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修斗「The Way of SHOOTO 03〜Like a Tiger,Like a Dragon〜」
日付 5月30日(日)
開始 16:00
会場 東京・JCBホール
日沖がリオン撃破、“修斗の子”が新王者に
ルミナ快勝、漆谷は3度目挑戦でタイトル奪取
“修斗の子”日沖がリオンを破り、新王者に輝いた【t.SAKUMA】
 プロフェッショナル修斗「The Way of SHOOTO 03〜Like a Tiger,Like a Dragon〜」が30日、東京・JCBホールで開催された。

 メーンイベントはライト級王者にして昨年は佐藤ルミナ、アレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラと伝説のファイター2人を連破し、修斗のエースとして君臨するリオン武の防衛戦。挑戦者にカナダの団体TKOの王者であり、戦極(現SRC)でもその強さを見せつけた日沖発を迎え、2010年日本格闘技界における大一番が実現となった。
 先手を取ったのはリオン。序盤に強さを見せる日沖に対し、先にパンチを振るって襲い掛かる。しかし、これに拳を返して応戦した日沖は逆にリオンをとらえ、右とジャブをヒットさせグラつかせる。
 その後も前へ前へ出て攻めるリオンだが、日沖はバックステップして距離を保ち、ジャブやカウンターの左フックを打ち込む。そして隙を見て日沖はタックルや首相撲を仕掛けるが、リオンも対策は十分で、すぐにリカバーして脱出する。
 試合は一進一退の攻防となり、場内は「リオン」コールと「日沖」コールが交錯する。パンチで攻め込まんとするリオンだが、日沖はカウンターとリターンを放ってリオンを止める。強打のリオンと巧打の日沖。
 3R終盤は両者激しい打ち合いに。日沖が右クロスを見舞えば、リオンも右ストレートを返し、チャンピオンシップにふさわしい熱戦となった上でタイムアップ。
 判定は30−27、29−30、30−27と2−1に割れるも日沖。これまで広く実力を認められながら修斗のタイトルに恵まれなかった日沖が、デビューから8年にして遂に世界王座を獲得した。

 試合後マイクを持った日沖は「みんなに頑張るモチベーションを与えられるチャンピオンになりたいと思います。みんなが幸せであることを祈ってます」と、謙虚さで知られる人柄そのままに挨拶。試合後には次戦はSRCへの参戦が濃厚であると語った。
ルミナ(左)は松根をパウンドでしとめ、会心のKO勝利【t.SAKUMA】


 第5試合では“修斗のカリスマ”佐藤ルミナvs.“修斗ジャンキー”松根良太の対戦が実現。
 ルミナに憧れ修斗を始めた元世界フェザー級王者・松根は、これが3年7ヵ月ぶりとなる復帰戦。62キロの契約戦で、思いがけない世代対決となった。
 時おりルミナがタックルへ行くかのフェイントを見せるが、試合は打撃戦で進行する。互いにローを当て合った後、松根は右ローでルミナのバランスを後方へ崩し、右フックを強打で打ち込む。ダメージの見られたルミナだが、松根は深追いはしない。
 持ち直したルミナは松根の豪腕フックを前方に伸ばした腕のガードで弾き、1Rを終える。
 そして試合は2R、唐突ながらもルミナらしいエンディングを迎える。1Rとは打って変わりタックルで入った松根だが、ルミナはそこへテンカオ(掴まずに繰り出すヒザ蹴り)をズバリ。崩れ落ちた松根にパウンドを送り、ノックアウトを決めた。
 ルミナはこれで昨年10月のバーリ・トゥード・ジャパンに続き2連勝。すでにキャリアの終幕が頭にあるというルミナだが、「もう何十戦はやらないので、試合が決まったら都合を合わせて、できるだけ見に来て下さい」と続闘、そしてラストスパートを誓った。

 その他、世界ウェルター級チャンピオンシップでは王者ヴィラミー・シケリムが遠藤雄介に判定勝ち、世界バンタム級チャンピオン決定戦では漆谷康宏が神酒龍一を降し新チャンピオンに輝いている。(文・長谷川亮)


【関連リンク】
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リオン勝利、5月の防衛戦相手に日沖を指名(10.01.23)
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第1試合 ライト級2回戦
石渡 伸太郎
(GUTSMAN修斗道場/同級環太平洋8位/6勝2敗3分)

 

2R判定 2−0
(19-19、20-18、20-18)

 
美木 航
(和術慧舟會RJW/4勝3敗)
第2試合 ウェルター級3回戦
朴 光哲
(KRAZY BEE/同級世界8位・環太平洋2位/10勝4敗2分)

 

3R 判定3−0
(29-28、29-28、29-28)

 
児山 佳宏
(パラエストラ松戸/同級世界10位・環太平洋3位/6勝1敗1分)
第3試合 フェザー級3回戦
エドゥアウド・ダンタス
(ブラジル/ノヴァ・ウニオン/同級世界2位・南米大陸王者/7勝1敗)

 

3R 1分21秒
スリーパーホールド
詳細

 
扇久保 博正
(パラエストラ松戸/同級世界4位・環太平洋4位/6勝1敗2分)
第4試合 フェザー級3回戦
上田 将勝
(パラエストラ東京/同級世界3位・環太平洋2位/10勝1敗2分)

 

3R 判定3−0
(30-28、30-27、30-28)
詳細

 
田村 彰敏
(総合格闘技津田沼道場/同級世界9位・環太平洋4位/10勝6敗2分)
第5試合 62キロ契約 3回戦
佐藤 ルミナ
(roots/元・環太平洋ライト級王者/22勝13敗1分)

 

2R 0分21秒
KO
詳細

 
松根 良太
(パラエストラ松戸/元・世界フェザー級王者/15勝1敗1分)
選手あいさつ


詳細
第6試合 世界バンタム級チャンピオン決定戦 バンタム級3回戦
漆谷 康宏
(和術慧舟會RJW/同級世界1位/12勝3敗3分)

 

3R 判定3−0
(30-27、30-28、30-28)
詳細

 
神酒 龍一
(GUTSMAN修斗道場/同級世界2位/10勝3敗3分)
第7試合 世界ウェルター級チャンピオンシップ ウェルター級3回戦
[王者]
ヴィラミー・シケリム
(ブラジル/ノヴァ・ウニオン/7勝1敗)
 

 

3R 判定2−1
(28-29、29-28、29-27)
詳細
 

 
[挑戦者]
遠藤 雄介
(GOKITA GYM/同級世界1位・環太平洋王者/10勝3敗1分)
※シケリムが防衛に成功
メーンイベント 世界ライト級チャンピオンシップ ライト級3回戦
[王者]
リオン武
(シューティングジム横浜/17勝3敗)
 

 

3R 判定1−2
(27-30、30-29、27-30)
詳細
 

 
[挑戦者]
日沖 発
(ALIVE/同級世界1位・環太平洋1位/12勝3敗2分)
※日沖が新チャンピオンに

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