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戦極の乱2009
日付 1月4日(日)
開始 16:00
会場 さいたまスーパーアリーナ
五味敗れる……北岡が初代ライト級王者に、ミドル級はサンチアゴ戴冠
菊田が判定で吉田下す、石井慧登場「朝青龍と試合をしたい」
北岡が五味を撃破し、初代ライト級王者に【t.SAKUMA】
 格闘技界新春第1弾となるビッグマッチ「戦極の乱2009」が4日、さいたまスーパーアリーナで行なわれた。
 今大会のメーン、そしてセミファイナルに据えられたのは、戦極初となる2階級(ライト級&ミドル級)でのタイトルマッチ。栄えある初代王者の座を賭け、ライト級は五味隆典と北岡悟、ミドル級は三崎和雄とジョルジ・サンチアゴが雌雄を決した。

 メーンイベントのライト級チャンピオンシップではしばしの見合いの後、北岡が果敢にタックルで飛び込むが、五味にかわされそのままバックを許してしまう。しかしそのままグラウンドへ移行すると、北岡は背後の五味を振り落としてガードポジションの体勢にさせ、そこから足関に変化すると体を反り上げアキレス腱固め。一度は手を振り「大丈夫だ」とアピールした五味だったが、北岡が力を強めると苦悶の表情を浮かべてタップアウト。前日に語った「僕のいいところが出たらさっさと決着がつくと思う」という自身の言葉を実現させ、北岡がわずか1分41秒での秒殺で戦極初代ライト級チャンピオンに輝いた。

 一方、三崎vs.サンチアゴはタイトルマッチらしい力のこもった攻防を繰り広げ、勝負の行方は最終第5Rまでもつれ込む。跳びヒザ、伸びのあるストレートと、ロングレンジの打撃を有するサンチアゴに対し、三崎はローやミドル、サイドキックと蹴り技を有効に使い、最終回までやや優勢と思える展開で持ち込んでいく。
 サンチアゴ自身も劣勢と感じていたか、5Rはこれまでの回より前進を強め展開させていく。三崎が負けじと前に出返したところで、サンチアゴはこの試合初めてのタックルを敢行。これを見事に決めるとテークダウンを奪うのに成功する。終了直前の失策に焦りを覚えたか、三崎は強引に立ち上がろうとするもサンチアゴはマウント→バックとポジションを進めスリーパー。これでがっちり三崎の喉元をとらえ、5R3分26秒でのTKO(レフェリーストップ)決着となった。
三崎は最終ラウンドで無念の一本負け【t.SAKUMA】
 
 
 第5試合で行なわれた吉田秀彦vs.菊田早苗の“柔道世界一対寝技世界一”対決は、判定にもつれ込んだが、GRABAKAの総帥・菊田に凱歌。引き込みからの展開がうまくいかず吉田のパウンドを浴びる場面もあった菊田だが、最終3R、マウントポジションを奪うとそのまま返させずにパンチを集め試合終了。柔道王・吉田を組み伏せる形で、組み技師対決を制した。

 この結果により五味、三崎、吉田という各階級のエースがいずれも敗れる形で大会は終了。まさに“戦極の乱”というべき波乱の結末で09年の幕開けを迎えることとなった。

 また、この日は先ごろUFC挑戦を表明した石井慧がリングサイドで観戦。休憩明けにはリングにも上がり、「総合格闘家の石井慧です」と挨拶をし、「これから僕はアメリカでMMAをすることになりましたけど、大きなお土産を持って帰ってきたいと思います」と将来的な戦極参戦も視野にあることを匂わせ、また「その時はぜひ横綱と試合をしたいと思います」とこの日同じようにリングサイド観戦していた横綱・朝青龍の方を向いて続け、場内の喝采を浴びていた。

 なお次回大会、「戦極〜第七陣〜」が3月20日に東京・国立代々木競技場第二体育館で行なわれるのがこの日明らかとなり、同大会からフェザー級グランプリもスタートとなることが発表となった。 (文・長谷川亮)


【関連リンク】
國保広報が「戦極の乱」を総括、石井&朝青龍にも言及(09.01.05)
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トピックス、インタビューなど「戦極」特集
「戦極の乱2009」はスカパー!HD、スカパー!e2にて完全生中継!(外部サイト)
オープニングファイト1 ライトヘビー級級 5分2R
入江 秀忠
(キングダム・エルガイツ)

 

2R 4分21秒
TKO(レフェリーストップ)
※マウントパンチ
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加藤 実
(フリー)
オープニングファイト2 ライト級 5分2R
マキシモ・ブランコ
(戦極育成選手)

 

1R 0分38秒
TKO(レフェリーストップ)
※踏みつけ
詳細

 
井上 誠午
(和術慧舟會GODS)
第1試合 戦極ヘビー級ワンマッチ 5分3R
チェ・ムベ
(チーム・タックル)

 

2R 2分22秒
TKO(レフェリーストップ)
※スタンドパンチ
詳細

 
デイブ・ハーマン
(F1 Fight Team)
第2試合 戦極ライト級ワンマッチ 5分3R
光岡 映二
(和術慧舟會RJW)

 

1R 4分22分
腕十字固め
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セルゲイ・ゴリアエフ
(MMA BUSHIDO)
第3試合 戦極ヘビー級ワンマッチ 5分3R
中尾“KISS”芳広
(チームタックラー)

 

1R 1分42秒
TKO(レフェリーストップ)
詳細

 
アントニオ・シウバ
(ブラジル/アメリカントップチーム)
第4試合 戦極ライトヘビー級ワンマッチ 5分3R
キング・モー


1R 3分54秒
TKO(レフェリーストップ)
詳細

 
内藤 征弥
(和術慧舟會A−3)
石井慧がリングイン


詳細
第5試合 戦極ライトヘビー級ワンマッチ 5分3R
吉田 秀彦
(吉田道場)

 

3R判定 1−2
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菊田 早苗
(GRABAKA)
第6試合 戦極ミドル級チャンピオンシップ 5分5R
三崎 和雄
(GRABAKA)

 

5R 3分26秒
TKO(レフェリーストップ)
※チョークスリーパー
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ジョルジ・サンチアゴ
(ブラジル/アメリカン・トップチーム)
※サンチアゴが初代ミドル級王者に
第7試合 戦極ライト級チャンピオンシップ 5分5R
五味 隆典
(久我山ラスカルジム)

 

1R 1分41秒
アキレス腱固め
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北岡 悟
(パンクラスism)
※北岡が初代ライト級王者に
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