大会インデックス
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■試合の見どころ
3月大会で門脇英基に敗れ世界王座を手放した田村がわずか36日での復帰戦。対するは修斗のカリスマにして歴史にその名を刻んできた男・佐藤ルミナ。ともに門脇に敗れて以来の試合となる両者、門脇戦では出すことのできなかった“自分らしさ=得意の攻めパターン”を出すことができるかが試合のカギとなりそうだ。
■試合経過
1R 田村は左インローで先制。その後も左右の蹴りを見舞っていくが、ルミナはフックで切り込んでいく。ルミナを押さえた田村はそのまま押し潰すようにグラウンドへ。ルミナはハーフガードで田村を押さえんとする。田村はマウントへ一気に進め、ルミナが反応してくるが田村もこれについていきバックポジションへ回る。田村はルミナの胴を足でクラッチしてスリーパーを狙う。背後から拳を叩き込む田村だが、ルミナは立ち上がる。おぶさるような体勢となる田村だが、振り落とされずついていく。ルミナは腕をたぐるなどして田村の体を少しずつ横にズラしていくが、田村も背後正面に戻って再びスリーパーを狙う。おぶさった状態のまま1ラウンド終了となる。
2R ルミナはアッパー、フックで切り込んでいく。田村はやや空いた距離から左ミドルを放っていく。パンチのヒットで距離を詰めたルミナは田村の腰をクラッチしてテークダウン。田村はクローズガードとラバーガードでルミナを押さえる。ルミナの右腕を腕十字に極めんとする田村だが、ルミナは腕を引いて極めさせず。左腕で力強いパウンドを2発落とす。田村はルミナを引き寄せて抱え込む。ルミナは田村のラバーガードを背筋を張って振りほどき、パウンドを見舞っていく。ここでレフェリーが試合を止め、田村の腫れ上がった右目をチェックする。 スタンドから再開。田村は右ロングフックから続けて右ミドルをヒット。ルミナは前に出て腰に組みつくが、つぶされて下になる。クローズガードのルミナ。このラウンド前半とは逆の展開となる。ルミナは密着して距離を空けず、田村に大きなパンチを出させない。田村が細かな鉄槌(てっつい)を送る場面でラウンド終了のゴング。
3R 田村はボディへのヒザ蹴り。そして前に出ると右ハイキックでルミナの側頭部をとらえる。崩れ落ちたルミナにパウンドを打ち下ろしていく田村。ルミナは下から足のロックで田村をとらえる。田村は頭部を固定され身動きを封じられる。田村が頭を引き抜きサイドポジションに。ルミナはスタミナが切れたか動けない。横についた田村はルミナの背中にヒザ蹴りを打ち込んでいく。ルミナは田村のポジションを跳ね返す力がない。上四方固めの体勢に回った田村は、そこからノースサウスチョーク。グッタリした感じのルミナはややあってタップし勝負が決した。
■田村のリングインタビュー
――ベルトを失った後の大事な一戦でしたがどうでしょう?
田村 いや、うれしいです。
――一本勝ちという決着でしたが?
田村 結末は自分でも予想してなかったんですけど、体が勝手に動いていい決着になってよかったです。
――またベルトを目指しての戦いが始まっていきますが。
田村 ルミナ選手に勝ったっていうのは自分の中ですごく大きな自信になると思います。
――ファンのみなさんに最後に一言お願いします。
田村 ベルトはなくなったけど、また頑張ります。好きな気持ちと仲間がいるありがたさを忘れないようにしたいと思います。
■試合後のコメント
■田村 「この意味はとても大きい」
──試合の感想は
つかれた(笑)。
──ルミナ選手に勝利しました
この意味はとても大きいと思う。 自分は相手のいいところ引き出しちゃうんですよね。最後は逆転勝ちみたいになったんでよかったですけど。
──試合の作戦は?
いつもと変わりない。蹴って、殴って、組んだら倒して関節技。
──ノースサウスチョークは得意技?
結構得意。
──手ごたえはあった?
がっちり入ったので思い切り絞め上げた。
──ルミナ選手のスタミナ切れは感じた?
自分よりつかれるのが早かったように思う。自分は力を抜きながら攻めることを心がけていたので、それがよかったかもしれない。
──王座戦線に生き残ったかたちになったが
そういうの関係なく、いい試合ができてお客さんがよろこんでくれたことがうれしい。
──リング上でのルミナの印象は?
テレビとかで見ている人なので不思議な感じがした。 試合前に見て、少し「小さいな」と感じた。ウェルター級での試合を見ていたせいもあるが、それが自信につながったかもしれない。
■ルミナ 「たたきのめされてしまった」
──試合の感想は
だめでした。
──コンディションは?
練習もできていたしコンディションもよかった。
──修斗を“伝承”できた?
できなかった。たたきのめされてしまった。
──今後は?
わからない。これから考える。
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