ」というタッグ結成のラブコールに「なかなか負けないと思うし、あるかもしれない」と前向きに応じた。(文・高木裕美)


【関連リンク】
棚橋、諏訪魔、潮崎が「被災地に元気を」と意気込み=前日会見(11.08.26)
3団体王者が合体! 武藤&小橋の夢タッグが実現(11.08.09)
王者・棚橋がV5 次は後藤とタッグ王座挑戦へ(11.06.18)
潮崎が初防衛、流血戦の末に秋山を撃破(11.08.06)
諏訪魔が永田にバックドロップでリベンジ(11.06.19)
オープニング


詳細
第1試合 30分1本勝負 ALL TOGETHER オープニングマッチ SUNRISE OF J
飯伏 幸太
(DDT)

 
石森 太二
(プロレスリング・ノア)

 
BUSHI
(全日本プロレス)

 
大和ヒロシ
(全日本プロレス)

 

10分05秒
450°スプラッシュ
→片エビ固め
詳細

 
タイガーマスク
(新日本プロレス)

 
カズ・ハヤシ
(全日本プロレス)

 
近藤 修司
(全日本プロレス)

 
リッキー・マルビン
(プロレスリング・ノア)
第2試合 30分1本勝負 FIGHTING FOR FUTURE
内藤 哲也
(新日本プロレス)

 
真田 聖也
(全日本プロレス)

 
谷口 周平
(プロレスリング・ノア)

 

11分10秒
ムーンサルトプレス
→体固め

詳細

 
高橋 裕二郎
(新日本プロレス)

 
征矢 学
(全日本プロレス)

 
モハメド ヨネ
(プロレスリング・ノア)
第3試合 30分1本勝負 OVER THE BORDER
真壁 刀義
(新日本プロレス)

 
齋藤 彰俊
(プロレスリング・ノア)

 

9分55秒
キングコングニードロップ
→体固め
詳細

 
後藤 洋央紀
(新日本プロレス)

 
太陽ケア
(全日本プロレス)
第4試合 30分1本勝負 JUNIOR ONE NIGHT CARNIVAL
プリンス・デヴィット
(新日本プロレス)

 
田口 隆祐
(新日本プロレス)

 
鈴木 鼓太郎
(プロレスリング・ノア)

 
中嶋 勝彦
(健介オフィス)

 
KAI
(全日本プロレス)

 

15分07秒
スプラッシュプランチャ
→片エビ固め
詳細

 
金本 浩二
(新日本プロレス)

 

(全日本プロレス)

 
金丸 義信
(プロレスリング・ノア)

 
KENTA
(プロレスリング・ノア)

 
平柳 玄藩
(プロレスリング・ノア)
第5試合 30分1本勝負 ONE NIGHT REUNION
獣神サンダー・ライガー
(新日本プロレス)

 
船木 誠勝
(全日本プロレス)

 
佐野 巧真
(プロレスリング・ノア)

 

12分47秒
スタンディング片羽絞め
詳細

 
鈴木みのる
(パンクラスMISSION)

 
タイチ
(新日本プロレス)

 
青木 篤志
(プロレスリング・ノア)
第6試合 時間無制限 デストロイヤー杯争奪 ALL TOGETHER スペシャルバトルロイヤル
志賀 賢太郎


11分54秒
エビ固め
詳細

外道
退場順=高橋、ファレ、征矢、BLACK、中之上、サイトー、渡辺、レネ、田上、小川、曹駿、リ、MAZADA、ザック、梶原、石井、本間、KUSHIDA、西川、ドーリング、宮原、渕、マシン、井上
第7試合 30分1本勝負 MIDSUMMER ENCOUNTER IN BUDOKAN
西村 修
(フリー)

 
永田 裕志
(新日本プロレス)

 
天山 広吉
(新日本プロレス)

 
井上 亘※
(新日本プロレス)

 

11分20秒
バックドロップ
→体固め
詳細

 
吉江 豊
(ドラディション)

 
森嶋 猛
(プロレスリング・ノア)

 
浜 亮太
(全日本プロレス)

 

(フリー)
※小島聡の負傷によりカード変更
第8試合 30分1本勝負 NO FEAR! GO AHEAD!!
秋山 準
(プロレスリング・ノア)

 
佐々木 健介
(健介オフィス)

 

15分44秒
ノーザンライトボム
→片エビ固め
詳細

 
大森 隆男
(フリー)

 
高山 善廣
(高山堂)
第9試合 60分1本勝負 BELIEVE THE POWER OF Prowrestling!
小橋 建太
(プロレスリング・ノア)

 
武藤 敬司
(全日本プロレス)

 

14分58秒
ムーンサルトプレス
→体固め
詳細

 
飯塚 高史
(新日本プロレス)

 
矢野 通
(新日本プロレス)
第10試合 60分1本勝負 ALL TOGETHER NOW!
棚橋 弘至
(新日本プロレス)

 
諏訪魔
(全日本プロレス)

 
潮崎 豪
(プロレスリング・ノア)

 

22分50秒
ハイフライフロー
→片エビ固め
詳細

 
中邑 真輔
(新日本プロレス)

 
KENSO
(全日本プロレス)

 
杉浦 貴
(プロレスリング・ノア)

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