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新日本キック「BRAVE HEARTS 2」
日付 5月21日(日)
開始 17:00
会場 東京・後楽園ホール
武田、復帰2戦目も白星飾れず
正木が井場を下し新王者に


武田は復帰2戦目も白星を飾れず無念のドロー 【t.SAKUMA】
 武田幸三の復帰第2戦をメーンに、新日本キック協会「BRAVE HEARTS 2」が21日、東京・後楽園ホールで行われた。

 目の手術を経て、4月の「TITANS 3rd」で復帰を果たした武田だが、ムエタイ戦士にダウンを奪われての判定負け。今大会は所属する治政館の主催興行であり、後楽園ホールにも1年ぶりの登場となることから復帰後初の勝利を挙げんと闘志を高めていた。
 武田が迎え撃つのは韓国ミドル級の金成植。19戦16勝(5KO)3敗の戦績を誇る、長身のオーソドックスファイターだ。
 代名詞であるローキックを初回から飛ばしていく武田だが、金はリーチを生かしたフックを大振りして反撃する。金の足を腫れ上がらせ、カウンターの右ストレートと左フックを打ち込む武田だが、この日は慎重になり過ぎたか手数が出ない。タフな金は1発の被弾では倒れず、ローを効かされながらも耐えしのぐ。ダウンこそ奪えなかったが、武田ペースで試合は終了。判定で復帰後初勝利を飾ると思われたが、手数の少なさが響いてか判定はドロー。武田は控室で「またやり直しです」と語り、白星は来月出場が予定されるK−1 MAXまでお預けとなった。
 

正木が初回ノックアウトで新チャンピオンに 【t.SAKUMA】
 ダブルメーンイベント第1試合では、日本ウェルター級チャンピオンの井場洋貴が登場。同級2位の正木和也を相手に初防衛戦に臨んだ。連続KOで調子を上げ、武田に続くウェルター級不動の王者を目指した井場だったが、王者らしく応じた打ち合いに落とし穴が待っていた。ともに右ストレートを振るい合う2人だが、先に顔を打ち抜いたのは正木。後退した井場に左フックをフォローし、打ち下ろしの右フックでダウンを奪うと試合は正木の独壇場となる。なんとか立ち上がり、続行の意思を見せた井場だが目の焦点は定まらずダメージは明らか。正木は素早く駆け寄ると右のパンチで立て続けにダウンを追加し、初回ノックアウトで新チャンピオンに輝いた。

 これでフェザー級王者の大野信一郎、ライト級王者の石井宏樹、ミドル級王者の松本哉朗に次ぎ、藤本ジム4人目のチャンピオンが誕生。新日本キック6階級で4階級を制する快挙で、改めて名門ジムの存在感が浮き彫りとなった。

 また、この日は日本フライ級王者の建石智成がノンタイトル戦ながらも判定負け、7月に王者・深津飛成への挑戦が決まっている蘇我英樹がカットによるTKO負けと波乱相次ぐ大会となった。
 休憩明けには現役を退くウェルター級3位のホカトモヒロが登場。謝辞を述べ、引退の10カウントに送られリングを去った。記念品贈呈にリングへ上がった治政館・長江国政会長の視線は、涙をこらえるためか終始上へ向けたままに。師弟の温かい絆(きずな)を感じさせる名場面だった。
第1試合 日本ライト級
中込 健一
(治政館)

 

3R判定 0−3

 
白木 伸美
(トーエル)
第2試合 日本フェザー級
王子
(横須賀太賀)

 

3R判定 ドロー

 
高橋 勝治
(藤本)
第3試合 日本フェザー級
拳士浪
(治政館)

 

3R判定 3−0

 
下田 舞汝武
(尚武会)
第4試合 日本ライト級
大塚 隼人
(ビクトリー)

 

3R判定 ドロー

 
松本 芳道
(八景)
第5試合 日本ウェルター級
TETSURO
(トーエル)

 

3R判定 0−3

 
滝田 純一
(伊原土浦)
第6試合 日本ミドル級
英雄 マクシマス
(八景)

 

3R判定 ドロー

 
喜多村 誠
(伊原道場)
第7試合 日本ウェルター級
佐々木 泰士
(トーエル)

 

3R判定 ドロー

 
緑川 創
(藤本)
第8試合 日本ライト級
栗本 初男
(横須賀太賀)

 

3R判定 0−3

 
中尾 満
(伊原道場)
第9試合 日・泰ライト級国際戦
石原 裕基
(日本ライト級4位/伊原道場)

 

1R 0分19秒
TKO
詳細

 
トンソンノーイ・シンポンローハー
(泰国)
第10試合 日本ウェルター級
荻野 兼嗣
(日本ウェルター級1位/ビクトリー)

 

3R判定 2−0
詳細

 
高崎 博一
(日本フェザー級8位/誠真)
第11試合 日本ミドル級
山崎 銀次郎
(日本ミドル級2位/宇都宮尾田)

 

3R判定 2−0
詳細

 
松崎 勇気
(日本ミドル級3位/治政館)
第12試合 セミファイナル 55kg契約
蘇我 英樹
(日本バンタム級前王者/市原)

 

2R 1分10秒
TKO
詳細

 
木暮 智
(日本バンタム級4位/ビクトリー)
第13試合 セミファイナル 52kg契約
建石 智成
(日本フライ級王者/尚武会)

 

3R判定 1−2
詳細

 
レオン ケイスケ
(日本フライ級2位/誠真)
第14試合 メーンイベント 日本ウェルター級タイトルマッチ
井場 洋貴
(日本ウェルター級王者/治政館)

 

1R 2分25秒
KO
詳細

 
正木 和也
(日本ウェルター級2位/藤本)
※正木が新王者に
第15試合 メーンイベント 日・韓国際戦71kg契約
武田 幸三
(元ラジャダムナンスタジアム認定ウェルター級王者/治政館)

 

3R判定 ドロー
詳細

 
金 成植
(韓国/豊強)

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