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戦極〜第三陣〜
主催者総括

木下社長と國保広報が大会を総括

■木下社長 「最高の試合をお見せできた」

 第一陣、二陣、三陣と大会を重ねてきて今回は最高の試合をお見せできたと思います。
 第一試合から白熱した試合が続いていて、私としては最後吉田選手に良い試合を見せていただいて、ファンとして見ても良い内容だったのではないかと思っています。

■國保広報 「またひとつ戦極の歴史を刻むことができた」

 第三陣が無事終了して、またひとつ戦極の歴史を刻むことができたのではないかと思います。

 第1試合の高橋和生選手。第1試合にふさわしい打撃戦を繰り広げてくれたと思います。
 結果としては負けてしまいましたが、勝負論を超えた、大和魂、日本男児といったものを見せてくれたのではないかと思います。
 ぜひまたこのような戦いを戦極のリングで見せていただきたいと思います。

 第2試合のジョルジ・マスヴィダル選手とホドリゴ・ダム選手ですが、結果的にダム選手のKO勝ちとなりましたが、どちらが勝ったか分からないような、もう一度対戦すればジョルジ選手が勝つのではないかといった可能性を見せてくれた良い試合だったと思います。

 ダム選手はこのあと70キロのトーナメントに出場しますが、この後どれだけ強くなっているのかを、皆さんに問うていただきたいと思います。
 ジョルジ選手には早々にチャンスを与えたいと思います。

 第3試合のチェ・ムベ選手対マーシオ“ペジパーノ”クルーズ選手。
 結果的には、やはりUFCでチャンピオンシップに絡むような試合をしたペジパーノ選手の圧巻というような印象があります。
 チェ・ムベ選手にはもう少し韓国魂というものを見せてほしかったと、苦言を呈さずにはおられません。
 ぜひまた奮起していただいてムベ選手らしさというものを見せていただきたいと思います。

 第4試合の菊田選手対クリス・ライス選手。
 菊田選手、実はきょうも注射を打ちながらの試合で、本当に無理に無理を重ね、試合をするかしないか1週前まで悩みました。
 ただ「自分を待ってくれているファンがいる。自分は戦極に3月から出ると約束しているんだ。なんとしても勝ちたい、やりたい」この一心だったと思います。今も足を冷やしてひきずって歩いています。でもそんな菊田選手が一本勝ちで復帰した。これからは年間3回くらいやりたいと言ってくれています。
 ぜひ今度はケガを治して、最高の状態でパフォーマンスを見せていただきたいと思います。
 クリス・ライス選手も寝技王の菊田選手を相手になかなか一本を取らせなかったと。また打撃では鋭いもの持っています。この打撃をきょうの試合では見せられませんでしたが、今後、戦極の舞台でこの打撃をお見せできるのではないかと思います。

 第5試合のニック・トンプソン選手対マイケル・コスタ選手。
 戦極を象徴するような試合だったと思います。
 コスタ選手が一本を取るような状態から最後はトンプソン選手が逆転勝ち。
 この試合ももう一度やったらどちらが勝つかわからない、これが戦極らしさかと思います。
 コスタ選手、非常におもしろい選手かと思います。ぜひすぐに戦極の舞台に帰ってきてもらいたいと思います。
 トンプソン選手は危ない場面を見せながらも最後には一本を取る。これが王者の貫録なのかと思いました。

 第6試合、三崎(和雄)選手対ローガン・クラーク選手。
 三崎選手は王者の風格を出しておりましたが、みんなに研究されているな、という気がしました。
 ローガン選手はグラウンドでいくのかと思いきや、スタンドで三崎選手をかなり研究した勝負をしていました。
 ですが、判定とはいえそこに挑み、勝った三崎選手はよくがんばってくれたと思います。
 三崎選手も勝負が終わり、勝ったから言えますが、かなりケガをして無理を押しての試合でした。
 今度は菊田選手同様、ケガを治して完ぺきな状態で出てもらいたいと思います。
 今回は主催者である我々が無理を言って、三崎選手に出ていただいたのですが、本当に勝っていただいて良かったと思います。

 第7試合、藤田(和之)選手対トラビス・ビュー選手。
 最後はビュー選手のすばらしいKO勝ちとなりましたが、前半は藤田選手がKO勝ちするかというようなシーンも存分に見せてくれたと思います。
 この試合もまた、もう一度やったらどちらが勝つか分からない、どちらが勝つにしろ、またKOになるのではないかと。
 負けはしたものの、藤田選手の闘魂は十分に見せてもらったと思います。今後はコンスタントに試合を見せていってほしいと思います。
 ビュー選手は、藤田選手を超えたからには戦極が用意する強豪と対戦していってもらいたいと思っています。

 そしてメーンイベントでは吉田(秀彦)選手が約2年ぶりの勝利。誰よりも吉田選手がうれしかったのではないかと思います。
「どんなことをしても勝ちたかった」これに尽きると思います。
 試合後も8割以上のお客さんが残って、吉田選手の勝利を祝ってくれたというような感じでしょうか。
 吉田選手も控室で珍しく笑顔で喜んでおりました。
 スミス選手は負けたものの「もう一度チャンスがほしい」と言っていました。もう一度トレーニングを積んで戦極の舞台に上がっていただければと思います。

 今後も戦極でしか見せられないリアルなファイト、熱、感動、興奮、ドラマ、そしてさまざまなストーリーを存分に皆様に楽しんでいってもらいたいと思います。
 今度は8月24日の第四陣。ライト級のトーナメントを行います。きょうは5選手を発表しましたが、1人の日本人、2人の外国人選手を加えた8選手でトーナメントを行います。
 これから戦極がお届けするストーリーは皆さんと一緒に作り上げていきたいと思っています。今後とも戦極をよろしくお願いいたします。

──ライト級トーナメント出場のもう1人の日本人は戦極に上がったことのない選手?

 はい、上がったことのない選手を予定しています。

──実績のある選手?

 はい。

──大物?

 もう少し待っていてください(笑)。

──トーナメント日程は?

 8月24日に1回戦、10月末もしくは11月に第六陣の開催を予定しています。そこで準決勝、決勝を行う予定です。

──タイトルマッチ日程は?

 年末になるか、年明けになるか。
 ニューイヤーイベントと呼べるような舞台で対戦してもらいたいと思います。

──吉田選手の今後は?

 今後吉田選手とは相談をしますが、もう一度ジョシュ(・バーネット)選手につながるような道を選ぶのか、われわれの希望としてはもう一度93キロ級でがんばってもらいたいという希望はありますので、相談をしつつ検討していきたいと思います。

──ホジャー戦の可能性は?

 ホジャー選手は93キロでも、100キロでもとのことなんですが、勝手な私見なんですけれども道着マッチなんかもおもしろいのではないかと思います。



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