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挨拶
OP
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■試合経過
K−1甲子園決勝を前に、“未来の美空ひばり”と呼ばれる小学生の天才歌手さくらまやにより、日本国歌独唱が行なわれる。
1R HIROYAはオーソドックス、卜部はサウスポー。両者序盤は踏み込まず静かなローの蹴り合いとなる。HIROYAはノッシノッシといった足取りで歩を進めるも、右ミドル、足への前蹴りを見せるぐらいでまだ目立った攻め手はない。後半、ワンツースリーフォーと連打をまとめて出るHIROYAだが、深追いはしない。1Rの採点は3者とも10−10のイーブン。
2R やや前進を強めたかのHIROYAだが、卜部は入り際にローキックを合わせる。うまくステップインの機会を得られないか。それでも、ヒザ蹴りに手応えを得、その後で右ボディストレートと見舞っていくHIROYAだが、卜部はバックステップしてその後の攻撃を回避する。反撃に転じた卜部は右ジャブを起点にサイドステップと組み合わせて見事な連打を披露。HIROYAが打ち返して来るとスッとステップでかわして間合いを外す。HIROYAに出血が見られ、ドクターチェックが行なわれる。卜部はバックステップして目先でパンチをかわし、そこから打ち返してパンチを当てるのが巧みで、打ち合いの中で左ストレートを当てHIROYAをのけ反らせる。しかし、HIROYAもそこから強気に打ち合いに応じ、左フックを放ってヒットする。両者打ち合いの中2Rが終了。2Rまでの採点は19−19が1人、20−20が2人でドローとなる。
3R 卜部はリーチのあるワンツーでラッシュ。HIROYAはロープに詰められる。ガードを固めながら前に出てくるHIROYA。パンチを放っていくHIROYAだが、やや大振りが目立ちクリーンヒットを奪えない。卜部は細かな右ジャブから左アッパーと繋ぎHIROYAを下がらせる。しかし、右ミドル、前蹴りと攻撃のパワフルさではHIROYAが上回り、卜部を下がらせる。
判定は29−29、30−30、30−30でドロー。2分1Rの延長戦に突入となる。
延長R HIROYAはパンチから左ミドルで行くが、卜部もパンチ主体で応戦し下がらない。先手で攻めるHIROYA。左フック、右フックを卜部に強振していく。HIROYAは先手で攻めるのが目立つ。大きなダメージは与えられずともそのことによりよい印象を得ているか。後手に回ってしまう卜部は手数でも劣っているように見えてしまう。
延長の判定は3者とも10−9でHIROYA。昨年の雪辱を成し、K−1甲子園優勝を果たした。
■試合後のマイク
HIROYA 「みなさん、ありがとうございます。すごいしんどい試合になってしまって、ここで見せられる試合ではなくなってしまったのですが、去年負けて今年勝てて本当によかったです。いろんな支えがあって、魔裟斗さんとの約束があって、優勝できて本当に嬉しいです。これからも格闘技を盛り上げていきたいと思いますので、よろしくお願いします」
■試合後のコメント
■HIROYA「どんどん、大人の選手や強い選手とも戦っていきたい」
――優勝おめでとうございます。試合を振り返ってみていかがですか?
内容は反省点ばっかりなんですけど、優勝できて本当に良かったです。
――ー以前、敗れている雄大選手にリベンジしたいと思いますか?
そうですね。今回の大会に出られていないんで。これで勝っても本物じゃないと思うんで、試合して勝って、決着をつけないといけないと思っています。
――延長戦になってしまいましたが
去年と同じパターンだって思って、それで、絶対にここで獲らないと、成長が何もないと思ったので、疲れていたけど気持ちで向かっていきました。
――大会前は、他の選手とはレベルが違うとおっしゃっていましたが
はい……(苦笑)。やっぱりみんなすごい気持ちが強くて。嶋田選手も、パンチがけっこういいの入ってたと思うんですけど、どんどん前に来て、気持ち強くて。自分もまだまだだなと思いました。
――最後、魔裟斗選手から何か言葉をかけられていたようですが
おめでとうって。あんまりバカバカ打たれすぎると、バカになるぞ、って(笑)。
――来年の目標は?
少し休んでから、タイに戻って、学校もあるんで。あとは練習をいっぱいして強くなりたいです。ムエタイの試合だと大丈夫なんですけど、K−1だとリズムが狂ってしまうんで、そこは課題だと思うんですけど。どんどん、大人の選手や強い選手とも戦っていきたいと思います。
■卜部「来年は経験をつみたい。とにかく、試合したい」
――試合を終えた感想をお願いします
今は、予選からずっときつい練習をやってきたんで、すっきりした気持ちです。
――延長に入ったとき、本戦で勝っているとは思っていませんでしたか?
全部引き分けかなと思いました。2Rめはもしかして取れたかなと思ったんですが、引き分けだったんで、それは。その後の延長も、結果出るまえに自分で、負けたと分かってたんで。
――今年を振り返って、どんな一年でしたか?
去年は見ている側だったんで、それが出ている側になったというのもあるし、人生が180度変わったくらい、衝撃的な感じです。
――来年はどういう年にしたいですか?
来年は経験をつみたいですね。とにかく、試合したいです。すぐにでも。
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