大会インデックス
WBC世界フライ級タイトルマッチ
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■試合経過
1R 試合開始のゴングが鳴ると、両者ともゆっくり歩み寄り、グローブを交えてスタート。ポンサクレックが先手を切ってジャブを突く。右回りにステップを踏みながら距離を測る亀田に対し、ポンサクレックは右から左のワンツーなどで飛び込んでいく。互いに距離と相手の反応を探りながらファーストラウンドを終える。
2R 亀田はミドルレンジでジャブを突くタイミングを増やしていくが、ポンサクレックはすかさず左ストレート、右フックをヒット。亀田はサイドステップを取って、リズムを立て直していく。亀田は頻繁に距離を変えるが、ポンサクレックはベテランらしく動じずに淡々とパンチを当てていく。
3R ポンサクレックが積極的に前へ出て距離を詰める。亀田はブロックを固めながらバックステップ、サイドステップで外しながら反撃のチャンスをうかがう。ポンサクレックは亀田のブロックにかまわずワンツーの連打を浴びせていく。ラウンド終盤は亀田も前へ出て手数を増やして応戦。
4R ポンサクレックはタイミングの良い踏み込みから左ストレートを上下に打ち分けていく。亀田はミドルレンジのステップでパンチをかわし、カウンター気味にコンビネーションで反撃。ロングレンジからは右のフックをオーバーハンド気味にたたきつけていく。
4R終了時点の採点は、ポンサクレックが2者の支持(38−38、39−37、40−36)を得てリード。
5R 亀田は右フックを当ててリズムをつかみにいくが、30秒ほど経過したところでバッティング。亀田は右目じりの上を切って出血。ポンサクレックに1点の減点が宣告される。亀田は傷が広がり、出血が目立つ。ポンサクレックは亀田がミドルレンジで応戦しようと足を止めるタイミングを狙い、アグレッシブに前へ出る。
6R 亀田はポイントを挽回しようと前へ出る回数を増やしていく。右フックのヒット数が増え、活路を見出しに行く。ロングレンジでは慎重にディフェンスをし、至近距離から逃げる際に右ボディをヒット。ポンサクレックは少し息を整えながらフィニッシュブローを探る展開。
7R ポンサクレックが右のリードブローを長短で使い分けながら距離を詰め、圧力を強めていく。亀田が真後ろにステップを踏むと、すかさず左ストレートを追加。亀田はある程度の相打ち覚悟といった様相で右から左のコンビネーションを繰り出して応戦。出入りと手数を増やしてテンポを上げていく。
8R ポンサクレックは右を下から上へと繰り出しながら、左ストレートをヒット。揺さぶりをかけて亀田を捕らえていく。手数で挽回したい亀田だが、出鼻をくじかれる形が多く苦戦。それでも2連打、3連打とコンビネーションを打っていくが、思うように活路を開けない。
8R終了時点の採点は、ポンサクレックの2者支持は変わらないが、1人が亀田の優勢を支持。
9R 亀田は積極的に右から左を振るい、ポンサクレックに襲い掛かる。強引に前へ出るシーンが増え、右フック、左ストレートをヒットさせていく。ポンサクレックは様子を見ながら息を整えて応戦するが深追いはしない。
10R ポイントで劣勢の亀田は、残りのラウンドを落とすと苦しい状況で終盤を迎えた。前のラウンドで休んだポンサクレックは右ジャブからのワンツーを中心に手数を増やしていく。亀田は冷静にポンサクレックの前進を見極めながら応戦する。
11R ポンサクレックは至近距離で右のダブルをヒット。手数でもポンサクレックが上回る展開。ロングレンジではボディをたたき、亀田が飛び込むとショートストレートではねのける。亀田はサイドからのフックとストレートを織り交ぜて苦境からの攻略を図る。時間を経るごとに亀田が前へ出るシーンが増えていく。
12R 両者が抱き合って分かれてからラストラウンドがスタート。亀田は逆転KOを狙ってブロックを盾に前進しインファイトを仕掛ける。手数の多いコンビネーションで中間距離から左ストレートを数発ヒット。ポンサクレックは時折反撃するが、余裕からか無理をしない。ラスト1分からポンサクレックが先に仕掛けてると、亀田はラッシュで応戦。しかし、最後まで両者が倒れることはなく試合終了のゴング。勝敗は判定に持ち越された。
判定は2−0(114−114、116−112、115−112)でポンサクレックの勝利。正規王者の亀田は23戦目にして初黒星を喫し、王座を陥落。暫定王者のポンサクレックが王座統一に成功した。
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