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新日本キック「BRAVE HEARTS 8」
メーンイベント ウェルター級国際戦
武田 幸三
(治政館)

 

3R判定2−0
(30-30、30-29、30-29)

 
ショアン・ライト
(スコットランド)
試合の見どころ

 1月にジョン・ウェイン・パーに敗れて以来の試合となる武田。結果的には敗れてしまったが、動き的には復調が感じられたため、この試合での完全復活に期待が持たれる。目の手術をして久しいが、ローキックだけでなくかつての豪腕KOが再び見られれば“武田復活”の記念日となるのだが……。

試合経過

1R 武田は場内の「ローキック」の声に応え、右・右・左とローキックを繰り出していく。しかし、リーチのあるライトは右ストレートを伸ばしてきて武田の顔面にヒット。続いてボディストレートを放ってくるが、2発目のボディストレートを見て取り、武田はカウンターの右フックをヒットする。ロープに詰められる武田だが、頭を左に振りながらの右オーバーハンドを放ってロープ際を脱し、左フックをブロックさせてからの右ローキックを当てていく。ライトの踏み込みはスピードがあり、左フックが武田の顔をかすめてヒヤリとさせる。武田はバックステップは用いず、ライトが打って出てくると逆にローキックをカウンターする。しかし終盤はセコンドの指示を聞き、武田は正面に立たず、あるいはバックステップも交えてライトの攻撃をかわしていく。

2R ライトは武田をロープに詰めて右ストレートと左フックで襲い掛かる。武田はガードを固めてパンチを防ぎ、右ローキックを蓄積させていく。右フックのカウンターを決め、武田はライトを下がらせる。しかし、ライトはまたすぐに前へ来る。武田は右フックのカウンターを見せ、右ローを放っていく。ライトは長身から発するプレッシャーで武田にロープを背負わせ、自らも右ローキックを放ってくる。武田は右ロー、左内股ロー。ライトは足のダメージが隠せなくなってきたか、武田のローに大きなリアクションを示し始める。武田はライトのストレートをグローブで弾きながら右ローへ繋ぐ。

3R 武田はこのラウンドもロープを背負う。ライトは体を浴びせるように前へ来るためクリンチとなる。ライトはパンチからミドルで前へ出て、武田をロープから逃がさない。前蹴りを決めて武田を転倒させる。ライトも左インロー、右ローと武田に負けじとローを放ってくる。さらに片足を上げたフォームから右ストレートとトリッキーな攻撃で武田を攻める。武田の右ロー、左インロー、左アウトローが決まるが、ライトはなかなか根を上げない。ライトがガードを下げて後退したところに武田は左フックを見舞い、これがきれいにヒット。さらにライトにロープを背負わせると左ローを打ち込み、試合を終了する。

 判定は30−30、30−29、30−29の2−0で武田。3ラウンド最後の場面で攻め立てたのが勝利を呼び込んだか。


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