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新日本キック「BRAVE HEARTS 4」
日付 1月21日(日)
開始 17:00
会場 東京・後楽園ホール
武田幸三、復帰後初白星
松本は豪快KO勝利で王座防衛


復帰3戦目に挑んだ武田(右)は崔をローで降し復帰後初白星 【t.SAKUMA】
 新日本キックの2007年第一弾興行「BRAVE HEARTS 4」が21日、東京・後楽園ホールで行われた。新春興行にふさわしく、今大会はフライ・バンタム・フェザー・ライト・ミドルの各階級王者が勢ぞろい。王者の豪華共演にホールは満員の観客で埋め尽くされた。
 トリを務めたのは新日本キックの象徴・武田幸三。昨年は目の手術を経て復帰するも白星がなく不本意な一年となったが、7カ月ぶりとなるリングで韓国の崔龍と対戦し、2007年白星スタートを狙った。
 1ラウンド、どっしりした構えで立つ武田はローキックを主体とした組み立て。崔の左ミドルを受け背中を赤く腫らすが、ダメージをみじんも見せず崔を追い詰めていく。武田が前へ出たのに合わせて右ストレートをカウンターした崔だが、あとの場面はローを効かされてしまい前へ出ることができない。2ラウンドに入ると、左インローと右アウトローを打ち込まれ続けた崔の左足は早々に音を上げギブアップ。立っていることができなくなり、2度目のダウンを喫したところで武田のKO勝ちとなった。
 久しぶりの白星、なおかつ代名詞であるローキックでのKOだったが、コンビネーションに乏しくパンチを被弾する場面も見られたためか武田に笑顔は見られず。リング上ではマイクを握り「今年一年精一杯頑張ります」と宣言したが、控室へ戻ると「つなげる技が一個もなかった」と反省の言葉を口にした。
 

松本(写真)は阿佐美を豪快KO勝利に降し王座防衛に成功 【t.SAKUMA】
 第13試合では武田の国際戦と並びメーンイベントとして組まれた、王者・松本哉朗vs.阿佐美義文の日本ミドル級タイトルマッチが行われた。強烈な破壊力から“人間凶器”とも呼ばれる松本はこの日も全開。挑戦者・阿佐美に先手を取ると、パンチ、ロー、ミドル、ハイと手数でもヒット数でも圧倒していく。阿佐美は松本の攻めを受けた後にパンチを返すが有効打を与えられず、押される展開を打開できない。勝負が決したのは2ラウンド。阿佐美の頭部にカットが見られドクターチェックのあと再開となるが、ここで松本はミドル級に似合わぬ跳躍力を発揮し跳びヒザを阿佐美のアゴにヒット。ダメージの残る阿佐美に右ストレートを突き刺し、あまりにも豪快になぎ倒してノックアウトした。
 会心のKO防衛を果たしコーナーに駆け上がって喜びを表した松本は、「4月のTITANSでラジャ・ミドル級チャンピオンとやらせてください」とムエタイ王座挑戦をアピールした。
 ライト級絶対王者として高度なテクニックとコンビネーションを持つ石井宏樹は、元ルンピニー・フェザー級王者のイソラサック・シッセックサンと対戦したが、ヒジ打ちと左ストレートで2度のダウンを奪われ、最大5点差がつく大差判定負け。改めて打倒ムエタイを目指す今年だが、課題の残る出発となってしまった。
 また、この日はノンタイトル戦で登場した日本フェザー級王者・菊地剛介と日本バンタム級王者・深津飛成だったが、ともに格下の選手を相手にしながらドロー。菊地はナタ刈りローキックを効かせるも、荒々しいフックから少しでも距離が開くと跳びヒザという元バンタム級チャンピオン蘇我英樹の破天荒な攻撃に手を焼き、深津も縦ヒジでダウンを先取するも、バンタム級5位の阿部泰彦にアッパーでダウンを奪い返され痛み分けに終わった。


【関連リンク】
「BRAVE HEARTS 3」大会詳報(06.09.03)
「K-1 WORLD MAX 2006」武田vs.カレロス詳報(06.06.30)
「BRAVE HEARTS 2」大会詳報(06.05.21)
「BRAVE HEARTS 1」大会詳報(06.09.03)
第1試合 ウェルター級 3分2R
光  将
(治政館)

 

不戦勝

 
富竹 晴紀
(揚心)
第2試合 ウェルター級 3分2R
芦澤 史宜
(宮川)

 

2R判定 3−0
(20-14、20-14、20-14)

 
安藤 崇
(トーエル)
第3試合 フェザー級 3分2R
角田 哲
(ビクトリー)

 

2R判定 0−3
(19-20、18-20、18-20)

 
落合 正司
(伊原稲城)
第4試合 ウェルター級 3分2R
TETSURO
(トーエル)

 

2R判定 0−3
(18-19、18-20、18-20)

 
藤田ゼン
(横須賀太賀)
第5試合 ウェルター級 3分2R
神  魁
(西八王子大塚)

 

2R判定 ドロー
0−1
(20-20、20-20、19-20)

 
林 元樹
(横須賀太賀)
第6試合 ライト級 3分2R
川崎 亮
(尚武会)

 

2R判定 0−3
(16-20、16-20、16-20)

 
土屋 修平
(伊原道場)
第7試合 ミドル級 3分3R
昇  平
(日本ミドル級6位/宇都宮尾田)

 

2R 0分55秒
KO
詳細

 
宮本 武蔵
(日本ミドル級8位/治政館)
第8試合 セミファイナル1 日本フライ級 3分3R
建石 智成
(日本フライ級王者/尚武会)

 

3R判定 2−0
(30-29、30-29、30-30)
詳細

 
がってん古川
(日本フライ級2位/政館)
第9試合 セミファイナル2 日本バンタム級  3分3R
深津 飛成
(日本バンタム級王者/伊原道場)

 

3R判定 ドロー
0−1
(28-28、27-28、28-28)
詳細

 
阿部 泰彦
(日本バンタム級5位/JMN)
第10試合 セミファイナル3 ヘビー級国際戦 3分3R
内田ノボル
(日本ヘビー級王者/ビクトリー)

 

3R判定 3−0
(30-29、30-29、30-28)
詳細

 
尹 池永
(韓国)
第11試合 セミファイナル4 日・泰ライト級国際戦 3分3R
石井 宏樹
(日本ライト級王者/藤本)

 

3R判定 0−3
(25-30、26-30、26-30)
詳細

 
イソラサック・シッセックサン
(元泰国ルンピニースタジアム認定フェザー級王者/タイ)
第12試合 セミファイナル5 日本フェザー級 3分3R
菊地 剛介
(日本フェザー級王者/伊原)

 

3R判定 ドロー
0−0
(29-29、29-29、29-29)
詳細

 
蘇我 英樹
(前日本バンタム級王者/市原)
第13試合 メーンイベント1 ミドル級タイトルマッチ 3分5R
[王者]
松本 哉朗
(日本ミドル級王者/藤本)
 

 

2R 1分30秒
KO
詳細
 

 
[挑戦者]
阿佐美 義文
(日本ミドル級1位/治政館)
松本が王座防衛。
第14試合 メーンイベント2 ウェルター級 3分3R
武田 幸三
(元泰国ラジャダムナンスタジアム認定ウェルター級王者/治政館)

 

2R 0分55秒
KO
詳細

 
崔  龍
(韓国)

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