大会インデックス
閉会式
第18試合
第17試合
第16試合
第15試合
第14試合
第13試合
第12試合
第11試合
第10試合
第9試合
第8試合
第7試合
第6試合
第5試合
第4試合
第3試合
第2試合
第1試合
挨拶
OP
 |
■試合の見どころ
PRIDEの果たせなかった最後の夢がついに実現の時を迎える。技術や攻防を超越したドラマ、入場から退場まで両者の一挙手一投足に注目せざるをえない、極めて日本総合格闘技らしい一戦といえるだろう。試合後、決着した両者にはたして何が待っているのか。
■試合経過
入場直前のVTRではレガースをはめられ、ショッカーの戦闘員に改造手術を受ける桜庭の姿が映し出される。その後テーマ曲が流れ、お面をかぶりレガースをつけた選手が現れ桜庭かと思わされるが、その時舞台袖からサングラスと赤いマフラーを身につけミニバイクに乗った桜庭本人が登場。ニセ桜庭は仮面を取ると、阪神タイガースの下柳剛であったことが判明する 後から入場してきた田村の右手には大勝負に見られる小太刀が握られている。 レフェリー注意の際、桜庭から田村に両手で握手を求める。 1R 両者グローブを合わせた後、ともにサウスポーで向き合う。ローを放ってくる田村に、桜庭は低いタックルを仕掛けて足元に組みつく。田村は座り込み、完全な形ではテークダウンを許さない。桜庭はサイドからバックへ回らんとするが、田村が足をすくって桜庭をグラウンドに寝かせる。サイドポジションについた田村だが、桜庭はすぐガードポジションに戻す。田村は鉄槌(てっつい)とパンチで桜庭の顔面を打っていく。桜庭は三角絞めのロックで田村の上体をとらえるが、田村は力を込めた右の鉄槌で桜庭の顔面を打ち据えていく。桜庭は田村の上体に足をかけた状態で、田村の手首を押さえ鉄槌を封じんとする。 桜庭が田村を蹴り放し、猪木・アリ状態となる。桜庭はそこから足元にもぐり込んで足関に変化。田村は体を寄せ、桜庭の顔面にパンチと鉄槌を打ち込み、この足関狙いを崩そうとする。田村が桜庭の足を引き、桜庭を仰向けの体勢にさせる。桜庭はガードポジションに。手首をつかんでくる桜庭を振りほどき、田村はパンチと鉄槌を振るっていく。残り時間3分。桜庭は下から三角絞めのロックで田村の上体に足をかけるが、田村の鉄槌を受け、足が下がってガードポジションとなる。桜庭が下の体勢のまま長い時間が経過する。残り時間1分。1R終了間際の数秒で桜庭は腕十字を狙いにいくが、これは伸ばし切ることができず終了のゴングを聞く。
2R 田村は左ローから左フック。左ローに桜庭がフラついたのを見ると、さらに左フックを振るっていく田村だが、桜庭はここで低空での片足タックル。しかし田村は決めさせずタックルに力を込める桜庭に打撃を集める。桜庭は仰向けになりガードポジションに変化。田村は1R同様、力のこもった鉄槌を振り下ろしていく。しかし、ここは展開がなくブレーク。ここで両者にこう着を誘発する動きがあったとしてイエローカードが提示される。 スタンドに戻り、田村の左ローを右足に受けると桜庭は再び体をよろめかせる。田村はその様子を見て取るとさらに左ローからタックルを放ち、桜庭は引き込みながらのフロントチョークを仕掛けてグラウンドへ。田村が頭を引き抜き、試合は再び桜庭が下でオープンガード、という展開になる。しかし展開がなくブレークでスタンドに戻される。 田村は左ストレートの後、左ローを放つが、ここに桜庭がタックルを合わせてテークダウン。桜庭が上となるが残り時間が少ない。田村はハーフガード。桜庭はボディにヒジを入れるなどして打開策を探るが、グラウンドでのこう着を打破することができない。
判定は3−0で田村。長きにわたる因縁対決を制し勝利した。勝敗が告げられると2人は顔を近づけて何事か語り合う。マイク越しに桜庭の「すいません」「ありがとうございました」という言葉が聞こえてくる。
大会はそのままエンディングへ突入する。
■試合後のコメント
■田村 「まあ終わったかなという感じ」
──試合の感想は?
まあ……う〜んと……。そうですね……。 興行全体的に見るとお客さん向けの試合をしてないという意識がありまして、個人的にはまあ終わったかなという感じですね。
──5年前とか10年前にこの対戦が実現していたらどうなっていた?
質問の意図は分かりますが、その質問をする意味が分からないので答えようがないですね。
──試合後のリングで桜庭選手どんな会話を?
僕のほうから「仲よくしてください」と声を掛けました。 お互いだめだったんで「またいつかお願いします」というような会話をしました。
──桜庭選手は打撃よりも柔術で戦っているように見えました
彼はポジション取りがうまいので、体の中心部を使ってコントロールするような動きをしていて、柔術ではなかったと思います。 見た目はこう着っぽく見えたかもしれませんが、彼は体重を使ってコントロールしてきていたので、できるだけ下にならないようにしていました。
──試合中の感情は?
試合まではいろんな感情がありました。 「インターでやってたような試合を意識してやろうかな」とか葛藤があり、試合前のインタビューなどお互いの記事を読む内に気持ちのぶれがあり、方向性を悩んでいました。 試合に出る直前には「もうやるしかない」っていう気持ちでいました。 これは言えないんですけど立嶋選手に言われたひとことがありまして、それが心に響いてふっ切ることができました。
──無心だった?
無心ではないんですけど「よし」という引き締まった気持ちになりました。
──先ほど言われた「終わったかな」とは?
個人的にはもう少し気楽に試合をやってみたかったなと思いました。
──「気楽に試合をやってみたかった」理由は?
ちょっと硬くなっちゃいまして、今回メーンなので野球でいうと4番バッター。ホームランを狙わないといけない立場だったかと思います。 できれば1番2番とか5番6番。それが楽かというと微妙な言い方になりますが4番には4番のプレッシャーがあり、少し硬くなってしまいました。
──この対戦はさまざまな経緯でなかなか実現しませんでした
それはいいんじゃないですかね。過去は過去なんで。 また時間があるときにお話します。
──2ラウンドの最後に上のポジションを取られました。危機感はあった?
そんなに危ないとは思っていませんでした。 それほど危ない場面ではなかったと思います。
■桜庭 「もうちょっとやりたいな」
──試合の感想は?
もうちょっとやりたいなという感じはありました。 判定っていうのは、何て言うのか……。どうせ負けるなら前回のメルヴィン(マヌーフ)との試合みたいにKOで負けた方が気持ちよかったんですけど。そういう意味で、もうちょっとやりたいなという気持ちはあります。
──1ラウンド終了時になかなか起き上がることができませんでした
疲れてました。
──UWFと違ってパウンドありルールでの対戦でした。戸惑いはあった?
いえ、全然。 煽りVTRでもあったように……あまり深いことを言わせないでください(笑)。
──試合展開については?
難しいですね。相手もいることなので。田村さんがああいう戦い方をしてくるっていうのは想像はしていたんですけど、ちょっと難しいですね。
──体調は
体調? まあ別に普通ですけど。
──試合前後で感情の乱れはあった?
特にありません。
──今後は?
今回もそうですけど、前回もだめな部分を練習して、もうちょっと試合できればいいかなっていう感じですね。
|
|
|
|