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全日本プロレス「ファン感謝デー」
第3試合 武藤敬司presentsスペシャルタッグマッチ 30分1本勝負
武藤 敬司  
神奈月

12分26秒
レフェリーを踏み台にしてのシャイニングウィザード
→片エビ固め
  小島 聡
イジリー岡田
試合の見どころ

 なんと、武藤がモノマネの神奈月とW武藤を結成。小島もノアの三沢のものまねを得意とするイジリーと組み、絶対に見られない夢のタッグが実現する。予想もつかないこの勝負、一番“オイシイ”ところを持っていくのは誰なのか。

試合経過

「スパルタンX」が流れ、イジリー扮する三沢が登場すると観客は早くも大歓声&大爆笑。イジリーは三沢ばりのリングイン&ロープワークを披露する。小島はイジリーとリング上で握手。
 赤コーナー側は武藤のテーマ曲に乗ってW武藤で登場。神奈月がかなりオーバーなアクションで入場すると、武藤も負けじと観客にアピール。2人でLOVEポーズを決める。武藤の名前がコールされると、武藤と神奈月は2人でポーズ。同じようにTシャツを脱いで客席に投げ入れる。

 まずは武藤と小島が先発。小島が武藤の腕をとらえる間、イジリーは三沢ばりにエプロンで足踏みをして気合を高める。武藤がシャイニングウィザードを出すと、小島は腕でブロック。小島も早くもエルボーパットを投げ捨ててラリアットにいくが、これも武藤がブロックする。
 イジリーと神奈月はリングに上がるが、まずはアピール合戦。タックルでぶつかり合っただけで、イジリーは汗ワイパー、神奈月は頭をなでてブレークすると、神奈月は低空ドロップキックからドラゴンスクリューへ。イジリーもタイガードイバーの構えを見せてから、エルボーを繰り出していく。
 イジリーが小島にタッチしたため、神奈月は小島の胸板にチョップをぶちこむが、小島はビクともせず。チョップ一発で場外へ落とされてしまった神奈月は、カツラとマフラーでなぜか萩原流行になってリングイン。「やってみろよ」と小島にカツラを投げつけると、小島もかぶってモノマネをするが、微妙すぎて失笑されてしまう。
 すると、神奈月は今度はバットとヘルメットで新庄のモノマネ。小島に渡すと、小島は腰をクネクネさせてマネをするが、再び小道具を受取った神奈月はおもむろにバットで小島を殴打。神奈月は小島に果敢にもエルボーを決めるが、逆に小島のいっちゃうぞエルボーの犠牲になりかけ、あわてて武藤が救出に入る。
 武藤は小島にエメラルドフロウジョンを決めてイジリーに見せつけると、イジリーがたまらずカット。イジリーは武藤にエルボーからタイガードライバーを狙うが、持ち上げられるはずがなく、でんぐり返しのようなジャーマンからフェースロックへ移行する。
小島が場外で武藤をとらえると、イジリーはエルボースイシーダ……と見せかけて普通にロープをまたいでリングを降りてエルボー。
 小島とイジリーは武藤に対し合体のブレーンバスターを決めてみせるが、なぜか武藤よりもイジリーに大ダメージ。このスキに武藤が小島を、神奈月がイジリーをとらえ、低空ドロップキック、ドラゴンスクリュー、シャイニングウィザード、足4の字固めをダブルで競演。最後は神奈月が和田レフェリーを踏み台にしてのシャイニングウィザードでイジリーからフォールを奪った。
 試合後、4選手はガッチリ握手をかわし、健闘をたたえ合った。


試合後のコメント

■武藤 「いつもとは違う緊張感があった」

 何か、いつもとは違う変な緊張感がありましたね。ばくち的な要素もあって、どうなるかと心配したんですけど、全日本プロレスのファンに助けられました。二人(神無月、イジリー岡田)にも、モノマネのプロとして助けられました。
 
■神無月 「一流のプロレスラーとタッグが組めるなんて、最高の夢舞台です」

 最初に、イジリーさんとリングで向かい合った時に、真っ白になってしまって。小島さんをバットで殴ったことも覚えていないですし。小島さんすみません。裏で仕返しをしないように。でも、一流のプロレスラーと一緒にタッグを組めるなんて、プロレスファンとしては最高の夢舞台です。僕が武藤さん、イジリーさんが三沢さんのモノマネをし始めて、6年が経つんですけど、ずっとやり続けてきて良かったです。

■イジリー岡田 「ずっと憧れていたリングに立てるなんて」

 小中高と体育の成績はずっと1か2だったんですけど、そんな僕が、まさか小さいころからずっと憧れていたプロレスのリングに立てるとは思いませんでした。お客さんも入場の時から温かかったですし、報道陣もこんなに集まってくれて、いつ、「どっきり」って言われるか、どきどきしていました。本当にいい経験をさせていただきました。ありがとうございました。

■小島 「こういうはじけたプロレスもいいかなと思う」

 今日の試合は、プロレスラーとしては、非常に難しい課題を与えられたなという思いでした。プロレスラーじゃない人と試合をするということで、試合前も非常にナーバスになりましたし、自分のスタンスをどうやって出していこうかと。でも、これだけ多くのファン、マスコミの方に来ていただいて、注目してもらったんで良かったです。今日はファン感謝祭で、お祭り的な部分があって、こういうはじけたプロレスをやりましたけど、こういうのもいいかなと思いましたね。

武藤 コジ、二人がプロレスのリングに上がってくれたんだから、今度は逆に、お前がモノマネに出ろよ。

イジリー ぜひ、ものまねバトルに。

小島 (苦笑)

武藤  このジョイントは初めてだったけど、盛り上がったし、これからも考えていきたいですね。

神無月 僕らは連戦は無理かと……。

武藤  でも、また2回目を企画していきたいですね。次やったらもっと素晴らしいものができるんじゃないかと思っています。


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