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全日本キックボクシング「Fujiwara Festival 〜藤原祭り2008〜」
日付 12月5日(金)
開始 18:00
会場 後楽園ホール
小比類巻、09年K−1へ向け復活の判定勝利
メーンの前田が激勝! 藤原会長は2年ぶりの大暴れ
7年ぶりの古巣で勝利を挙げた小比類巻、09年K−1での完全復活を誓った【t.SAKUMA】
 全日本キック年末の風物詩となっている「Fujiwara Festival〜藤原祭り2008〜」が5日、今年も東京・後楽園ホールで開催された。

 大会の“主役”藤原敏男会長は、昨年こそ足の負傷により欠場となったが、今年は元気に復活して盟友・初代タイガーマスクとタッグを結成。スペシャル・エキジビジョンマッチで全日本キック初登場となるウルティモ・ドラゴンとまな弟子・小林聡のタッグを迎え撃った。
 藤原会長は2年ぶりのリングに大ハッスル。小林とバチバチの打撃戦を繰り広げ、ウルティモ相手には息を切らしながらも見よう見まね(?)でプロレス流の攻防を披露する。
 だが、毎年波乱を呼ぶスペシャル・エキジビジョンマッチだけに今年もただでは終わらない。
 試合中にもかかわらずケンカを始めた藤原会長と藤原喜明組長(特別レフェリー)を、ウルティモが「もっと仲良くやってください。メキシコからテキーラを持って来ましたから」となだめるも、これがかえって逆効果に。テキーラで酔っ払い、敵味方の区別がつかなくなった会長はリング上で大暴れ。組長と結託して和田良覚サブレフェリーを滅多打ちにするなどしたが、最後は逆にリングへ上がった全員から合体ブレーンバスターを決められ万事休す。主役ながらピンフォール負けを喫し、今年のスペシャルマッチは幕となった。
 過去最高と思えるほど動き回った藤原会長だが、試合後マイクを握ると「来年も元気に藤原祭りでお会いしましょう」と、さっそく“続闘”を宣言。還暦を迎えてなお衰えない闘志と“キックの鉄人”ぶりをアピールしていた。

 セミファイナルでは小比類巻太信が約10年ぶりとなる全日本キック登場。これまでK−1を主戦場としてきたASH−RAと対戦したが、2Rと3Rにそれぞれ得意の右ローでダウンを奪い、判定3−0で快勝。試合後には「勝って来年のK−1につなぎたいと思ったので頑張りました。またしっかり練習して頑張っていきたいと思います。もうボクの来年は始まってるんで、みなさんもよいお年をお迎えください」と語り、09年にさらなる復活を誓っていた。

メーンでは前田(右)が今年のベストバウトとも言える死闘を制した【t.SAKUMA】
 笑いに満ちたスペシャル・エキジビジョン・マッチ、コヒの全日本キック復帰戦と満足度の高い内容で進んだ今年の藤原祭りだが、そのすべてを吹き飛ばすかの激闘を繰り広げたのがメーンイベントの前田尚紀vs.ソルデティグレ・ヨースケ戦。
 辰吉似の風ぼうを持つヨースケは開始からガードを固め前進すると、肩を思い切り回してのひじ打ちを振るって前田をカット。前田の傷は客席からも開いているのが確認できるほど大きく、あわや開始間もなくしてストップかとも思われたが、なんとかドクターの許可を受け試合続行。もう1度ひじを受ければストップやむなしの状況であったが、前田はまったく引くことも逃げることもなくヨースケに向かうと、すぐさまフックから右ストレートを突き刺し逆転のダウンを奪う。
 試合はこの後、カットTKOの危機を背負った前田と、倒されても倒されても立ち上がりひじを振るっていくヨースケがノンストップで攻撃を応酬する死闘となり、嵐のような9分間を終了。昨年のベストバウトとなった前田vs.梶原龍児戦、あるいはそれを超えたかと思わせる内容で、4度のダウンを奪った前田が勝者となり、2008年の藤原祭り、そして全日本キックを締めくくった。(文・長谷川亮)


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再起誓う小比類巻「KOで来年のK−1につなげたい」(08.12.02)
オープニングファイト第1試合 79kg契約 3分3R
入月 健一
(S.V.G.)

 

3R判定 2−0
(30-29、29-29、30-29)

 
木村 秀和
(AJジム) 
オープニングファイト第2試合 ライト級 3分3R
渡部 太基
(藤原ジム)

 

3R判定 3−0
(30-28、30-28、30-28)

 
倉持 厳
(超越塾)
第1試合 フェザー級ランキング戦 サドンデスマッチ 3分3R・延長1R
堀口 貴博
(WSRフェアテックス)

 

3R判定 0−3
(29-30、28-30、28-30)

 
森井 洋介
(藤原ジム) 
第2試合 ライト級ランキング戦 サドンデスマッチ 3分3R・延長1R
上杉 武惟
(藤原ジム)

 

1R 2分36秒
KO

 
白濱 卓哉
(建武館)
女子エキシビションマッチ 2分2R
Little Tiger June
(青春塾)

 



 
岡田 敦子
(RAPTURE KING)
第3試合 全日本ライト級王座決定戦 3分5R・延長1R
海戸 淳
(同級1位/S.V.G.)

 

5R判定 0−3
(47-49、47-49、47-49)
詳細

 
遠藤 智史
(同級3位/AJジム)
※遠藤が全日本ライト級の新王者に
第4試合 全日本ウェルター級タイトルマッチ 3分5R
[王者]
山本優弥
(青春塾)
 

 

4R 2分59秒
TKO
詳細
 

 
[挑戦者]
クリストフ・プルボー
(同級1位/スクランブル渋谷) 
※プルボーが全日本ウェルター級の新王者に
第5試合 全日本ミドル級タイトルマッチ 3分5R
[王者]
中村 高明
(藤原ジム)
 

 

5R判定 2−0
(50-49、50-50、50-48)
詳細
 

 
[挑戦者]
江口 真吾
(同級1位/AJジム)
※中村が全日本ミドル級王座防衛に成功
スペシャル・エキシビション ルールなし
藤原 敏男

初代タイガーマスク


9分58秒
ピンフォール
※敗者:藤原敏男
詳細

小林 聡

ウルティモ・ドラゴン
※メーンレフェリー:藤原喜明、サブレフェリー:和田良覚
セミファイナル 70kg契約 3分3R・延長1R
小比類巻 太信
(RAVI RAGAZZI/2004、2005 K−1 WORLD MAX日本王者) 

 

3R判定 3−0
(30-25、30-25、30-26)
詳細

 
ASH−RA
(エックスフォース)
メーンイベント 58kg契約 3分3R・延長1R
前田 尚紀
(フェザー級1位/藤原ジム)

 

3R判定 3−0
(29-23、29-23、29-23)
詳細

 
ソルデティグレ・ヨースケ
(フェザー級7位/U.W.F.スネークピットジャパン)

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